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2010.07.29 (Thu)

きままな娘 わがままな母 藤堂志津子

沙良37歳(独身・インテリアコーディネーター)vs.駒子62歳(主婦)。
自由に生きる娘の、一番の「支持者」である母は、実は、一番の「支配者」だった…!
二人暮しの母娘の日常を、シニカルな笑いで切り取った傑作連作短編、全6話。
内容(「BOOK」データベースより)



母と娘って面白いなー。
若い頃の自分を見ているようで、将来の自分を見るようで
ついつい小言も言いたくなっちゃう。
女同士ならではの対立心もある。
皮肉のひとつも言いながら、でもやっぱりいくつになっても母娘。

娘に干渉したりもするんだけど、基本的に駒子さんが憎めないキャラなのがいい!
たまに拗ねちゃったり、ホームシックになっちゃったりかわいいんです。
突然難聴になっちゃうところなんて(都合の悪いことをは聞こえないフリ)特に。

面白おかしく読めて、家族のあったかさもあって、
幸せな気持ちになれました。

★★★★★




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21:22  |  た行その他

2010.07.28 (Wed)

薔薇を拒む 近藤史恵

施設で育った内気な少年・博人は、進学への援助を得るため、
同い年の樋野と陸の孤島にある屋敷で働き始めた。
整った容姿の樋野には壮絶な過去が。
博人は令嬢の小夜に恋心を抱くが、陰惨な事件で穏やかだった生活は一変する。
それは悪意が渦巻く屋敷で始まる、悲劇の序章に過ぎなかった―。
内容(「BOOK」データベースより)



山の中の洋館。閉じられた世界。
一人の美少女と、過去を持つ美少年二人。
それだけで雰囲気満点です。

二人が屋敷で働くことになった理由。
殺人事件が起こることによって徐々に明らかになってくる謎。
静かで美しいんだけど、ラストは切ないです。


弱いんですよね、この雰囲気に。
洋館・屋敷ってだけでドキドキしてしまいます。
もちろん、犯人も意外な人物でストーリーも楽しめました。

★★★★★



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21:44  |  近藤史恵

2010.07.21 (Wed)

愛してよろしいですか? 田辺聖子

斉坂すみれ34歳。
会社の仕事はそつなくこなし、重宝がられているのに、
女もこの年齢で独身となると生きにくくなる。
愛想がよければ男狂いと言われ、ちょっと冷たくすればヒステリー、
質素にすれば色気がない―。
ある旅先で、ひとまわり年下の大学生・矢富ワタルと出会い、
不覚にも恋に落ちてしまった。
若い男の子の顔色に一喜一憂する女の甘やかな恋心を
笑いの渦に巻き込んで描く傑作恋愛小説。
内容(「BOOK」データベースより)



昭和54年初刊の再編集されたもの。
ハイ・ミスのすみれが若い男の子に恋をするお話なんだけど、
34歳での社会での風当たりの強さに、ちょっとだけ時代を感じました。
でも基本今でも全然色あせない新鮮さ。

若い子相手に本気になってどうする、と自分をセーブしているんだけど、
とにかくワタルといると心地いい。
そのうち相手の一言に一喜一憂したりなんかして、すっかり女の子に
なっていくすみれがかわいいです。

ワタルの飄々さと、すみれのやり取りが面白い。

いつの時代も恋する気持ちは変わらない!

★★★★☆



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20:32  |  田辺聖子

2010.07.20 (Tue)

宇宙のみなしご 森絵都

中学2年生の陽子と1つ歳下の弟リン。
両親が仕事で忙しく、いつも2人で自己流の遊びを生み出してきた。
新しく見つけたとっておきの遊びは、真夜中に近所の家に忍び込んで屋根にのぼること。
リンと同じ陸上部の七瀬さんも加わり、ある夜3人で屋根にいたところ、
クラスのいじめられっ子、キオスクにその様子を見られてしまう…。
第33回野間児童文芸新人賞、第42回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞の青春物語。
内容(「BOOK」データベースより)



なんてほんわかいい話なんだろう。

陽子とリンの仲の良さもほほえましいし、
屋根にのぼるっていう遊びもなんともかわいらしい。
この児童書らしさが、大人になってから結構グッとくるんですよね。
最後4人が手をつなぐシーンなんて最高。

さおりさんが言う、
「友達のことでなやんだりするのって、学生時代の特権」っていうのが印象深い。
学生時代って家族より自分より友達のほうが気になったりすることもある。
心から心配したりね。
確かに大人になると自分や家族や仕事のことばっかりになっちゃうもんなぁ。
陽子やリンが友達を思う気持ちがまぶしかったです。

