2009.10.14 (Wed)
ハミザベス 栗田有起
「ハミザベス」
二十歳の誕生日目前に、父が死に、不動産とハムスター一匹をもらうことになった。
父親とは私が1歳のとき以来、一度も会ったことがない。
死んだものだと思っていたのに、ふってわいた相続話。
花野あかつきと名乗る遺言執行者に呼ばれて、私は半信半疑で会いに行った。
特に欲しい物があるわけじゃなかった私の生活が少しだけ変化した。
「豆姉妹」
私と姉は同じ顔をしている。母親が「時間差の双子」と言うくらい似ている。
両親は私たちが小さい頃に離婚し、それぞれが再婚をした。
母親が再婚して少し経った頃から、私たちは2人で生活している。
まるでひとつのさやにおさまる豆のように。
私たちは豆ふたつぶの姉妹だった。
肛門科の看護婦をしていた姉は、SM嬢への転身を遂げた。
私は高校を卒業したら何になるか、まだ全然決められていない。
最近すっかりお気に入りの栗田さんです。
二つの話はどちらも両親が離婚していて、家族の変わったあり方が描かれています。
主人公は2人とも将来が定まっていない。
だって、何がしたいのかなんてわかんないよ、っていう素直な気持ちに
「うんうん、そうだよそうだよ」って妙に納得してしまいました。
何になりたいか、何になれるかなんて、私なんてこの年になってもわかんないし・・・。
でも読み終わると着実に一歩進んでる感じがしてしまうのが魅力です。
★★★★★
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二十歳の誕生日目前に、父が死に、不動産とハムスター一匹をもらうことになった。
父親とは私が1歳のとき以来、一度も会ったことがない。
死んだものだと思っていたのに、ふってわいた相続話。
花野あかつきと名乗る遺言執行者に呼ばれて、私は半信半疑で会いに行った。
特に欲しい物があるわけじゃなかった私の生活が少しだけ変化した。
「豆姉妹」
私と姉は同じ顔をしている。母親が「時間差の双子」と言うくらい似ている。
両親は私たちが小さい頃に離婚し、それぞれが再婚をした。
母親が再婚して少し経った頃から、私たちは2人で生活している。
まるでひとつのさやにおさまる豆のように。
私たちは豆ふたつぶの姉妹だった。
肛門科の看護婦をしていた姉は、SM嬢への転身を遂げた。
私は高校を卒業したら何になるか、まだ全然決められていない。
最近すっかりお気に入りの栗田さんです。
二つの話はどちらも両親が離婚していて、家族の変わったあり方が描かれています。
主人公は2人とも将来が定まっていない。
だって、何がしたいのかなんてわかんないよ、っていう素直な気持ちに
「うんうん、そうだよそうだよ」って妙に納得してしまいました。
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