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2009.03.27 (Fri)

最後の息子 吉田修一

「最後の息子」
「破片」
「Water」
の三編を収録。

「最後の息子」
オカマバーを経営している閻魔ちゃんのもとで暮らすぼく。
その生活は「体調の良い病人」のようだ。要するにヒモ。
そして仲間である「大統領」がホモ狩りで無残に殺されてしまった。
生活のあらゆる場面をビデオに録画していたぼくは、
残されているビデオで彼らと自分を振り返る。

「破片」
母が死んで、弟の岳志は父と一緒に酒屋を営んでいる。
東京で暮らしている大海は、1年ぶりに故郷に帰ってきた。
ちょっとストーカー気質のある岳志は、倉庫として買った廃屋を
自分の手で改装していた。

「Water」
水泳部のキャプテンを務める凌雲。
仲間たちと高校生活最後の大会に挑む。
兄を亡くしてから心の病にかかってしまった母や、
同性愛の友人、圭一郎、そして家出してしまった圭一郎の母親。
いろんなことがありながらも、大会当日を迎える。


最後の「Water」が、ホントに青春小説って感じで意外。
全く泳げなかった省吾が必死の形相で泳ぎきるところなんて
思わず涙ぐんでしまいました。
一つの目標に向かって、仲間と一緒にがむしゃらに頑張る、
すっかり忘れていた感覚でした。

★★★★☆


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23:00  |  吉田修一
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