読みやすくて小学生にもオススメ。

★★★★★



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19:58  |  ま行その他

2010.07.19 (Mon)

なにもいらない 吉川トリコ

甘いもの、お洋服、雑貨etc…「好きなものは三秒でわかる」
主人公田嶋ココロは、ほしいと思ったら手に入れないと気がすまないお姫さま体質。
そんな彼女が、ある雨の日に、下水道のにおいが漂う町で好きなひとを見つけてしまう。
彼の名前は沢村シュウ。インディーズバンドSUPERNOVAのボーカリスト。
「好きになったので、わたしのものになってください」
会ったその日にシュウに告白するココロだが、「あ、無理」と瞬時に玉砕。
それでもシュウをあきらめきれないココロは、猛攻撃をしかけまくるが―。
内容(「BOOK」データベースより)



久しぶりの吉川トリコさんです。

お姫様体質のココロは周りからイタい目で見られちゃうような女の子。
好きになった沢村シュウにはコテンパンにフラれてしまうんだけど、
それでもほしいものはほしい!と突っ走る。

こんなに突っ走れるほど好きになれる人ができたら幸せだよなー。
もうとてつもなくかわいいです。
健気で一途で。
それに引き換え沢村シュウの冷たさといったら・・・。
でもこの二人の温度差がだんだん縮まっていくところが
読んでいてキュンとなってしまいました。

ミチオも結構好きだったなー。いい男だよ!

★★★★★



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15:00  |  吉川トリコ

2010.07.18 (Sun)

スイッチ さとうさくら

フリーアー、ちょっとおしゃれ、恋愛は苦手、苫子26歳(処女)恋の行方はどうなる。
『日本ラブストーリー大賞』審査員絶賛賞受賞。
内容(「BOOK」データベースより)



先日読んだsweet auntのさとうさくらさん。
なんか気になって2冊目です。

これ、すごく好きかも!
群れない女子、苫子。
恋愛が苦手っていうより、人が苦手。
バイト始めても愛想が悪くてクビになってしまう不器用な女の子。
でもすごく真っ直ぐ。
苫子はネガティブだけど、どっかで共感できちゃうんだよなー。
見えないスイッチを探してしまうっていうところも、発想が好きでした。

でもラブストーリーではないような気が。
非恋愛体質の苫子が人を好きになるのはまぁラブストーリーだけど、
それよりも掃除婦仲間や友達との絡みのほうが面白かった。
瑠夏が意外にいいこと言うんだよね。

読みやすくてあっという間でした。

★★★★★





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15:00  |  さ行その他

2010.07.17 (Sat)

更年期少女 真梨幸子

池袋のフレンチレストランに集まったのは、
往年の人気少女漫画「青い瞳のジャンヌ」をこよなく愛する「青い六人会」。
無様に飾り立てた中年女性たちが、互いを怪しい名前で呼び合い少女漫画話
と噂話をするだけの定例会だったはずが…。
いつのまにやらメンバーの度重なる失踪、事故死、腐乱死体発見!
ヒロインになりたい女たちの、暴走ミステリ。
内容(「BOOK」データベースより)



強烈なタイトルと装丁。
(特に裏表紙がポイント高い)
初めて読む作家さんです。

伝説の漫画に夢中になった更年期を迎える女性たちの物語。
青い六人会のメンバーそれぞれのドロドロっぷりといったら。

読んでいて不快な気分になるところも多々あるんだけど、
でも結構ハイスピードで読んでしまいました。
登場人物は誰一人好きになれないけど、殺人事件あり、
ガブリエル様の謎もありで面白かったです。

オタク描写もなかなかリアル。
みんな突っ走りすぎ!

★★★☆☆



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15:00  |  ま行その他

2010.07.16 (Fri)

あられもない祈り 島本理生

凄まじい緊迫感と密度に圧倒され息をのんだ。
島本さんの地平はどこまで広がるのだろう。
――山本文緒
火照った躰の内側から滲み出す愛の不毛と孤独は、私を虜にした。
――行定勲(映画監督)
この小説を読むこと自体、胸をえぐられる恋愛をするのと同等だ。
――西加奈子
早く読んでほしい。でないと、この物語はそれ自体が持つ熱に溶けてしまいそうだから。
――青山七恵
〈あなた〉と〈私〉……名前すら必要としない二人の、密室のような恋
――山本文緒・行定勲・西加奈子・青山七恵さん絶賛の至上の恋愛小説。
読売新聞、毎日新聞でも話題になった島本理生の新境地!
(内容紹介)



