2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.12.26 (Sat)

ぬるい男と浮いてる女 平安寿子

「長い目で見て」
ある日夫に差し出されたのはTADの賃貸契約書だった。
TADは夫が猫可愛がりしている甥っ子唯生のために開いたカフェ。
社会経験も浅い唯生がカフェをやっていくなんてできるのだろうか。
夫は「まぁ長い目で見てやってよ」と言うのだが。

「ブルーブラックな彼女」
中学の同級生弘樹の父親の葬儀で、サチオは17年ぶりに小森さんと再会した。
学生時代から付き合いが良かったわけではない彼女は、
同級生の家族の訃報を聞きつけ、必ず葬儀に参加し泣くらしい。
なぜ彼女はそれほどまでに葬儀にこだわるのだろう。

「滅亡に向かって」
ナチュラリズムという家具屋に勤める剛は32歳独身。
今流行の草食男子だ。自分のテリトリーを大事にし、それを破壊されるくらいなら
がっついてまで女と付き合いたいとは思わない。
そんな剛が店の常連客沙代子に迫られる!

「浮いてる女」
一枝は年金相談センターで働く62歳。
独身を貫いてきた一枝が大事にしているのは自分とお金だ。
親兄弟に嫌味を言われようと自分の身は自分で守る。
そんな一枝が40歳を過ぎてから夢中になっているのがクラシックバレエ。

「ぬるい男」
収はスニーカー専門店ライト・ステップで働くフリーター。
仕事は楽しくもつまらなくもない。言われたことをやるだけなら簡単。
お店のお客さんである橋本さんに気に入られてからは、
今までよりもっとバイト仲間にバカにされるようになったけど、
いちいち反応するのだってめんどくさいんだ。

「えれくとり子」
トシオ君はその日仕事の休憩で入ったオープンカフェで彼女に出会う。
あまりにもきれいなので迷わず携帯カメラにその姿をおさめようとすると
それまで普通に使えていた携帯電話が壊れてしまった。
彼女は電化製品を壊してしまう電波体質の持ち主だった。


ちょっとヘンな人たちの短編集。
久しぶりに読んだ平さんでしたが、読みやすくてあっという間に読了。
ちょっとだけヘンで、ちょっとだけイタい人たちは
なぜか憎めなくてかわいく感じてしまいました。
ところどころに毒っけがあって、途中クスリと。
軽くて読みやすいので普段あまり本を読まない人にもオススメ。

★★★★☆



ランキング参加してます。応援クリックよろしくお願いします!↓↓
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
19:16  |  平安寿子
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。