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2010.03.30 (Tue)

大きな熊が来る前に、おやすみ。 島本理生

きっかけは本当につまらないことだった。
穏やかな暮らしを揺さぶった、彼の突然の暴力。それでも私は―。
互いが抱える暗闇に惹かれあい、かすかな希望を求める二人を描く表題作。
自分とは正反対の彼への憧れと、衝動的な憎しみを切り取る「クロコダイルの午睡」。
戸惑いつつ始まった瑞々しい恋の物語、「猫と君のとなり」。
恋愛によって知る孤独や不安、残酷さを繊細に掬い取る全三篇。
(「BOOK」データベースより)



童話のタイトルみたいだなーと思って読み始めたら、アッサリと裏切られました。
意外に重い話でちょっと驚きつつも、それでも島本さん独特の静けさのせいか
この手の話の割には不快感はなく。
ただ、負のスパイラルなんだなーって思ってしまいました。
なんか無性に悲しくなりました。


一番好きなのは最後の「猫と君のとなり」。
恋の始まる感じがドキドキです。
荻原君、いい!!
久しぶりにキュンとしてしまいました…。

3つとも短編なので、スキマ時間に読めるのもオススメ。

★★★★☆



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19:27  |  島本理生

2010.03.29 (Mon)

球体の蛇 道尾秀介

1992年秋。17歳だった私・友彦は両親の離婚により、隣の橋塚家に居候していた。
主人の乙太郎さんと娘のナオ。
奥さんと姉娘サヨは7年前、キャンプ場の火事が原因で亡くなっていた。
どこか冷たくて強いサヨに私は小さい頃から憧れていた。
そして、彼女が死んだ本当の理由も、誰にも言えずに胸に仕舞い込んだままでいる。
乙太郎さんの手伝いとして白蟻駆除に行った屋敷で、
私は死んだサヨによく似た女性に出会う。
彼女に強く惹かれた私は、夜ごとその屋敷の床下に潜り込み、
老主人と彼女の情事を盗み聞きするようになるのだが…。
呑み込んだ嘘は、一生吐き出すことは出来ない―。
青春のきらめきと痛み、そして人生の光と陰をも浮き彫りにした、極上の物語。
(「BOOK」データベースより)



鬼の跫音以来2冊目の道尾さん。
今回も読んでてなんだか不安になってしまうモヤモヤ感が付き纏いました。
サヨの冷たい怖さ。サヨに似た智子。
いったい何が本当だったんだろう。
でもたとえどれが嘘であったとしても、ラストを考えたら良かったなと思いました。

悲しさと切なさが入り交じった、大人の物語。

乙太郎さんが不憫で仕方なかったな。

★★★★☆



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19:30  |  ま行その他

2010.03.19 (Fri)

パレード 吉田修一

都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。
「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。
それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで
優しく怠惰に続く共同生活。
そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。
発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。

内容(「BOOK」データベースより)



だいぶご無沙汰の更新となってしまいました。
最近は少しずつ読書を再開し始めているものの、なかなか感想までは書けず…。
これからものんびり更新になりますが、どうぞお付き合いくださいませ。

で、吉田さんのこの作品。
なぜか今まで読んでいなかった。見落としてた?
文庫出ていたので久しぶりの自腹本です。


途中までは何の変哲もない若者たちの同居生活?って感じだったんだけど、
最後の最後で怖っ!
読み始めは平凡な話なのかと思っていたのに、完全に裏切られました。
解説で川上弘美さんが書いてるけど、これは何度か読み直したほうが
より楽しめそうです。
何度も楽しめる作品って、なんだかうれしいです。


パレード(映画)のサイトでキャラクター診断がありました。
http://movie.nifty.com/sp/parade/
こちらもお試しあれ。



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20:05  |  吉田修一

2010.03.06 (Sat)

まほろ駅前番外地 三浦しをん

第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。
多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、
岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
(「BOOK」データベースより)



まほろ駅前多田便利軒
の続編。楽しみにしていました。
(予約し忘れててうっかり今頃になってしまったけど)


前作よりも結構日が経っているにも関わらず、
あっという間に多田と行天に「戻れる」。
懐かしの依頼人が主役になって戻ってくるっていうのもいい。
相変わらずの二人の雰囲気も健在でうれしい。
でも、ラストは行天の心の闇の部分も出てきたりして、
さらに続きが気になります。もちろん続くよね?

新たな恋の行方も!
また二人に会いたいです。

★★★★★



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07:45  |  三浦しをん

2010.03.02 (Tue)

太陽のパスタ、豆のスープ 宮下奈都

暗闇をさまよう明日羽に、叔母のロッカさんは“リスト”を作るよう勧める。
溺れる者が掴むワラのごとき、「漂流者のリスト」だという。
明日羽は岸辺にたどり着けるのか?そこで、何を見つけるのか?
ささやかだけれど、確かにそこでキラキラと輝いている、大切なもの。
読めば世界が色づきはじめる…“宮下マジック”にハマる人続出中。
(「BOOK」データベースより)



2年付き合った恋人に突然婚約を解消されてしまった主人公の明日羽。
失って初めて気づくことばかりの毎日。
そんな明日羽の迷走?と再生の物語。

何かを失ったとき、それまで確固たる存在だったものが急に色あせて見えたりしちゃう。
自分にとって何が大切だったのか、考える毎日。
もがきながらも一つ一つ前に進んでいく明日羽に好感が持てました。
叔母のロッカさんや郁ちゃん、家族もいい。

私が選ぶもので私はつくられる


豆を煮たようにほっこりとあったかくなる。
あったまって、元気になって、また前へ一歩進めそう!
特に何も失っていなくても、ふと立ち止まってリストを作るのもいいかも。
そんな時間も必要なんだな、きっと。

オススメの1冊です。

★★★★★



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18:55  |  ま行その他
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