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2009.03.20 (Fri)

空を見上げる古い歌を口ずさむ 小路幸也

息子の彰がある日「みんなが”のっぺらぼう”に見える」と言い出した。
父親である自分も、妻である母親も、友達もみんながのっぺらぼうに見える。
主人公のぼくは、20年会っていない兄のことを思い出し、
20年ぶりに兄に連絡をとる。

姿を消す前に、「いつかお前の周りで誰かがのっぺらぼうを見るように
なったら呼んでほしい」と言っていた兄、恭一。

そしてのっぺらぼうにまつわる長い長い恭一の話が始まる。

パルプ町で育った恭一は、ある日高熱にうなされたあとから、
人の顔がのっぺらぼうにしか見えないようになる。
そこから次々と起こる不思議な出来事。
友達のヤスッパが消え、交番のサンタさんが自殺してしまった。
でもそれはまだ始まりに過ぎなかった。
なぜ不思議と周りの人間が死んでいくのか、のっぺらぼうに見える人と
ちゃんと顔が認識できる人と2種類存在するのか。


小路幸也の第一作。
「高く遠く空へ歌ううた」より先に読むべきだったなー。失敗。
ミステリーというよりはファンタジーで、児童書っぽい。
パルプ町という世界がしっかりと確立されていて、安心して読めた。
たくさん人が死ぬ割には、ドロドロ黒いものがなくて、
どちらかというとサッパリとした印象。
真の悪がないからかな。

★★★★☆


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23:26  |  小路幸也
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