2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.08.26 (Wed)

夏と花火と私の死体 乙一

9歳の夏休み、わたしは死んだ。

わたしはその日いつものように森に入っていった。
友達の弥生ちゃんと弥生ちゃんのお兄ちゃんの健くんと3人の秘密基地。
木に登って弥生ちゃんと健くんのことを話していると、遠くから
健くんがこちらに向かって歩いてくるのが見える。
おーい!と手を振ったその時、小さな弥生ちゃんの手がわたしの背中を押し、
わたしはあっけなく死んでしまった。

死体を見つけた健くんはビックリしたものの、泣きじゃくる弥生ちゃんをなだめる。
2人の幼い兄妹は、わたしの死体を隠すべく冒険を始める。


実は初・乙一です。なぜか今まで読む機会がなくて。
これ書いたのは作者が16歳の時なんですね!驚き。
主人公があくまでも「わたし」という死体であることが斬新。
死体目線の小説なんて読んだことない。

不気味な冷静さを持つ健くんと、必死になってついていく弥生。
親戚の緑さんがまた妖しくていいです。
「わたし」目線なんだけど、「わたし」の恨みつらみが全然描かれていないのが
良かった。温度感的に。

同時収録されている「優子」も〇。
狂気に充ちている。素晴らしいー。
「夏と花火と私の死体」よりも「優子」のラストのほうが意外でした。
だまされました。

夏はホラーがいいですね。

★★★★★



ランキング参加してます。応援クリックよろしくお願いします!
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
18:26  |  乙一
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。