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2011.03.10 (Thu)

妻の超然 絲山秋子

文学がなんであったとしても、化け物だったとしても、
おまえは超然とするほかないではないか。
「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」を収録した異色の三部作。
内容(「BOOK」データベースより)




「超然」=物事にこだわらず、平然としているさま。


「妻の超然」の、”朝十時半の一人グーグル”が面白い。
浮気に超然はないのだ、も納得。
妻は超然としているつもりかもしれないけど、
実は全然超然となんかしてないところが
かわいらしくもあり、人間くさくもあって好き。

「下戸の超然」、これは下戸の人は大いに共感しそう!
広生みたいな低温な男の人って
なんか惹かれちゃうんだよなー。

「作家の超然」は私にはちょっと難しかった。
作者が自分に向けて言ってる感じなのかな。
「妻」「下戸」とはガラッと変わります。


私も超然としていたいけど・・・無理だな。


★★★★☆




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20:47  |  絲山秋子

2011.03.05 (Sat)

つるかめ助産院 小川糸

「生まれる」ことの奇跡を描く再生と自立の物語
失踪した夫を探して南の島に来たまりあは、
島の助産院で妊娠を知らされる。
出生の秘密に囚われ、母になることに戸惑うが・・・。
命を育み、自分の生を取り戻すまでの誕生と再生を描く感動の長編小説。
(内容紹介)



うーこれは・・・。
時間的に一気に読むことができなくて数回に分けて読んだのですが、
毎回泣かされてしまいました。


私の中で小川糸さんといえばやっぱり「食堂かたつむり」なのですが、
その雰囲気を持ちつつ、今回はさらに力強さもプラスされた印象。

母の強さ。
延いては人間の強さ。
かと思えば、強さと背中合わせで脆さも同居している。


ネガティブで人生になげやりなまりあが、
島のいろんな人たちとの出会いや妊娠を通して
強く、逞しく成長していくのがなんだか心強かったです。

それに比べて小野寺君・・・。
ラストは「えーーーー」(ブーイング)だったけど。


人が人を生む。
自分が今ここにいるのは、母が命がけで私を生んでくれたから
なんだな、としみじみしてしまいました。
(お母さん、ありがとう!)

生んでくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。

…自分でもウザいくらい感動してます…


★★★★★




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22:09  |  小川糸

2011.03.01 (Tue)

空き家再生ツアー 岸本葉子

50歳は分別ざかり!?仕事はあるけど、未婚、ひとり暮らし。
ためらうこと、あきらめることも多いけど…。
そんな私たち、それぞれのこれから―。

内容(「BOOK」データベースより)



作者の岸本さんは人気エッセイストなんですね。
初めて読ませていただきました。

連作短編になっていて、主人公は40代、50代のシングルたち。
社会で一人で生きていくことのちょっとした苦労だったり、
あきらめだったりがある中、どの話も最後はほっと救われる
部分があって良かったと思います。

タイトルにもなっている「空き家再生ツアー」よりも、
それ以外の作品のほうが好みでした。

特に良かったのは「分別ざかり」と「多生の縁」。
ちょっと切なさも残ってしみじみ。

年をとるのって楽しいことばかりじゃないけど、
だからって辛い苦しいことばかりじゃないよね、って感じで
元気もらいました。


★★★★☆




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22:32  |  か行その他

2011.02.25 (Fri)

見知らぬ人へ、おめでとう  木村紅美

「…あの、むかし、日比谷で、いっしょにコンサート観ませんでしたか?」
かつて一度だけ会ったことがあるふたりの女性の、十数年ぶりの再会…。
過去をふりかえりたいわけではない。
なつかしみたいわけでもない。
いまのままでいいとも思っていない。
だけど、あの頃となにが変わったの?
小さな願いをかかえて生きる、ふたりの女性の姿を追った表題作ほか、
「野いちごを煮る」「天使」の2篇を収録。
内容(「BOOK」データベースより)



この記事でも「気になる作家さん」と書いていた木村紅美さん。

何かが起こりそうで起こらない。
何にも変わってなさそうで実は変わっている。

この絶妙な感じがとってもウマイなーと思います。

人生そんなにしょっちゅう劇的変化があるわけじゃないけど、
少しずつ少しずつ人は変わっていく。
そこをちょっとだけ切り取った物語。


★★★★★




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16:42  |  木村紅美

2011.02.16 (Wed)

ハブテトル ハブテトラン 中島京子

「ハブテトル」とは備後弁で「すねている」という意味。
母の故郷・広島県松永の小学校に、2学期だけ通うことになった小学5年生の大輔。
破天荒な大人や友達と暮らすうち、大輔は「あること」に決着をつけようと、
自転車で瀬戸大橋を渡ることにする。
著者唯一の児童文学。
内容(「BOOK」データベースより)




方言が妙に心地いい。
おじいちゃん・おばあちゃん、ハセガワさん、魔女などの大人も、
子供たちもとってもいい味出してるこの雰囲気好き。

ダイスケ、物分りのいい子供らしくない子供だったけど、
自転車旅行を通して、松永の人たちとの出会いで
ぐっと成長!

パパママも子離れしないとね。

きっと東京でまたうまくやっていけるよ。



夏に読みたい1冊。


★★★★★




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13:55  |  な行その他
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