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2009.08.30 (Sun)

平台がおまちかね 大崎梢

井辻智紀は中堅どころの出版社「明林書房」の営業。
学生時代は編集部でバイトをし、大学卒業が危ぶまれていたため就職活動に
専念できず、危ないところを正社員として拾ってもらった。
ライバル出版社の営業真柴に「ひつじくん」なんて呼ばれてしまうまだまだひよっこ。

書店から書店へと走り回る営業マンの業務日誌!

「平台がおまちかね」
売上データを見ていたら、新刊でもないのに異様に売り上げが伸びている1冊があった。
なぜその本が、その書店でだけ売れるのだろう。
早速ワタヌキ書店へと足をのばした智紀が目にしたのは、華々しく飾られたフェア台だった。
嬉しさを店主に伝えるが、なぜか店主は苦い顔。
「君には関係ない。帰ってくれないか。」
え?どうして?

「マドンナの憂鬱な棚」
ハセジマ書店の望月さんは僕たち営業のマドンナだ。
お客さん思いで、本が大好きで、僕たち営業にも気持ちよく接してくれる。
その望月さんがピンチ!
何者かが彼女のことを「つまらない女」と中傷したのだ。
マドンナを守る会が立ち上がる。

「贈呈式で会いましょう」
明林書房が主催する「宝力宝賞」の授賞式。
今年の大賞受賞者に伝言を頼んできたのは、一人の老紳士。
しかし、当の受賞者がいつまでたっても現れない!
無事に授賞式は行われるのか?

「絵本の神さま」
やっと訪ねることが出来たユキムラ書店は先月閉店していた。
絵本が充実してて町の人からも愛されていたその書店がなくなったことを
惜しむ声は多い。智紀も訪れるのを楽しみにしていたのに。
シャッターの前で立ちすくんでいると、声をかけてきたのは蕎麦屋の店主。
最近東京から来たと思われる人が同じように店の前にたたずんでいたらしい。

「ときめきのポップスター」
訪問先の某大型書店で開かれる「ポップ販促コンテスト」。
各社の営業がポップを作り売り上げを競い合う。
ご褒美は次の1ヶ月の平台独占だ!
しかし、不思議な現象が起こった。本の配置が次々に変わるのだ。


大崎梢さんの新シリーズ。
配達あかずきんは書店員が主人公だったけど、今回は出版社の営業。
いろんな書店が出てくるので、成風堂シリーズとはまた違った魅力。
本が1冊できるまでに、いろんな人の、いろんな想いがあるんだなー。
智紀と真柴の掛け合いも面白いし、智紀の成長ぶりも良い。
また楽しみなシリーズが増えました。

1冊1冊、大切に読みたいです。

★★★★★



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21:43  |  大崎梢
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