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2009.05.31 (Sun)

喋々喃々 小川糸

東京谷中でアンティークきもの「ひめまつ屋」を一人で切り盛りしている栞。
町の人たちに助けられて、やっとお店も軌道にのってきた。
そんなある日客で訪れた春一郎に恋をしてしまう。
左の薬指にある指輪。春一郎には妻も子もいた。

これ以上好きにならないように。

しかし、二人の距離はだんだんと近づいていってしまう。
ゆっくりと。でも確実に。


食堂かたつむりがすごく良かったので、とても楽しみにしていた1冊。
谷根千の雰囲気や、美味しそうなお店がたくさん出てきて、
その辺はすごく良かったんだけど、どうも栞に感情移入できず。
扱っているのが着物だからなのか、丁寧で控えめな印象なんだけど、
だからこそ同じ女としては反発したくなるような気持ちが湧く。
春一郎もずる過ぎるんだけどね。

描写が美しいのに、なぜかとても生々しく感じてしまいました。

イッセイさんが一番かっこいいよ!

次回作に期待。

★★☆☆☆



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19:16  |  小川糸

2009.05.30 (Sat)

1Q84 BOOK 2 村上春樹

昨日、村上春樹の7年ぶりの新刊!なんて書いてしまいましたが、
間違えてましたね・・・。すみません。7年ぶりの長編って書きたかったんです。

2巻読み終わりました。
長い長い話だったんだけど、残りページが少なくなってくると寂しい気持ちに。
じっくりじっくり読みました。
余韻に浸ってボーっとしてます。
物語の世界からなかなか抜けられない。

説明できないです。

でも期待を超えた作品だったことだけは確か。
何度も読み返すことになりそう。


★★★★★



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11:36  |  村上春樹

2009.05.29 (Fri)

1Q84 BOOK 1 村上春樹

村上春樹の7年ぶりの新刊!
29日発売だと思っていたんだけど、水曜日本屋に寄ったら山積みに。
最近ハードカバーの本を極力買わないように自制してたんだけど、
こればっかりは買わないわけにはいかないでしょ。
本を買ってこんなにホクホクした気分になるのは、久しぶりでした。
それにしても、さすがの話題っぷり。

とりあえず1巻だけ読了。
あらすじを書きたいところだけど、まだ2巻を読み終わっていないっていうのと、
ネタばれになっちゃうのもあって、今日はまだ書かないでおこう。
といいつつ、ちょっとだけ。

舞台は1984年。一人の男と一人の女。二人の目線で交互に描かれています。
1巻の段階では、二人の絡みはまだなし。
それぞれが抱えている問題。そこから繋がっていくんだろうな。

で、読み途中の感想はといえば、

やっぱり村上春樹

って感じです。あー好き。
村上春樹を初めて読んだのは高校生のときで、そのときは難しくて
一度ではなかなかその世界に入り込めなかった。
それから何年かして再読して、受ける印象が全然違ったのに驚いた。
なんとなく5年おきくらいに再読してるんだけど、自分のそのときの年齢で感じ方が毎回違う。
私はあんまり再読するほうじゃないんだけど、村上作品だけは別格なのです。

と、思わず暑苦しくなっちゃうくらい(笑)好きです。

2巻でどのように話が進んでいくのか楽しみ。

★★★★★



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00:10  |  村上春樹

2009.05.28 (Thu)

特別法第001条DUST 山田悠介

2011年、財政難に悩まされていた日本、その原因の一つはニート。
18歳以上の未就労者、未納税者に対し”流刑”を言い渡す、
それが特別法001条、通称”ダスト法”だ。

18歳の章弘は、パチプロとして何とか生計を立てていた。
高校を中退して実家も出てしまった章弘は、パチプロの先輩のアパートで
その日暮らしの生活。ある日アパートに戻ると、軍服のような制服を着た
男に、突然車に押し込められた。
DEO(ダスト法執行機関)に連れ去られた章弘は、流刑地へと運ばれる。

