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2009.01.19 (Mon)

海の仙人 絲山秋子

一人敦賀に住む男、河野。
宝くじ3億円をあてて、今は世捨て人のような、仙人のような気ままな暮らしをしている。
そこへ「ファンタジー」と名乗る神様が転がり込んできた。

神といっても、何もしてくれない。ただそこに居候としているだけ。

波も立たないような暮らしをしている河野に、さざ波が起きる。

敦賀を一人で旅していたかりんと出会い、恋に落ちていく。

しばらくして、河野の元同僚である片桐が訪ねてきて、河野・片桐・ファンタジーは
3人で旅をする。道中で、河野は過去に自分に起こった辛い出来事を語りだす。
河野はその過去がトラウマで、誰とも肉体関係を持てずにいた。
もちろんかりんとも。

河野も、河野に思いを寄せる片桐も、かりんも、全員が孤独だ。
みんなが、誰かと深く関わることを恐れているような気がした。
ファンタジーの時折放つ一言が、深い。
一度波立ったかにみえた海は、また自然と凪いで行った。

読みやすいけど悲しくて、深い1冊です。

★★★★★


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