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2009.02.26 (Thu)

次の町まで、きみはどんな歌をうたうの? 柴崎友香

デートでディズニーランドへ車で行くという恵太とその彼女、ルリちゃん。
大阪から東京へと恵太の愛車で行くドライブデート。
そこへぼく小林望と後輩のコロ助は便乗した。
コロ助が長年片思いをしている清水さんに会いに行くのが口実だ。

小林望は、かなり自分勝手な男。
運転もできないくせに、高速で走る風景に飽きたから下りろと言ったり、
浜名湖付近で突然鰻が食べたいと駄々をこねたり。
しまいには、恵太の彼女であるルリちゃんを狙い始める。
いつから好きだったんだ?出会ったころから?ドライブが始まってから?
しかしルリちゃんにアプローチをかけるも即玉砕。
それでも、ルリちゃんが好きな曲の歌詞、
「君が笑ったらぼくも笑ったような気分だ。
君が泣いたらぼくは最悪な気分だ」
まさにそのとおりの感情。

長いドライブ。4人それぞれの感情。その中で気づいていくいろんなこと。
望は何をやっても器用で、写真集を出したり、音楽をやっていた過去を持つ。
自分勝手だけどどこか憎めなくて、過去の栄光にすがることもなくて、
自分がこれからどうしたらいいのかが分からないんだけど、
物語の最後で新しい一歩を踏み出そうとしている。
ちょっとだけ前に進めるかもしれない、そんな気分になる物語。

他に、「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン」収録。これも良かった!

★★★★☆


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22:13  |  柴崎友香
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