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2009.09.07 (Mon)

カナリヤは眠れない 近藤史恵

どうして夫は私を選んだのだろう。

墨田茜は結婚7ヶ月の新米主婦。
夫は飲食店を数店経営する実業家で、茜は悠々自適な専業主婦を満喫している。
そう、私は幸せなはず。
なのにいつも何かに怯えている。
週に2度は現れる義母、センスの悪いプレゼント。
でも夫にはもちろん言えない。嫌われてしまう。
そして「あの」悪い癖が出てしまうのだ。
クレジットカードでの多額の買い物。タンスに眠っている洋服たち。
もう自分がいくら使ったのかも分からない。

一方、雑誌編集者の小松崎はある日の朝、首の激痛に身悶えていた。
寝違えたのかもしれない。2,3日もすれば治るか・・・。
取材のため街を歩いていた小松崎は一人の女性にぶつかる。
軽くぶつかっただけなのに、容赦ない痛みが襲う。
女性はひどく心配し、小松崎を接骨院へと連れて行った。
商売っ気のその接骨院で治療してもらった小松崎は、身体が一気に軽くなるのを感じる。
変わり者の整体師、合田力は「身体の声を聞く」能力にたけていた。


茜と小松崎2人の目線から交互に語られる物語。
茜の買い物依存症っぷりがすごくリアルで、怖さとともに切なさも感じた。
見劣りしたくない、友達の持っているものと比べられたくない、他人から見て
幸せだと思われたい、っていうのは女性ならではの感覚(男の人でもいるかな?)

甘やかすのといたわるのは違う
ただ道しるべを失って迷っているだけ


ラスト、茜が大きな悪意に囲まれていたことがわかってゾッと。
でも茜が強くたくましくなってくれて、最後は救われました。
力先生がいい仕事するんだよな、これが。

シリーズみたいなので、また読んでみようと思います。

★★★★★



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14:21  |  近藤史恵
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