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2009.11.06 (Fri)

猫泥棒と木曜日のキッチン 橋本紡

お母さんが家出した。書き置きなし。
突然帰ってこなくなった。ぐれた娘が帰ってこないのは分かるけど、
普通母親が家出するか?

でも私は全く焦ってない。だって元々家事は私がやってきていたし、
当座のお金だってちゃんとある。ただ弟のコウちゃんだけが心配。
私とコウちゃんは異父姉弟だ。私の一人目のお父さんは病気で死んでしまい、
二人目のお父さんとお母さんは離婚してしまった。
で、私たちはお母さんにまで捨てられてしまったみたい。

車通りの多いその交差点で私はあるものを見つけた。
猫の死体。車に轢かれて無残な姿。
私はその猫を家に連れて帰って庭に埋めてあげた。
そのときに出会ったのが健一君だ。
コウちゃんも健一君によく懐き、私たち三人はまるで家族のよう。
ニセモノの家族だけど、私は三人で過ごす時間が大好き。


高校生のみずきには不憫すぎるトラブルの数々。
自分たちを捨ててしまった親、次々に発見される猫の死体。
でもみずきは果敢に挑んでいく。逃げたりしない。
みずきのおかれた境遇だけ見るととっても悲惨な物語のようだけど、
そこには力があって、生きていく光がある。
読み終わったあと、前向きな気分になっていました。
みずきに力をもらったような。

大人になるって楽しいことばっかりじゃないけど、
辛いこと、つまんないことばっかりじゃない。
ぜひ中高生に読んでほしい1冊です。

★★★★★



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21:20  |  橋本紡
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