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2010.12.22 (Wed)

砂漠の悪魔 近藤史恵

大学生の広太は小さな悪意から親友を死なせてしまう。
平凡な大学生活から一転、極寒の北京で日本人留学生の鵜野と出会い、
広大な中国西部を旅することに…。
終着地のウイグル自治区で、広太は生きる意味を見いだせるのか。
内容(「BOOK」データベースより)



読みやすいのと、続きが気になるのとで一気に読みました。
でも、これだけ登場人物の誰にも感情移入できない作品は珍しい。
広太にいたっては、嫌悪感しかなかった。

でも中国の広大な大地を西へ西へと移動していくロードノベルとしては面白い。
そこには違った世界が広がっていて、圧倒されます。


ラストは唐突過ぎてビックリしてたら終わっちゃった。
「悪魔」が想像していたものとは全く違っていて。
でもやっぱり私には自業自得としか思えませんでした。

嫌いではないんだけど、なんかモヤモヤするなー。

★★☆☆☆



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23:16  |  近藤史恵

2010.12.16 (Thu)

真昼なのに昏い部屋 江國香織

せめて、きちんとした不倫妻になろう。

満ち足りているはずの生活から、逃れようもなくどんどんと恋に落ちていく。
恋愛を、言葉の力ですべて白日の下にさらす、江國作品の新たなる挑戦!

私は転落したのかしら。でも、どこから?
会社社長の夫・浩さんと、まるで軍艦のような広い家に暮らす美弥子さんは、
家事もしっかりこなし、「自分がきちんとしていると思えることが好き」な主婦。
大学の先生でアメリカ人のジョーンズさんは、純粋な美弥子さんに心ひかれ、
二人は一緒に近所のフィールドワークに出かけるようになる。
時を忘れる楽しいおしゃべり、名残惜しい別れ際に始まり、
ふと気がつくとジョーンズさんのことばかり考えている美弥子さんがいた――。

恋愛のあらゆる局面を、かつてない文体で描きつくす意欲作!
(内容紹介)



久しぶりに読む江國さん。

ですます調で書かれていて、独特の雰囲気。
不倫だけどドロドロしてたりエグくはない。
美しくすらある。

だけど、今回は美弥子さんにもジョーンズさんにも、浩さんにも
感情移入ができなかったなー。
妻に無関心なくせに暴言を吐く浩さんも嫌だけど、
それよりなにより、ラスト1行でジョーンズさんが一気に!!
男なんて・・・こんなもん??


江國さんの描く女性って、魅力的ではあるんだけど
私はなんか怖く感じます。
そこがいいんだけどね。


★★★☆☆




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23:11  |  江國香織

2010.12.15 (Wed)

木暮荘物語 三浦しをん

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、
安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。
現在の住人は四人。
一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、
ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。
二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、
3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。

その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、
かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。
一見平穏に見える木暮荘の日常。
しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。
それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、
ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。
(内容紹介)



おんぼろアパート木暮荘を取り巻く人たちの連作短編。
みんな何かしら問題を抱えていて、時に切なかったり、時に笑えたり。
ちょっとズレてるんだよなー。
死ぬ前にどうしてもセックスしたい老人とか、下階の女子大生を覗くサラリーマン
なんて気持ち悪いことこの上ないんだけど、そこはしをんさん。
なんだか応援したくなっちゃう憎めないキャラ。
光子の章だけすごく切なくて泣けてきました。

帯に「私たち、木暮荘に住みたくなりました」ってあるんだけど、
私は嫌だな(笑)
でも、いつまでもそこにあってほしいアパートではありました。
通りすがりにジョンの頭を撫でたいなぁ。


★★★★★



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07:27  |  三浦しをん

2010.12.11 (Sat)

田舎の紳士服店のモデルの妻 宮下奈都

田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。
じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語。
内容(「BOOK」データベースより)



夫がうつ病になり、夫の田舎に移り住むことになった梨々子。
それまでの東京での生活から一変、「何もない」田舎での地味な生活。
恋焦がれて結婚した夫は変わってしまい、子供たちとのコミュニケーションに悩む。
でも少しずつ少しずつ変わっていく。