うーん、暗い。
DV、リストカット、不倫。
すごい閉塞感。

誰にも感情移入できないどころではなく、読んでる間も読んだ後もモヤモヤ。
描写は相変わらず美しいとは思うけど、
どうしても話自体が好きになれなかった。
直樹も嫌だし、お金をせびる母親も嫌悪感しか残らなかった。


なんとも残念。次に期待。

★☆☆☆☆



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16:00  |  島本理生

2010.07.15 (Thu)

船に乗れ! (3) 藤谷治

各紙誌で話題沸騰&読者の反応も熱い青春音楽小説三部作。
津島と鮎川、伊藤…それぞれの心がぶつかり合い、再びふれ合う
―感涙の最終楽章。
(内容(「BOOK」データベースより))



これで終わりです。

怒涛の2巻で今後どうなるかと思ったけど、タイトルの意味がわかったり、
それぞれ違う人生を歩むことになったりと考えさせられるシーンが多かった。
やっぱり金窪先生の話が一番グッときます。
全体を通して一番好きだな。金窪先生が。(音楽は全然関係ないけど)

演奏シーンはやっぱりミニコンと最後の新生ホール。
躍動感と一体感がひしひしと伝わってきました。
音楽やってた人とかたまんないだろうなー。
私は中学のとき吹奏楽部だったので、その頃のことを思い出して
なんか楽器に触れたくなってしまいました。

青春音楽小説、高校生が読んでももちろんいいけど、
私は大人向きだなーと感じました。
最初はあんなにとっつきにくかった哲学の話も、
終わってしまうともっと読みたかったなーと思います。

いろんな要素が詰まった、全体的に濃い話でした。


★★★★★



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16:00  |  は行その他

2010.07.14 (Wed)

船に乗れ!(2) 独奏 藤谷治

続巻待望の青春音楽小説、「光と影」のさらに色濃い第2楽章へ。
内容(「BOOK」データベースより)



昨日に引き続き第二巻です。

1巻とはまたガラッと変わります。
サトルの短期留学があったり音楽の話ももちろんあるんだけど、
中盤からは苦しいほど理不尽に思える別離の話。

さわやか青春音楽小説だと思って油断してたら思いのほか深い話でビックリ。
自分の知らないところで進んでいってしまう出来事。
サトルの掻き毟りたくなるような感情が読んでいてすごく切なかった。
でも、金窪先生にしたことは許せないな。
金窪先生のシーン結構好きだったので残念。
最後の授業の迫力がすごかった。

痛みを知り、自暴自棄になったサトルはこれからどうなるんだろう。

3巻に続く!



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16:07  |  は行その他

2010.07.13 (Tue)

船に乗れ!〈1〉合奏と協奏 藤谷治

音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、
チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。
不本意ながらも新生学園大学附属高校音楽科に進むが、
そこで、フルート専攻の伊藤慧と友情を育み、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。
夏休みのオーケストラ合宿、市民オケのエキストラとしての初舞台、
南とピアノの北島先生とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、
一年は慌しく過ぎていく。
書き下ろし、純度100パーセント超の青春2音楽小説。
(内容(「BOOK」データベースより))



評判がすごく高いので期待して待っていたシリーズ。
(予約待ち長かったなぁ)

はじめはちょっと難しすぎるかな?という印象でした。
専門用語もそうだし、哲学や思想もとっつきにくい。
おまけに鼻持ちならないサトルもかわいくない。

が!

芸高に落ちて新生学園に入学することになり、仲間と出会うところから
だんだんと面白くなってきます。
「合わせることの難しさ」。
ひとりよがりじゃだめなんだ。
だからこそ合ったときの爽快感が気持ちよかったです。

ピアノ・トリオの迫力も満点!
音楽に詳しくなくても興奮できます。
おじいさまのバッハの意味もじーんときてしまいました。

続いて2・3とあるので楽しみ。

★★★★★



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18:38  |  は行その他

2010.07.12 (Mon)

