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2009.05.25 (Mon)

分身 東野圭吾

私はお母さんに嫌われているかもしれない。

氏家鞠子は、北海道で育った。
そして自分が両親の本当の子供じゃないのでは?と悩んでいた。
だって全然似ていないし、母親は私を避けるようにしている。
寄宿舎のある高校に入れられたのだって、そのせいかもしれない。
久しぶりに帰省した鞠子は、両親の歓迎を受けるが、その夜睡眠薬で
眠らされ、火事により一家心中をはかろうとした母親だけが死んでしまった。
母親が死んだことによりよりいっそう強くなった自分の出生の謎。
父親に聞いてもはぐらかされるばかりなので、鞠子は自分で真相を調べようとする。

一方小林双葉は、東京で母親と二人暮し。父親のことは全く知らない。
双葉はバンドを組んでいて、とうとうテレビに出演できることになった。
しかし、母親はテレビ出演に猛反対。テレビくらいいいじゃないかと言う双葉に
聞く耳も持たず、とにかくダメの一点張りだったが、双葉は黙ってテレビ出演を
果たしてしまう。そしてその後、母親がひき逃げで死んでしまった・・・。
テレビ出演がきっかけで母親は殺されたのかもしれない。
双葉もまた、自分の出生の秘密に徐々に近づいていく。


全く同じ顔の二人。双子というよりもどう見ても同じ人間。
物語の途中から、真相は大体予想がつくんだけど、そこからもさらに
ぐいぐい惹きつけるところがすごい。スピード感も。
生みの母親二人の心情が切なかった。
特に双葉のお母さんの強さに胸が打たれた。

ラスト、鞠子と双葉が出会うシーン。
この先二人がどのような人生を歩むのか、高城晶子と対面するのか、とか
色々余韻を残させる描き方で、想像が膨らむ。
あー続きを知りたいよー。

★★★★★



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23:50  |  東野圭吾
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