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2009.10.02 (Fri)

賢者はベンチで思索する 近藤史恵

七瀬久里子、21歳。
服飾の専門学校を卒業した久里子は、希望する就職先が決まらず、
ファミリーレストラン「ロンド」でウェイトレスのバイトをしている。
このままでいいのかな、という漠然とした思いを持ちながら、
なんとなくな毎日を過ごしていた。

ある日バイトに行くとバイト先の同僚、美晴から「犬飼わない?」と言われる。
公演で子犬を拾ったらしいのだが、美晴の家はペット禁止で飼えない。
そこで一軒家に住む久里子に白羽の矢がたったのだった。

家に帰って両親に相談してみると意外に乗り気で即OKが出た。
早速そのことを美晴に告げた久里子は、その子犬がもう死んでしまっていたことを
知る。ここ最近近所で毒入りダンゴを食べた犬が死ぬ事件が続いているという。

すっかり気落ちした久里子は、その日フラフラと公園のベンチに腰掛けた。
その様子を見て声をかけてきた一人の老人、国枝。
国枝はロンドの常連さんだった。
年齢不詳で、古新聞や古雑誌を読みながら、コーヒーだけで何時間も粘る老人。
その不思議な国枝に出会ったことで、久里子の日常が少しずつ変化する。

3つの章でそれぞれ事件が起きて、そのたびに久里子は国枝老人の助言を受け
事件を解決していくストーリー。
しかし、久里子が信頼していた国枝は、本物の国枝じゃなかった。

読みやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
20代特有の悩みだったり思いが細かく描かれていて、ちょっと懐かしさも。
ミステリーとしても面白いです。
私が犬を飼っているから余計なんだけど、犬がいる生活の描写も良かった。
アンが病院に運ばれるところなんて、自分の事のように泣きたくなってしまいました。

タイトルもステキです。

続編があるので、明日は続編をご紹介します。

★★★★★



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10:10  |  近藤史恵
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