非・バランス 魚住直子

1つ、クールに生きていく
2つ、友だちはつくらない
学校で生きのびるためには作戦が必要だ

スキを見せれば“いじめ”はつけこむ。だからわたしは、(絶対孤立)。
11歳のとき、ふとしたきっかけで仲間はずれになった「わたし」は、
そのあとにつづくクラスメイトたちの執拗ないじめに必死でたえてきた。
傷ついて砕けそうな心を「クールに生きる」作戦でなんとか支えながら、
数年間をおっくていたのだが、不思議な雰囲気の若い女性、
サラさんと知りあって、「わたし」の日日は微妙に変化していく。
――もうここからぬけだせないのではないか。
バランスのとれない危うく辛い日々をシャープな感覚で描ききった新鋭の問題作。

第36回講談社児童文学新人賞受賞。

(出版社/著者からの内容紹介)



いじめを受けていた過去を持つ私と、大人の女性サラさんとの出会い。
「クール」でいること、を心に決めて何とかバランスをとっていた私と、
「大人」のサラさんとの間に違いはなかったのかもしれない。
人は誰しもこうして危ういバランスをとりながら生きている。

でも時にはバランスがとれなくなったっていいんじゃないか。
主人公もサラさんも、バランスが崩れたことによって本当のことに
気づけたんじゃないかなと思います。
主人公はサラさんのことをずっと忘れないだろうな。

児童書だからかシンプルだし短い話だけど、核心ついてます。
ますます気になる作家さんだ。

★★★★☆





映画化もされてるんですね。



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17:27  |  あ行その他

2010.07.11 (Sun)

ピンクの神様 魚住直子

児童文学の人気作家が初めて贈る大人たちへの7つの物語。
ひとから見たらささいなこと、でも自分には大切なこと。
人生は、そんなトラブルに満ちている。
あらゆる世代の女性たちのこころを優しく繊細に描き、勇気をくれる小説集。
内容(「BOOK」データベースより)



先日読んだきみが見つける物語の中で気になった魚住さんの作品を読む。

短編集で、主人公は学生から主婦までとさまざま。
女ならではの部分がすごくリアルで、一度は経験してしまったいやーな
感じがよみがえる。
学生時代にあったあんなこと、今から考えればたいした事じゃなかったけど
当時はすごく落ち込んだなー。とか。

いくつになってもついてくる「人間関係」。
大人になったら解放されると思い込んでいたけど、大人になってからのほうが大変だ。
でもどの話も最後は救われる。
読み終わった後あ~良かったと思わせてくれる。
一歩前に進めます。

どの話も自分好みでした。

★★★★★



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15:00  |  あ行その他

2010.07.10 (Sat)

sweet aunt さとうさくら

実花、高校3年生。
パパとママの死をきっかけに、ふたりがそろって日雇いのフリーターだったことが判明。
遺産はゼロ、住んでいた家も失くし、憧れていた専門学校への進学も帳消し。
絶望のふちに立った実花を、さらに絶望させる最悪の出来事、
それは大嫌いな叔母さんに引き取られることだった。
叔母さんは、オシャレで美しかったママの妹のくせに、地味で無愛想で変わり者…。
嫌で嫌で仕方なく始まった叔母さんとの共同生活だった。
けれど、そこにはパパとママとの生活にはなかった、力強くて温かい、
確かな幸せの感触があったのだった。日本ラブストーリー大賞シリーズ。
(内容(「BOOK」データベースより))



初めて読む作家さん。

両親とは正反対の「イケてない」叔母さんと暮らすことになった実花。
彼氏と一緒に通うはずだった専門学校にも行けないし、
住んでいた家すら出なければならない絶望の日々。

はじめは実花自身にも、叔母さんにも、彼氏にも、友達にも
誰にも感情移入できずにモヤモヤしてしまった。
でも実花が自分のやりたいことを見つけるところあたりから
読むスピードは一気に加速。
叔母さんは不器用なだけだったのね。

二人の距離感が縮まっていくごとに、だんだん面白くなってきました。
古着屋の店長さんもいい味。
読み終わるとはじめに感じていたモヤモヤ感はすっかりなくなっていました。
他の作品も読んでみようかな。

★★★★☆



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15:00  |  さ行その他

2010.07.09 (Fri)

サムシングブルー 飛鳥井千砂

「婚活」時代の恋愛・結婚事情に共感必至!
手痛い失恋と同時に舞い込んだ結婚式の招待状。
差出人は高校時代の親友と、元彼だった…。
自分はいつから間違ってしまったの?
28歳、それぞれが直面する人生の戸惑いをリアルに描く恋愛小説。
(内容説明)



彼氏と別れた次の日に、元彼と元親友の結婚式の招待状が突然届く。
踏んだり蹴ったりな状況からスタートする物語。
高校時代の同級生たちと集まることによって、過去と現在の自分を見比べる。
恋愛とは、結婚とは、友情とは?