宮下さんの新刊ということでとっても楽しみにしてました。

東京から田舎に行くことになったときにもらった1冊の日記帳。
その10年日記に書かれる梨々子の気持ち。
夫のうつ病、成長していく子供たち、地元の人たちとの距離。
梨々子自身も少しずつ変化していく。
焦燥感や不安や憤り、細かい心の動きが繊細でした。
ありきたりなようで、ありきたりな家族なんていない。
「普通」ってなんだ?
今私が梨々子と同じ専業主婦で子育て中だからか、思いっきり感情移入。
夫婦のあり方、家族のあり方を考えさせられました。

ドロドロした感情もあんまり生々しくないのは宮下さんだからかな。

私も今年からつけ始めた5年日記。
5年目の欄にはどんなことを書くんだろう。
どんな家族になっているんだろう。


★★★★☆



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07:32  |  ま行その他

2010.12.07 (Tue)

チーズと塩と豆と

10月放送の、NHK・BSハイビジョン紀行番組「プレミアム8」に登場する
4人の女性作家が、それぞれヨーロッパのスローフードやソウルフードを求めて旅をし、
その土地を舞台に書かれる短編小説アンソロジー。
その小説は、ドラマ化され、番組に挿入される。
井上荒野はピエモンテ州(イタリア)、江國香織はアレンテージョ地方(ポルトガル)、
角田光代はバスク地方(スペイン)、森絵都はブルターニュ地方(フランス)。

(内容紹介)



なんて豪華な作家陣!みんな好きだ~!
と興奮気味です。

TV番組だったのはまったく知らなかったなー。
ドラマ見たかったかも。


舞台が外国の物語ってちょっと苦手なんだけど、
今回はそんなに違和感もなく読めた気がします。
「食べる」ことがテーマになっていて、料理の描写が本当においしそう。
素朴なんだけどおしゃれ。
「豆を煮る」ってなんかおしゃれな感じがしてしまうのは私だけでしょうか。




たった一度でいいから、家族で笑って食卓を囲んだ記憶を、
すべての場所に住む人に持ってほしいと思うようになった。
(神さまの庭)


僕は思うのだけれど、おなじものをたべるというのは意味のあることだ。
どんなに身体を重ねても別の人格であることは変えられない二人の人間が、
日々、それでもおなじものを身体に収めるということは。
(アレンテージョ)



「食べる」とは「生きる」こと。
どんなに豪華な料理も一人で食べたらおいしくないし、
簡素な料理でも、大事な人と食べればおいしい。


★★★★★



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20:28  |  アンソロジー

2010.12.07 (Tue)

モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ 川畑のぶこ

◆「断捨離(だんしゃり)」とは?
家の中には、使わないモノ、どこかからもらってきたモノなどたくさんの
「ガラクタ」があります。
使わないモノを捨てて、本当に必要なモノだけに絞り込んでから、
不要なモノの流入を断つ。
モノを絞り込むことでストレスを取り除き、
毎日を快適に過ごすための考え方・ノウハウが「断捨離」です。

◆がんばって収納してあるのは、本当に必要なモノですか?
片づけても片づけても、片づかない……、
家中にモノが溢れている……、
いつもなんとなくイライラする・疲れている……、
――自覚せぬままに溜まったガラクタを捨てることで、そんな悩みを解決します。

「捨てれば、得られる」。
収納より大切なモノの捨て方・片づけ方、
そしてそれによって得られる暮らしや人生の変化を本書で体験してみませんか?

「断捨離」は、あなたの暮らしを豊かにする、
モノと心の「デトックス」法です。

(内容紹介)



巷でうわさ(?)の断捨離。
大変遅ればせながら、手を出してみました。

もっと”修行”みたいな堅苦しい感じなのかなと思っていたんだけど、
この本は結構ゆるめでわかりやすかったです。
「詰まり」を取り除けば、水は滞りなく流れていくっていうのが
なるほど納得でした。

大掃除のモチベーションをあげるために手に取った本だったけど、
そもそも「断捨離」と「掃除」は別物だったみたい。

まずはあのクローゼットから手をつけるか、とか、
あの着ない洋服捨てよう、などとイメージしやすくて
捨てたい欲求がフツフツと。
人間関係もすっきりっていうのもなんだか腑に落ちました。
要は自分に正直に生きるってことなんですね。

「捨て始めたらよいことが立て続けに」みたいなのは
ちょっと宗教っぽかったけど…。


さー、捨てましょう!

★★★★☆



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19:22  |  か行その他
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