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2008.10.21 (Tue)

かなしみの場所 大島真寿美

主人公果那はバツイチで、今は古美術「梅屋」へ手作りのアクセサリーや
雑貨を置いてもらって生計を立てている。
不眠気味の果那は、なぜか梅屋の奥の三畳間だとよく眠れる。
そして頻繁に寝言を言うらしい。

そんな果那のもとへ、元夫を慕う青年「カワサキリュウジ」が突然訪ねてきた。
元夫が仕事を休んでいて行方をくらましているのだが、彼はその原因が果那が昔
誘拐されたことにあるのではないかと思い込んでいる。

果那にとって誘拐は嫌な記憶ではない。
むしろまたいつか迎えにきてくれるのではないか、と思っている。
果那を誘拐したのは誰なのか。果那はその人にまた会えるのか。


静かに進んでいく話。
梅屋のみなみちゃんと果那の対照的な雰囲気も良い。
果那にとっての「かなしみの場所」はどこなのだろう?
誘拐された場所でも、実家でもなさそうだし…。
もう一度読んだらわかるかな。
梅屋の三畳間が気になる!誰も彼もすぐ寝入ってしまうところ。
そんなスペースがあったらいいなぁと思ってしまった。


★★★☆☆


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テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

21:35  |  大島真寿美  |  トラックバック(1)  |  コメント(1)

Comment

生きていくことのいとおしさが、
じんわりと心にしみ込んでくるような味わいがありました。
トラックバックさせていただきました。
藍色 |  2010.10.03(日) 13:51 | URL |  【編集】

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