THE青春って感じの高校時代のシーンも良かったし、二人の結婚を
素直に祝えない葛藤する気持ちがリアルでした。
出てくる友達たちも、「あーいるいる!」と身近にいる人を
想像してしまうようなタイプだったり。

似顔絵のその後気になるなー。二人は再会してうまくいってるといいな。


★★★★★



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15:00  |  飛鳥井千砂

2010.07.08 (Thu)

大仏男 原宏一

相方は救世主!?

崖っぷちお笑いコンビ・カナ&タクロウが、ネタ作りのために始めた霊視相談が
インターネット掲示板で話題騒然に!! タクロウ扮する霊能者“大仏卓郎”は
あれよあれよと政財界をも巻き込む大プロジェクトへと化していった。
タクロウは混迷する現代日本と人の心を救うのか……?
社会と心の闇を鋭く、ときにあたたかに照らす原宏一流・人世奇譚!
(内容紹介)



大好きな原さんの作品。

はじめは崖っぷちお笑いコンビのお話→笑う招き猫みたいな感じかな?と
思っていましたが、偽霊能者になって一稼ぎするというお話。
私は結構占いとか信じちゃうタイプなんだけど、
霊能者も実はこんな感じで「作られているもの」だったりして、と想像すると
怖いような面白いような不思議な気分になりました。

裏社会に通じていくところはドキドキハラハラ。
結構分厚い本だったけどあっという間に読めちゃいました。
ラストはきれいにまとまりすぎた?って感じもするけど、
二人がいい関係になれて良かったです。

今までの作品ほどのインパクトはないので、次はまた突拍子もない作品を
期待します!

★★★★☆



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15:00  |  原宏一

2010.07.07 (Wed)

きみが見つける物語

きみが見つける物語。ずっと忘れない、世界は変えられると感じた日のことを…。
ティーンエイジ・レボリューション。
痛くて切なく美しい十代の日々を描く、極上のエバーグリーン・ストーリー。
内容(「BOOK」データベースより)


・世界の果ての先(角田光代)
・薄桃色の一瞬に(あさのあつこ)
・電話かかってこないかな(笹生陽子)
・赤土を爆走(魚住直子)
・十九の頃(椰月美智子)
・17レボリューション(森絵都)


子供から大人へ。
そんな甘酸っぱい感じのアンソロジーだと思っていたら、
意外や意外、魚住さんの作品でビックリ。
他の作品とのギャップに驚かされました。

笹生さんと森さんの作品が好き。
特にラストの森さんは本当に良かったな~。
真野君もイヅモもいい味!
いかにも青春、こその笑える青臭さがいいです。

満喫しました。


★★★★☆



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15:00  |  アンソロジー

2010.07.06 (Tue)

コトリトマラズ 栗田有起

勤務先の社長と密かに付きあう華。
彼の妻の入院で、ふたりの関係は変化する。
そんな華が思い起こすのは「母が死体にキスをした」遠い日の記憶。
老いゆく母にも秘められた物語があったのかもしれない。
揺れる心を細やかに描く恋愛小説。
内容(「BOOK」データベースより)



不倫小説って実はあんまり得意じゃありません。
同様の経験をしたことがないからかもしれないし、
どこかで「所詮不倫じゃん」って思うからなのかもしれない。

栗田さん好きな作家さんなので、どんな感じに不倫を描くんだろう?と興味あり。
なんだろう、サラサラしてました。
お互いすごく思いあっているんだけど、重みはあまり感じない。
大きな起伏がないまま流れるように終わってしまった印象です。
お母さんの変貌は読んでいてスカッとするくらい潔かったんだけどね。

やっぱりちょっと不思議な感じのほうが好きです。

★★★☆☆




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15:00  |  栗田有起

2010.07.05 (Mon)

コロヨシ!! 三崎亜紀

20XX年、掃除は日本固有のスポーツとして連綿と続きつつも、
何らかの理由により統制下に置かれていた。
高校で掃除部に所属する樹は、誰もが認める才能を持ちながらも、
どこか冷めた態度で淡々と掃除を続けている。
しかし謎の美少女・偲の登場により、そんな彼に大きな転機が訪れ
―一級世界構築士三崎亜記がおくる奇想青春小説。
内容(「BOOK」データベースより)


スポーツとしての掃除。
まさに三崎ワールド全開!ですね。
三崎さんでスポーツものってどんな感じなんだろう?と思っていたけど、
その世界は深いところまで確立されていてさすがだなーって感じでした。

