2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.09.11 (Fri)

ここに消えない会話がある 山崎ナオコーラ

夕日テレビ班の広田はアキバ系(?)の25歳。
某有名国立大学を卒業後、東京へとやってきた。

仕事は自分に向いてると思う。
同い年なのにリーダー風を吹かす佐々木も、なんだかかわいい。
給料はとてつもなく安いし、サービス残業、ボーナスなし。
でも嫌いじゃない。

ちょっとの幸福。
ちょっとの不幸。
いっそすごく不幸だったら、世間のせいにできるけど、
広田はそこまで人生を憎めない。
目の前のことを着実に一歩一歩進めていくだけ。


ナオコーラさんの新作。タイトルのつけ方が相変わらず絶妙!
話の内容は他愛のない職場での会話だったりするんだけど、
そこにはしっかりと作者の世界観。
自分が消えても、自分がした会話は残る。
会話は消えない。

諦めの中にあるほんのちょっとの希望。
広がる何かがある。うまく説明できないけど。

他に、「ああ、懐かしの肌色クレヨン」収録。
最初で最後の2人きりのデート。そのときはもう永遠に訪れない。
一瞬一瞬がぎゅっと濃縮された1冊。

★★★★☆



ランキング参加してます。応援クリックよろしくお願いします!
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
07:06  |  山崎ナオコーラ
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。