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2009.10.27 (Tue)

白い薔薇の淵まで 中山可穂

「その本、買わないんですか?」
飲み会の帰りにふらりと立ち寄ったその本屋で声をかけてきたのは
山野辺塁、私の人生を狂わせた女だった。

私は普通のOLで、喜八郎という恋人もいたし、ごくごく平凡な毎日だった。
でもそれは塁と出会った事で一変した。
塁は全力で私にぶつかってきた。
理性は吹っ飛び、本能で私たちは愛し合う。
快楽に身をゆだねるのも、激しい嫉妬に苦しむのも、
私にとってははじめてだった。

このままではきっとダメになってしまう。
そう思って別れても、私たちは本当に別れることはできなかった。


この人にだったら殺されたってかまわない。
そんな激しい愛情でぶつかり合う2人の女。
女同士なんだけど、そこには性別を超えた愛があって、
レズビアン小説、って感じは私はしませんでした。
本能で動いたとき、人はここまで強く、ここまで脆くなってしまうんだ。

激しさの中にある切なさに、胸が詰まりました。

喜八郎もいい男だったなぁ。

★★★★★



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