島についた章弘は、同じくダスト法により流刑された者たちと
これから500日過ごさなければならないことを知る。


生きるために強奪や殺人を犯す流刑者たち。
島での生活ということもあって、桐野夏生の「東京島」とかぶるところが多かった。
残虐さは東京島のほうが上かな?
設定は面白い、と思う。
本木がすごくいい奴すぎて、現実味がなかったのと、章由との再会が意外にあっさり
していたのがちょっと残念。
税金はちゃんと払わなきゃね・・・。

★★★☆☆



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07:44  |  山田悠介

2009.05.27 (Wed)

ズームーデイズ 井上荒野

ズームーと暮らした7年間。

主人公の私は小説家の父親を持つ。そして自分も小説家だ。
でも小説家と呼べるほど小説は書いていない。
あるテレビ番組で司会をしていたときに知り合った8歳年下の男の子。
奇抜なファッションで、身支度に2時間もかける男の子。
それがズームーだ。
「ズームー」「アームー」と呼び合いながら始めた同棲生活。
でも私はズームーに恋はしていない。
ズームーに恋できたらいいんだけど。

私が恋をしているのは、ズームーと出会う前から付き合っているカシキだ。
カシキには妻子があり、それが当然のように、私はカシキから都合のいい扱いを受ける。
冷たくされてもなぜか離れることができない。
カシキは「吸引力」を持った男なのだ。

ズームーと出会ってから別れるまでの7年間を描いた物語。
ズームーと私の間に「愛してる」「大好き」の言葉はない。
あるのは「仲良し」
妻帯者であるカシキに呼ばれれば、夜中でもホイホイ出かけてしまうのに。

仕事もうまくいかなくて、ズームーは多忙のあまり家にあまり帰ってこなくて、
実家にパラサイトしている私はいろんなものに依存する。
フィットネスだったり美顔だったり。
漠然とした焦りがすごくリアルだった。

「吸引力」この表現好きだなー。
世間的にだめんずだったりするんだけど、
そういう人のほうが吸引力ハンパないのよね・・・。

これって、井上荒野さん本人の話かと思ったけど、あくまで小説だよね?

★★★☆☆




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09:30  |  井上荒野

2009.05.26 (Tue)

かなえられない恋のために 山本文緒

山本文緒さんのエッセイ。
書かれたのは、山本文緒さんが31歳のときで、
それに46歳で加筆修正したもの。

「悪霊ケッコンガンボー」
「三十歳になるまで症候群」でかなり共感。

30歳過ぎたら憑き物取れたみたいになくなったけど、
私も29歳の1年間なんてホントに焦ってたなぁ・・・。
30歳なんて、子供が二人くらいいて、精神的に安定してて、
なんて思ってたのに、自分を見てみたら大違いで。
(当時無職だったから余計に)
今から考えると何でそんなに焦ってたのか自分でも分からないんだけど、
当時は泣いてる日が多かった(笑)

っていうのを思い出しました。

私もこうやってそのときの自分の考えを記録しておいて、
あとで振り返ってみたいなーと思いました。
その時絶対だと思ってたものが、全く変わっちゃったりすることって
往々にしてよくあるし。そういうのを振り返るのって楽しそう。

「恋愛エッセイ」っていう感じはしなかったけど、面白かった。
サクサクっと手軽に読めてオススメです。

★★★★★



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16:32  |  山本文緒

2009.05.25 (Mon)

分身 東野圭吾

私はお母さんに嫌われているかもしれない。

氏家鞠子は、北海道で育った。
そして自分が両親の本当の子供じゃないのでは?と悩んでいた。
だって全然似ていないし、母親は私を避けるようにしている。
寄宿舎のある高校に入れられたのだって、そのせいかもしれない。
久しぶりに帰省した鞠子は、両親の歓迎を受けるが、その夜睡眠薬で
眠らされ、火事により一家心中をはかろうとした母親だけが死んでしまった。
母親が死んだことによりよりいっそう強くなった自分の出生の謎。
父親に聞いてもはぐらかされるばかりなので、鞠子は自分で真相を調べようとする。

