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2011.01.31 (Mon)

結婚相手は抽選で 垣谷美雨

少子化対策のため「抽選見合い結婚法」が施行されることになった。
この強制見合いに、アキバ系青年は万々歳、
田舎で母親と暮らす看護師は、チャンスとばかりにひとりで東京へ。
慌てて彼氏に結婚を迫るも、あっさりかわされるOLもいて…。
それぞれの見合い事情をコミカルかつ、
ハートウォーミングに描いた長編小説。
(内容紹介)



「抽選見合い結婚法が、来年四月一日より施行されることが決まった。
対象は、25歳から35歳までの男女で、前科や離婚歴がなく、
子供のいない独身者である。
相手が気に入らなければ3人までは断ることができるが、
やむを得ず3人断った場合は『テロ撲滅隊』に2年間従事しなければならない。


法律ができて喜ぶ者あり、焦る者あり、嘆く者あり・・・。
設定が面白く、最後まで楽しく読めました。
それぞれの恋愛模様も、時代を反映してるなーという感じ。
結婚や恋愛に対するそれぞれの考え方も面白い。

個人的には龍彦と奈々がいいコンビだと思うなー。
はじめは奈々いけ好かないんだけど、最後は強がりがかわいく見えてきて。


ありえない設定のようで、実は水面下でこんな法律できそうだったりして?
いやいや、嫌だけど、お見合いはしてみたいかも。

読みやすいしおススメです。


★★★★★




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21:28  |  か行その他

2011.01.27 (Thu)

冠・婚・葬・祭 中島京子

人生の節目節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。
いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの「今」を切り取る物語。
冠...地方新聞の新米記者が成人式を取材。そこから事件が始まる。
婚...引退したお見合いおばさんに持ち込まれた2枚の写真の行末。
葬...社命で葬式に連れて行ったおばあちゃん。その人生とは。
祭...取り壊しを決めた田舎家で姉妹は最後のお盆をする。

出版社/著者からの内容紹介



小さいおうち以来2冊目の中島さん。

婚の「この方と、この方」がとても良かった!
見知らぬ二人が「結婚」というゴールに向かっていくお見合い。
二人の様子にやきもきするマサ枝さんの人情深さも良かったし、
最初は「どうなんだ?」と思った真知も兄想いのいい妹だ。

何より、マサ枝と亡き夫との関係が素敵。
死別してもなお一緒にいる感覚。
結婚の先にあるのはこういうことなんだ、と思うと
なんだか嬉しくなりました。


★★★★★




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19:36  |  な行その他

2011.01.25 (Tue)

ねむり 村上春樹

覚醒する新世界。
目覚めつづける女の不定形な日常を描いた短編『眠り』が、
21年ぶりの“ヴァージョンアップ”を経ていま再生する
―ドイツ語版イラストレーション、日本版のためのあとがきを収録した、
村上世界の新しい「かたち」。
内容(「BOOK」データベースより)



装丁の美しさが目をひく1冊。
挿絵も物語とマッチしていてとても良かった。

多分以前にも読んだことがあるはずなんだけど、
内容をほとんど覚えていなかったなぁ。

覚醒し続ける女。
現実なんてたやすいものだ。
日中は妻として母として生活し、夜は自分だけのものになった。
その先には何があるのだろう。


ラストのひたひたと迫る恐怖が夢に出てきそう。
この物語自体が夢か現実なのかわからなくなってくる。
不思議と不気味のミックス。


★★★★★




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22:54  |  村上春樹

2011.01.24 (Mon)

さくらの丘で 小路幸也

“さくらの丘”を満ちるたちに遺す―。
遺書には、祖母が少女時代を送った土地を譲ると書かれていた。
一緒に渡されたのは古びた鍵がひとつ。
祖母の二人の幼なじみも、同じメッセージをそれぞれの孫たちに伝えていた。
なぜ、彼女たちは孫にその土地を遺したのか。
鍵は何を開けるものなのか。
秘密をさぐりに三人の孫は、祖母たちの思い出が詰まった地を訪れた―。
三人の少女たちの青春が刻まれた西洋館、
そこを訪れた私たちが見た光景は―二つの時代が交差する感動の物語。
内容(「BOOK」データベースより)



古い洋館と残された謎の鍵。
祖母たちからのメッセージ。
なんだかワクワク。

ただ、その裏には忌まわしき戦争がある。
大切な人たちを失う悲しみがある。
重いテーマだけど、そこは小路さんなので暗いだけではなく
優しさもしっかり詰まってました。

またまた悪人なし。
祖母たちの時代にも、孫たちの時代にも、
優しい人たちばっかりなんだよなー。
極悪人が出てくる小路作品ってのも読んでみたい気がします。

ラストがちょっと駆け足気味で終わってしまったのが残念。


★★★★☆




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20:07  |  小路幸也

2011.01.21 (Fri)