とはいっても、いつも三崎さんの作品は序盤からは入っていけない私。
何でだかわかんないんだけど面白くなるのはいつも中盤からのような
気がします。今回も中盤以降からグッと面白くなってきました。
結構分厚い本だけど、読み終わるころにはそんなこと忘れちゃいました。

「掃除」これからますます変わっていきそうだし、続編ありそう。
掃除もそうだけど、私は「召還部」もかなり気になります。


★★★★★



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15:00  |  三崎亜記

2010.07.04 (Sun)

道徳という名の少年 桜庭一樹

「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」
町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)、
黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)、
死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)、
―桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、
極上のヴィジュアルストーリー集。
内容(「BOOK」データベースより)



まず装丁と絵に目を奪われる。
これは「大人の絵本」。

中身はというと、濃縮された桜庭ワールド!
すんごく濃いです。好きな人にはたまらん。
美しい女を描かせたらダントツです。美しい女と背徳。

話としては短いんだけど、長編読んだときのような満足感。
ビジュアルも個性的ですばらしいので、本棚に並べたい1冊です。

★★★★★



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15:00  |  桜庭一樹

2010.07.03 (Sat)

炎上する君 西加奈子

恋に戦う君を、誰が笑うことができようか?
何かにとらわれ動けなくなってしまった私たちに訪れる、
小さいけれど大きな変化、奔放な想像力がつむぎだす不穏で愛らしい物語たち。
内容(「BOOK」データベースより)



・太陽の上
・空を待つ
・甘い果実
・炎上する君
・トロフィーワイフ
・私のお尻
・舟の街
・ある風船の落下


あれ、西さんってこんな感じだったっけ?
今まで読んだ作品のイメージとは全然違いました。
もちろん、いい意味で!

不思議な魅力あふれる短編集。
手元において何度も読み返したい1冊です。
一つ一つは短いけど、あっという間にその世界にハマっていてビックリ。

特に「炎上する君」と「甘い果実」、「ある風船の落下」が好き。
新たな魅力に、すっかり虜になってしまいそうです。

★★★★★



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15:30  |  な行その他

2010.07.02 (Fri)

アシンメトリー 飛鳥井千砂

結婚に強い憧れを抱く女―朋美。
結婚という形を選んだ男―治樹。
結婚に理想を求める男―貴人。
結婚に縛られない女―紗雪。
結婚願望の強い朋美はある時、友人の紗雪が突如結婚を決めたことにショックを受けた。
紗雪の相手は幼馴染みの治樹。心から祝えない朋美だったが、
ふたりの結婚パーティーで出会った年下の貴人と恋仲になる。
しかし、紗雪と治樹の結婚には秘密があった…。
現代における「結婚」とは何か?アシンメトリー(非対称)な男女4人を描く、珠玉の恋愛小説。
内容(「BOOK」データベースより)



はじめ、結婚に囚われすぎていて「私なんて」体質の朋美にどうしても嫌悪感が募る。
じめじめと「女くさい」んだけど、読み進めていくうちに
だんだんとその印象が変わってきた。
あーこれが「女の本音」ってやつなのかもしれない。

非対称な4人。
でもそこにはいろんな感情が渦巻いていて、それぞれが苦しんでいて。
最後はちょっとまとまりすぎな感もあるけど、
一人一人が前に進んでいくのはやっぱりいいものです。

朋美をここまで変えたものってなんだったんだろうな。

ドラマにしたら面白そうです。


★★★★☆



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15:00  |  飛鳥井千砂

2010.07.01 (Thu)

和菓子のアン 坂木司

やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、
「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。
プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、
お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。
あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。
内容(「BOOK」データベースより)



夜の光以来2冊目の坂木さんです。

今回は高校を卒業したものの、特技ややりたいことがないまま
とりあえずと働き出した和菓子屋さんで成長していく女の子のお話。
デパ地下にあるその和菓子屋さんには、今まで出会ったことのないような
個性的な人だらけで、とまどいながらも働くことの楽しさや
和菓子の魅力に魅せられていく。

杏子のフレッシュさや、同僚との掛け合いも面白いし、
和菓子の歴史や意外に深い意味合いなんかも楽しい。
ちょっとしたミステリーの要素もあってとっても面白かったです。

杏子の人柄もさることながら、店長や同僚の立花のキャラも好きです。
読みやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
これ続編出たらいいのになー。

★★★★★



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