一方小林双葉は、東京で母親と二人暮し。父親のことは全く知らない。
双葉はバンドを組んでいて、とうとうテレビに出演できることになった。
しかし、母親はテレビ出演に猛反対。テレビくらいいいじゃないかと言う双葉に
聞く耳も持たず、とにかくダメの一点張りだったが、双葉は黙ってテレビ出演を
果たしてしまう。そしてその後、母親がひき逃げで死んでしまった・・・。
テレビ出演がきっかけで母親は殺されたのかもしれない。
双葉もまた、自分の出生の秘密に徐々に近づいていく。


全く同じ顔の二人。双子というよりもどう見ても同じ人間。
物語の途中から、真相は大体予想がつくんだけど、そこからもさらに
ぐいぐい惹きつけるところがすごい。スピード感も。
生みの母親二人の心情が切なかった。
特に双葉のお母さんの強さに胸が打たれた。

ラスト、鞠子と双葉が出会うシーン。
この先二人がどのような人生を歩むのか、高城晶子と対面するのか、とか
色々余韻を残させる描き方で、想像が膨らむ。
あー続きを知りたいよー。

★★★★★



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23:50  |  東野圭吾

2009.05.24 (Sun)

格闘するものに〇 三浦しをん

主人公の可南子は大学生で、就職活動真っ只中。
異常なほどの漫画好きな可南子は、漫画編集者になるべく出版社を受けまくる。
「平服で」と言われて本当に普段着で(しかも豹柄ブーツ)で行ってしまったり、
SPI試験を「スパイ試験」と勘違いしていたり、かなり不安・・・。
大学の友達である二木君と砂子も、就職活動してるんだかしてないんだか
分からない状態。

可南子は、政治家である父と、後妻である義母、腹違いの弟の4人家族。
でも父はほとんど家にいない。義母との関係も微妙で冷戦状態。
就職活動に勤しむなか、父の後継者を誰にするかで親族会議が開かれる。
弟に白羽の矢がたち、その後弟は突然家出してしまう。

意地悪な面接官に立ち向かい、弟の行方を捜して、義母の機嫌を伺う。
可南子に平穏な日は訪れるのか?


三浦しをんの長編デビュー作。
デビュー作とは思えない完成度の高さ!だと思う。
つい最近まで一応就職活動に勤しんでいた私にはタイムリーな話でした。
意地悪な面接官って本当に多いよね・・・。

可南子の周りの登場人物もゆるキャラでいい感じ。
二木君みたいな友達欲しいなぁ。
就活奮闘記というにはゆるくて、それがちょうどいいです。

★★★★★



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21:24  |  三浦しをん

2009.05.23 (Sat)

おとな時間の、つくりかた 山本ふみこ

タイトルに惹かれて手にした1冊。

この4月から我が家の生活スタイルが少し変わって、
時間の使い方について思いをめぐらせているところ。
家族との時間・自分の時間・仕事の時間。
来月で仕事を辞めることにしたので、増えた時間を
どう使おうか考え中なのです。

この本は、時間管理術みたいなガチガチなものじゃなくて、
時間と仲良く付き合う、そのちょっとしたヒントになるようなもの。
私は子供の頃から朝型人間で、夜は苦手。
そんなところも作者に共感できるひとつのポイント。

詰め込みすぎず、欲張りすぎず。
耳が痛い!!
ついついギッチリ詰め込みすぎて、自分で自分の首を絞めることが多いので
気をつけなきゃなー。

〇朝の時間ーざぶんと、さくさく
〇昼の時間ーバランスとって、おっとっと
〇おとなの時間ーまるめて、のばして、ふくらんで
〇夜の時間ーじっくりと、たっぷりと

あとがきにあった、

時間を味わう

この本にぴったりの言葉だなーと思いました。

★★★★★



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07:00  |  その他

2009.05.22 (Fri)

