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2009.03.21 (Sat)

雉猫心中 井上荒野

雉猫のヨベルを通じて出会った大貫知子と晩鳥陸朗。
知子には中学で数学教師をしている旦那が、
晩鳥には会計士の妻と中学2年生の娘がいる。

ただそうすることが当たり前のように、二人は貪り合う。
そこには愛情は感じられない。飢餓感?
喉が渇いたから水を飲むように、お腹がすいたから食事をするように、
ただただお互いを食べ尽くす。
精一杯、体当たりで。

知子と晩鳥、それぞれの目線から語られる構成。

二人の関係の描写なんかは、なんというかいつも通りな感じ。
それよりも町内会長の小副川とか、中学生の子供たちが
不気味で怖かった。
町全体が靄がかかっていて、グレーなイメージ。
そこに匂いたつ二人の絡み。生々しい…。
不気味と狂気が合わさって、ドロっとしてます。
読後感?グッタリ。でも嫌いになれないのが不思議。

★★★★☆


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22:23  |  井上荒野
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