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2009.10.15 (Thu)

海峡の南 伊藤たかみ

祖父危篤の知らせを受け、僕とはとこの歩美は北海道へと向かった。

僕の父親は若い頃に逃げるようにして北海道を出た。
そこからは金儲けに身を委ね、失敗し、家庭も失ってしまう。
父親とはもう何年も音信不通。
生きているのか死んでいるのかさえわからない。

親類が一同勢ぞろいした北海道の地で、僕は父のことを考える。
なぜ父は北海道を去ったのか。
何を得て、何を失ったのだろう。

僕たちは親子だ。
父はいつまでも父。
父が父であることをやめるとき、父は自由になる。

ダメ父と僕との回想シーンと現在を交互に交えながら進んでいく物語。
あの時は分からなかった父の想いが、大人になった今なら分かる気がする。
自分のルーツをめぐる旅。

自分は父親とは違うと思っていた僕は、自分にもその血が流れていることを実感する。
あの人は僕の父親なんだって思い知らされる。
「血縁」って言葉が一番しっくりくる感じです。
もう会うことはなくても、どんなに離れていても、親子は親子。

僕と歩美の今後も気になるところ。

父親と息子の物語って、なんか好きなんですよね。

★★★★☆



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10:00  |  伊藤たかみ
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