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2009.04.07 (Tue)

少女には向かない職業 桜庭一樹

中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した。

葵は学校ではいつも面白いことを言って賑やかにしているが、
家に帰ると途端に口数が減ってしまう女の子。
母親と義父との3人暮らし。
義父は足を怪我してしまってから仕事にも行かず毎日呑んだくれている。
母親は家計を支えるべくパートに出る毎日。いつも疲れていて過去に囚われている。

家に帰りたくない。
あー義父が死んでくれたらいいのに。

夏休みに入り家にいたくない葵は、隠れ場所である廃墟でクラスメイトの静香と出会う。
図書委員である静香は、学校では目立たない存在なのに、
プライベートでは異様なほどの迫力を伴っていた。
そして静香に言われた一言

ぜったいみつからない、人の殺し方教えてあげようか?

葵と静香の殺人計画が始まる。


面白かった。
少女に向かない職業=殺人者とか、
各章のタイトル「用意するのはすりこぎと菜種油です、と静香は言った」とか、
うまいなーと唸る。
ゲームに熱中したり、バトルモードに入っちゃったり、
友達の言った一言で殻に閉じこもったり、中学生女子な感じも懐かしい。

でもラストが若干急ぎ足かな。
終わり方はいいんだけど、殺す過程があっという間で
「あれ?もう刺しちゃった??」てな感じになってしまった。


★★★★☆




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