オール ミッション2 山田悠介

オールの続編。

健太郎の営業の甲斐もあって、「有限会社花田」は大盛況。
そこで新たに社員を募集することに。
そこに訪れたのは、金髪にピアスの駒田と、美人の篠原由衣。
早速仲間入りした二人だが、健太郎をやきもきさせる。

一緒に仕事をしていくうちに、由衣が気になりだす健太郎。
しかし、駒田も由衣を狙ってる!?
恋の行方はどうなる!?


これってシリーズ化する感じ?
今回の依頼も風変わりなものなんだけど、解決に無理あるものもあってちょっと。
単純明快なので、頭が疲れてる時に読むのがいいかな・・・。
良くもなく、悪くもなく。
うーん、感想が・・・・ない・・・。
前作のほうが良かったかもー。

でも続きが出たら読んじゃいそう(笑)

★★☆☆☆



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12:00  |  山田悠介

2009.05.21 (Thu)

くまちゃん 角田光代

連作短編。しかも全員がフラれるという。
1の話でフるほうが、2の話でフラれる・・・みたいなつながり方。
恋の始まりは、唐突だったり、何となくだったりさまざま。
すっかり恋愛から遠ざかっている私ですが、あーこうやって恋愛って
始まったなーなんてしみじみ思ってしまいました。

フラれたときはもう死んでしまいたいくらい辛かったのに、
どうしてまた人は恋をしてしまうんでしょうかねー。
あんなに懲りたはずなのに、また同じようなタイプを好きになってしまったり。
自分を抑え込んで相手に合わせてしまったり(そして続かない…)。
過去の恋愛を振り返ってしまうこと間違いなしです。

最後の2作品が好き。
ちょっと色の違う感じの「光の子」。
最後の名前のところで、ウルっときてしまいました。
「乙女相談室」は、最後に前向きになれて、一歩進める感じが○。

「森に眠る魚」や、「八日目の蝉」みたいなインパクトはないけど、
やっぱり角田作品好きだ!と再認識した1冊でした。

★★★★★



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12:10  |  角田光代

2009.05.20 (Wed)

霊降ろし 田山朔美

「裏庭の穴」「霊降ろし」の2作品。

「裏庭の穴」
娘が欲しがるミニブタを購入することになった主婦。
当の娘は、興味を失ってしまったのか、一切豚を見ることがない。
ほとんど口をきかない夫と、反抗的な娘。
ミニブタは日に日に大きくなっていく。

いつもこちらを監視している隣人、夫の浮気相手、そして夫、娘。
徐々に目の前からその姿を消していってしまう。
豚の口から発せられる言葉は・・・。

「霊降ろし」
高校生の友紀は、スナック経営をする庸子さんに乗せられて、
死者の霊が降りてくるフリをしている。拝み屋として。
始めのうちは台本どおりに進んでいたのに、いつの間にか本当に
霊が降りてくるようになっていた。

ガラッと印象の違う2作。
表題の「霊降ろし」も面白かったけど、「裏庭の穴」がすごく良かった。
浮気をしている夫、反抗的で口もろくにきかない娘。
冷えきった家庭に突如現れた不思議な豚。
主人公はかいがいしく世話をして、豚も自分になついてくれている。
見たくないものを見ないようにしていた主人公は、
そのうちにそれらが消えていることに気づく。
ラストが怖かった!湿った土の匂いがプーンと漂うようでした・・・。

★★★★★



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07:17  |  た行その他

2009.05.19 (Tue)

