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2008.12.22 (Mon)

光 三浦しをん

小さな島、美浜島。
14歳の信之は、同い年の美花と二人で過ごすことに必死だった。
夜、二人で神社で落ち合う約束をしたその時間に、美浜島は
突然大きな津波にすべてを飲み込まれてしまう。

死体の塊と化してしまった島で生き残ったのは、たったの6人だった。
信之、美花、信之を兄のように慕う輔、輔を暴力で制する父洋一、
灯台守のおじいさん、そしてたまたま美浜島を訪れていたカメラマンの山中。

はじめから美少女である美花に目をつけていた山中は、
夜中に美花を誘い出す。隣に寝ているはずの美花と山中がいないことに
気づいた信之は、美花を”助ける”ことになった。


あの夜から20数年の月日がたち、平坦な毎日を送っている信之の前に
現れたのは、生き残りの輔だった。
信之はまた美花を助けることになるのか。
生き残った者同士が一つの秘密を軸に乱れ始める。


久しぶりに重いのを読みました。
暴力、虐待、性欲、死。
暴力は暴力でしかかえってこない。タイトルの光とは対照的な闇の世界。
匂いたつほどの生々しさで一気に読んでしまいました。
暗くて重くて深い。
読んだ後しばらく放心しちゃうところが、白夜行や残虐記っぽいなと。
こういう作品の感想って書くのが難しい!
間違いなく2008年ベスト3に入る作品。

★★★★★


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