佳代のキッチン 原宏一

失踪した両親を捜すため、お客さんが持ってくる食材で料理を作る
「移動調理屋」を始めた佳代。
キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡るうちに、一風変わった注文や、
ちょっとした事件も舞い込んで…。
すべての答えは美味しい料理の中にある?
そして謎だらけの両親の行方とは。
風味絶佳なロードノベル。
美味しいハートフル・ミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)



「いかようにも調理します」
手書きの木札を下げたキッチンワゴン。
1品500円で、持参された食材を使って調理してくれる「移動調理屋」。

私と弟を置いて出て行ってしまった両親を探すために、
両親の足跡を追って旅をしながら料理を作る。



その土地の水で作る料理たちがおいしそう。
気になる料理がいっぱい。特に鮨天!

どこの土地に行っても、佳代の料理で周りの人たちを幸せにする。
だからどこにいても周りの人に恵まれたんだろう。

ただ、両親については疑問ばかりが残ってしまいちょっと残念。
さすがに子供置いて理想郷っていうのはちょっと無理があったかも。
(子供が快く送り出してくれた・・・わけないだろー!)

佳代はこれからも「佳代のキッチン」を続けていくんだし、
全国を旅しながらのシリーズ化希望!

浅草で大仏男の二人が出てきたの、嬉しかった!


★★★★☆




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22:28  |  原宏一

2011.01.19 (Wed)

往復書簡 湊かなえ

あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。
女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。
そこには五年前の「事故」が影を落としていた。
真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたという
あずみと静香に手紙を送る―(「十年後の卒業文集」)。
書簡形式の連作ミステリ。
内容(「BOOK」データベースより)



手紙のやり取りで話が形成されているのが新鮮。
「手紙」の特性を生かしていて面白い。

往復書簡の回数が増えていくごとに、徐々に真実に近づいていくわけだけど、
最後にゾッとする感じや、文章で感じる独特の嫌らしさが
いかにも湊さんっぽい。

読んでいる最中も、読み終わったあとも、
決していい気分にはならないのに、
どうしてもまた読みたくなっちゃうんだよなー。
これぞ湊マジック?

次は長編読みたい。


★★★★☆




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12:50  |  湊かなえ

2011.01.14 (Fri)

はれのち、ブーケ 瀧羽麻子

こたえを探している、すべてのひとに。

神戸・北野のチャペル。学生時代から10年の交際を経て、ひと組のカップルが結婚する。
当日集まったのは、かつてのゼミ仲間たちだった。
30歳――仕事、恋愛、結婚、出産……それぞれの人生を選び、歩んできた彼らが、
それでも悩み、焦り、迷いながらも見つける幸せの形、等身大の生き方とは。
結婚式の一日を舞台に、六人の男女それぞれの事情を健やかかつ繊細な筆致で描く。
結婚を夢見る人にも、仕事を頑張っている人にも、子育て中のお父さん、お母さんにも!
この小説の中に、あなたのこたえがきっと見つかるはず。期待の新鋭が贈る傑作長編です。
(内容紹介)



一組のカップルと彼らを取り巻く仲間たち。
同じ1日の中でいろんな想いが交錯していて面白かったです。
結婚したい人、結婚願望がない?人、すでに妻子がある人、夢を追う人。
みんな環境や考え方が見事にバラバラだから、このうちの誰かには共感できるはず!?

学生時代のあの頃のまま、とはいかないけど、
30歳になった今もいいもんじゃないかー。
人生の節目、新たな一歩です。

それぞれの話が、最後は「ほんのり」幸せって感じで
大げさじゃないところも良かったなー。


★★★★★




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22:44  |  た行その他

2011.01.07 (Fri)

月曜日の朝へ 朝比奈あすか

群像新人賞作家が描く「27歳」の現実  
これから私は何を得て、何を失うのだろう。
現実の重みに対峙する「27歳」の明日とは。
異なる人生を歩む同級生の一瞬のすれ違いを描く「クロスロード」併録
(内容紹介)



新年あけましておめでとうございます。

今年1発目は朝比奈さんです。


タイトルになっている「月曜日の朝へ」よりも、「クロスロード」のほうが好み。
単調な仕事のシーン、かつての自分を見ているような。
(私は単調な仕事が大好物だったので、主人公とはちょっと違うけど)

日常に埋もれていってしまうんじゃないかという不安と、
それを受け入れようとする諦めみたいなもの、
そんな心の動きがすごくリアルでした。

リアルだから読み終わった後はちょっと切ないような悲しいような
不思議な気持ち。


今年は去年よりはもうちょっと本が読めたらいいなーと思います。
今年もよろしくお願いします!


★★★★☆




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23:32  |  朝比奈あすか
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