すりばちの底にあるというボタン 大島真寿美

すりばち状の敷地に立つ、すりばち団地。
その底にあるボタンの噂。

数ヶ月前にすりばち団地に引っ越してきた晴人。
それまではお父さんと一緒に暮らしていたのに、ある日お父さんは出て行ってしまい、
この団地に住む晴人のおばあさんと、おじさんのもとで暮らすことになった。
まだ学校には友達がいない。

晴人はおじさんからすりばちの底にあるボタンの噂を聞く。
それは、押すと願いが叶うというものだった。
おじさんは、きっと晴人のお父さんはそのボタンを押したから
億万長者になったんだよ、と言う。
ボタンのことが気になる晴人は、団地の地図を手に入れ、
そのボタンを探しに団地内をうろついていた。

それを見ていたのは、団地に住むクラスメイトの薫子と雪乃。
でも二人が知っているボタンの噂は、晴人が知っているそれとは違い、
「ボタンを押すとすりばち団地が沈んでしまう」というものだ。

どっちの噂が本物?
そのうち団地内にボタンの噂が広がり、晴人たちは必死になって
ボタンを守ろうとする。


児童書?かな?

今までネット上の友達ばかりだった晴人は、いつの間にか薫子たちと友達に。
ボタンを探すことで、他の大事なことも探し出せたんだったらいいなー。
盆踊りと花火。「すり活」の役員もつとめるおばあちゃんが、すごくいい!

かわいくて、ちょっと懐かしくて、幸せな気分になれる1冊。

★★★★★



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21:12  |  大島真寿美

2009.05.18 (Mon)

雨の塔 宮木あや子

孤島にある、閉ざされた全寮制の学園。
そこにいるのは、何らかの問題を抱えている資産家の子女たち。

矢咲・小津・三島・都岡。
この4人がメインで物語は進んでいきます。
それぞれの過去と、それぞれの事情。
無関係だった4人が、次第に心を揺さぶられていく。

ずっと一緒にいれると思ったのに。


ストーリーは、端的に言うと「女子モノ」です。
だけど、全然ドロドロしてなくてキレイ。極端な表現もないし。
話の筋よりも、雰囲気の方が楽しめた。
空の色、雨の音、雨の匂い、タバコの匂い、マフィンの匂い・・・。
匂いが印象的。
その中にひっそりと、でも絶対的に存在している孤独感。

美しい小説でした。

★★★★★



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23:40  |  宮木あや子

2009.05.17 (Sun)

古道具中野商店 川上弘美

”わたし”が働く中野商店は、東京郊外にある古道具屋。
店主の中野さん、中野さんの姉であるマサヨさん、アルバイトのタケオ。

中野さんはなんだか適当な男。
3回目の結婚をしてるのに、美人の愛人もいる。
マサヨさんはゲイジュツカ。人形を創ってたまに個展を開いている。
そしてタケオ。不器用で、いつも少しビックリしている。
わたしはタケオのことが好きだ。

小さな古道具屋。そこで働く人も、訪れる客も、少し風変わり。
特に大きな事件もなく、のんびりとした日常が描かれている。
わたしとタケオの恋の行方も、なんだかのんびり。
でもこのじれったさが心地いいんだよなー。

”そのまま目を閉じて膝をすり合わせたいような甘い気分になりかけたので、
あわてて雑記帳を開いた”


ってところ、すごく好き。

中野さんも絶対ダメ男なんだけど、憎めないし。
中野商店行きたーい!!

★★★★★



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22:09  |  川上弘美

2009.05.16 (Sat)

女も、不況? 酒井順子

100年に一度の大不況。
かく言う私も、その煽りをモロに喰らっています・・・。

で、久しぶりに酒井順子さんのエッセイを読んでみました。
不況を生き抜くために?みたいな感じではないような気がするんだけど、
相変わらず面白いです。

ハゲと結婚適齢期
「お通夜不倫」というスタイル
なぜ妻は、夫の死を願うのか?
元彼の余命
などなど・・・

やっぱり笑える。で、元気になれます。
落ち込んでばっかりいてもしょうがないもんねーと思わせてくれる何かがある。

ちょっと熱く語っている”子供は座っちゃダメー!”にも激しく同感!

