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2009.07.19 (Sun)

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

元SEの伊藤はコンビニ強盗をし、あっけなく捕まった。
でもその捕まえた相手が悪かった。悪意の塊である城山だったのだ。
しかし、伊藤は気がつくと城山の手から逃れ、見知らぬ島にいた。
そこは日本であるにもかかわらず、外から遮断された島。荻島。
伊藤は轟という熊みたいな男に連れられて、この島にやってきたらしい。

日比野という男に島を案内された伊藤は、喋る案山子に出会う。
その案山子は「優午」といい、未来が分かるという。
伊藤が荻島にやってくることも、優午は100年以上前から知っていたというのだ。
喋る?案山子が?
不思議な島だ・・・。現代において、100年以上も外との交流がないなんてことは
ありえるのだろうか。

伊藤が荻島に来た次の日、その優午が何者かに殺された。
それまでに優午が伊藤に託していたものはなんだったのか。
この島に足りないものとは?


伊坂さんのデビュー作。
伊坂作品は順番に読んでいったほうが良さそうなので、こちらからチャレンジ。
なんとも不思議な物語でした。
これってミステリーなの?ファンタジー?
喋る案山子、鎖国みたいな島、でも現代。

島民はみんなどこか変わっているんだけど、私は一番桜が好きだったなー。
よくやった!!と言いたい!
まぁ、城山はもっといたぶられてもいいんじゃないかとも思うけど。
長い話っぽいのに、本当は伊藤が荻島についてから数日しかたってないんだよね。
はじめは出来事がバラバラすぎて全然わかんなかったんだけど、
最後にはしっくり?きました。
島に足りないもの、で静香の存在理由が明らかに。

全てはつながっている。

★★★★☆




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16:48  |  伊坂幸太郎
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