2009.01.14 (Wed)
アレグリアとは仕事はできない 津村記久子
品番YDP2020商品名アレグリア。
それは新しく導入された大型複合機だ。
その会社で事務員として働くミノベは、アレグリアの人を嘲笑うかのような態度、
(1分働いて2分休む、室温28℃なのにウォームアップなどなど)に
毎日憤慨していた。
一緒に働くトチノ先輩に言っても理解してもらえない。
一人孤独にサポートセンターと闘いながら、アレグリアと対峙していく。
また、メンテナンスのアダシノも、アレグリアそのものと、それを取り巻く環境に
思うところがあった。
大きな仕事がやっと終わりを向かえ、ほっと一息ついたミノベのもとに、
イノモトさんから「アレグリアが動かない」と連絡が。
仕方なしに駆けつけると、そこに目を疑うような事態が起こっていた。
オフィスに働く人なら誰しも一度は思ったことがあるような事象ばかり。
たかがコピー機、されどコピー機。
異常なまでに怒りまくるミノベに、笑いながらも同情してしまう。
ただコピー機との格闘だけが描かれているのではなく、それによって徐々に
変化していく人の感情や人間関係が面白い。
同時収録の「地下鉄の叙事詩」も、同じくらい良かった。
満員電車に乗り合わせた4人のそれぞれの心情がリアル。
不愉快な満員電車では、人は狂気にさらされるのだ。
電車で隣に立っている人は、もしかしたら・・・。
★★★★★
それは新しく導入された大型複合機だ。
その会社で事務員として働くミノベは、アレグリアの人を嘲笑うかのような態度、
(1分働いて2分休む、室温28℃なのにウォームアップなどなど)に
毎日憤慨していた。
一緒に働くトチノ先輩に言っても理解してもらえない。
一人孤独にサポートセンターと闘いながら、アレグリアと対峙していく。
また、メンテナンスのアダシノも、アレグリアそのものと、それを取り巻く環境に
思うところがあった。
大きな仕事がやっと終わりを向かえ、ほっと一息ついたミノベのもとに、
イノモトさんから「アレグリアが動かない」と連絡が。
仕方なしに駆けつけると、そこに目を疑うような事態が起こっていた。
オフィスに働く人なら誰しも一度は思ったことがあるような事象ばかり。
たかがコピー機、されどコピー機。
異常なまでに怒りまくるミノベに、笑いながらも同情してしまう。
ただコピー機との格闘だけが描かれているのではなく、それによって徐々に
変化していく人の感情や人間関係が面白い。
同時収録の「地下鉄の叙事詩」も、同じくらい良かった。
満員電車に乗り合わせた4人のそれぞれの心情がリアル。
不愉快な満員電車では、人は狂気にさらされるのだ。
電車で隣に立っている人は、もしかしたら・・・。
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