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2009.08.28 (Fri)

削除ボーイズ0326 方波見大志

世の中のどんな事件でも、それが起こることになったきっかけは
数秒に満たない行動だったり、些細な思い付つきだったりする。

小学6年生のグッチは、フリマで不思議な機械を手に入れた。
デジカメのようなその機械は被写体を捉えてタイマーで時間をセットし「DELETEボタン」
を押すと、その時間から5分間を削除できるというものだった。
半信半疑で使ってみたグッチは、それが間違いなく過去をなかったことにできる
機械だということを知る。

グッチの友人のハルは、1年前のあの事件から車椅子生活になってしまった。
走ることが大好きで、クラスの人気者だったハルは身体が不自由になってしまった
ことですっかり変わってしまった。
あの事件がきっかけで変わった人物がもう一人。それはグッチの兄だ。
ひきこもりになってしまった兄が、ある日屋根から飛び降りてしまう。

あの事件さえ削除できれば。
そうしたらハルも怪我をしなかったし、兄も飛び降りることはなかったかもしれない。
削除装置「KMD」をめぐる少年たちの物語。
そこには知りたくない現実もあった。


発想がなかなか面白い。
タイムスリップものとはまたちょっと違って新鮮です。
小学生らしい心理描写も〇。
はじめは入り込むまでに時間がかかるけど、中盤以降からグッと引き込まれて
最後まで一気に読みました。
ラストまで読んでプロローグに戻ってもう一度読むとちょっと切ないです。

第一回ポプラ社小説大賞、大賞受賞作。
賞金2000万円って!!すごい。
と、話の内容とは関係のないところですごくビックリです。

★★★★☆



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