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2009.03.04 (Wed)

八番筋カウンシル 津村記久子

八番筋商店街で育ったタケヤスは、小説で新人賞をとったことを
きっかけに勤めていた会社を辞め、地元に戻ってきた。

同じ時期に仕事を辞めて家業の文房具店を継ぐことにしたヨシズミや、
会社で働きながらも喫茶店を出したいと思っているホカリと一緒に
八番筋カウンシルと呼ばれる商店街の寄合に参加することになる。

廃れかけてきている商店街に、新たな問題が浮上していた。
近くに大きなショッピングモールの建設されるかもしれないというもの。
そしてそのショッピングモールの会社に勤めているのは、
かつて商店街の連中が追い出すようなかたちで地元を去って行った
タケヤスの友人、カジオだった。


現在と、タケヤスの中学時代が交互に語られる構成。
子供の頃からの夢だった小説家になれたが、勢いで会社を辞めてしまい
30手前にして生活が心もとないタケヤス。
商店街の行く末と、自分の行く末。
家族を顧みなかった父親との再会や、ヨシズミの祖父が死んだいきさつを
知ることによって、タケヤスの中で何かが少しずつ変わってくる。

相変わらずゆるい感じ。
津村記久子の小説のどこがいいんだろう?って考えてみたら、
登場人物が「頑張りすぎてない」ところだなーって思った。
淡々と日々を生きている、何も大げさなところがない。
それがちょうどいい感じなのだ。

★★★★★


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22:51  |  津村記久子
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