2017年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.09.29 (Tue)

シェルター 近藤史恵

もしも、この世に神様がいるのなら。
わたしを許すよりも、罰を与えてください。


恵は東京にいた。妹の歩から逃げるために。
そこで一人の少女を拾う。少女の名前はいずみ。
目鼻立ちの整った綺麗な少女。
しかしパーカーのフードを取った彼女は、明らかに美容院などで切られたのでは
ない散切り頭をしていた。
余計なことに足を突っ込みたくないと思いながらも、いずみの危うさに
かつての自分を見ているようで放っておけない恵。
「わたし、殺されるかもしれない」
いずみはそう言うのだった。

一方、小松崎は歩との交際が始まり有頂天。
世の中全てに感謝したいくらい、ばら色の人生。
でもその大切な彼女歩が、突然悲痛な声で電話をかけてきた。
中国旅行に行くと言って出かけた姉、恵の部屋に行ってみると、
持って行っているはずのパスポートがあったらしい。
誰にも告げずに行方をくらました恵は、一体どこへ行ってしまったのか。

ライターの代わりに急遽東京へ行かなければならなくなった小松崎は、
その取材先である情報を耳にする。
映画の準主役に決まっていたはずの出水梨央が病気で降板することになったが、
実は梨央は誘拐されているというものだった。


「カナリヤは眠れない」「茨姫はたたかう」に引き続きの
合田力シリーズ第三弾。
第三弾ともなると、各登場人物のことが大体分かっているし、かなり入りやすい。
そこからさらに広がる恵と歩や、力先生の過去なんかも出てきて、
これぞシリーズものの面白さだなーと思います。
今回は大阪から舞台が東京に移ったり、失踪中の映画女優だったりと
シリーズの中では一番スケールが大きい。
でもまぁ力先生は相変わらずです。人の心が読めるんかいってくらい的確です。
表紙の絵が私のイメージしてる力先生とだいぶ違うのでそこがちょっと残念だけど。

ストレス社会でたたかう現代女性には、シェルターが必要。
それは人であったり、場所であったり、過ごす時間であったり様々だと思います。
あなたにとってのシェルターはなんですか?

このシリーズ、もっと続いてほしいんだけど今出てるのはここまでみたい。
もっと読みたいなー。

★★★★★



ランキング参加してます。応援クリックよろしくお願いします!
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
10:06  |  近藤史恵
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。