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2009.07.24 (Fri)

風に顔をあげて 平安寿子

風実は「プロのフリーター」。高校を卒業してから25歳の今まで、たくさんのバイトを
経験してきた。若い頃はマニュアルどおりの仕事でも良かったけど、
最近はそういう仕事を空しく感じている。
この年で定職についてないのって、やっぱりまずいのかな。

恋人の英一はボクサー。バイト先で知り合い、ボクサーである英一が好きだったが、
怪我でボクシングをアッサリと辞める事にしてしまった。
おまけに怪我をしたことも、ボクシングを辞める事も、何も相談してくれなかった。
私って本当に英一の恋人なのか?ボクサーである英一が好きだっただけで、
もしかして私は英一のことを何も知らないのかもしれない。

そんな悶々とした日々を送る風実のもとに、弟の幹が転がり込んできた。
しかも衝撃のカミングアウト。幹はゲイだった。

25歳って若くない。30歳になるのが怖い。
仕事も恋も何もかもが中途半端で、一体私はこれからどうしたらいいんだろう。


資格も才能も学歴もない。フリーターとしての誇りは持っているけど
年齢を考えるとこれからのことは不安。そんな風実のもがいている姿が
すごくリアルで共感できました。きれいに作られてなくて、人間くさいところが良い。
風実の飲み友達小池さんが言うこの一言が結構クる。
生きるって懲役刑だ
何にもうまくいかないときって、こうやって思っちゃうんだよなぁ。
人に愚痴って後悔したり、考えもコロコロ変わったり。
でも最後に風実は自分のやりたいことを見つけていくので、読み終わったあと
勇気をもらえます。
今まで読んだ平さんの作品の中で、一番共感できました!

★★★★★



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23:30  |  平安寿子
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