あースッキリした。

★★★★★



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09:01  |  酒井順子

2009.05.15 (Fri)

オール 山田悠介

主人公の荻原健太郎は、今はその日暮らしのニート。
大学を卒業してから入社した大手アパレル企業をわずか1年足らずで辞めてしまった。
そのあとアルバイトを転々とするも、どこも長くは続かない。
そんなある日、電柱に貼られたバイト募集の張り紙。
「有限会社花田」
それは何でも屋だった。

当座のお金にも困っていた健太郎は、とりあえずその何でも屋に連絡して、
早速採用されることになった。
依頼されたことなら、法律に引っかからない限り何でもやる何でも屋。
給料は完全歩合制。
早速来た犬の一時預かりの仕事をなんとか終えた健太郎を迎えたのは、
なんとも風変わりな依頼だった。

ゴミ屋敷の掃除。報酬500万円!!
でもそのメールのタイトルは、「私を見つけて」
いたずらだと思って二日ほど放置していたらしいその仕事を、報酬の高さと
スリルだけで引き受けようとする仲間たち。
本当に500万を山分けできる?


前回読んだ「レンタルチルドレン」があまり面白くなかったので(失礼)
他にも読んでみようと思って手にした山田作品。

フツーに面白かったです。
かなり軽めなので、読みやすくてわかりやすい。
死体・ヤクザ・ストーカーと、物騒なものが出てくるんだけど、そこも軽め。
どうしても便利屋というと三浦しをんの「まほろ駅前多田便利軒」の印象が強いが。

成長していく健太郎も微笑ましく感じます。

★★★★☆



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07:00  |  山田悠介

2009.05.14 (Thu)

きらきら星をあげよう 山本文緒

父親の仕事の都合で、静岡から東京へ引っ越すことになった日和。
父親は小説家だ。

転校初日、遅刻してクラスに入ると、そこにはモヒカンの男の子と
派手な女の子。東京ってやっぱりすごい・・・。
なぜかモヒカンに気に入られた日和は、その見た目に驚きつつも、
だんだんと仲良くなっていく。

そんな中、突然母親が家出!
原因は父親の仕事にあるらしい。
父親の仕事をよく知らなかった日和は、それがポルノ小説だということを知って・・・。


山本文緒のデビュー作です。
巻末エッセイに山本文緒自身が「これではかゆすぎる」と書いてるんだけど、
全然そんなことなくて面白かった。
書かれたのは1987年で、それなりに時代を感じるところも(笑)

素直でかわいいんです。
いい奴たちなんです。


軽くササっと読めて、オススメ。

★★★★★



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07:16  |  山本文緒

2009.05.13 (Wed)

毎朝1分で人生は変わる 三宅裕之

やる気を高める「種まき」習慣。

第1章:毎朝の小さな変化で1日は変わる~change~
第2章:毎日少しずつよい自分になるための小さな冒険~challenge~
第3章:お気に入りの自分を生きていますか~continue~
第4章:「書く」習慣で人生を深めよう~write~

”人生を変える”なんて聞くとなんか大げさ・・・だけど。
書いてあることは「当たり前の大事なこと」です。

特に真新しいことは書いてない。
王道っぽいのが多いんだけど、それだけ王道が重要ってことなんだろうな。
この中でやりたいと思ったことは、

「毎朝最低10分は”頭で考える仕事”をする」

”仕事”じゃなくても、10分は考える時間を作ろうかと。
最近頭使ってないな~って思うことばっかりだし。
きっと今脳みそツルツルです・・・。

この本に書かれていることを全部する必要はないと思う。
どれかひとつでも気になるものがあって、それがきっかけになれば。

いつものように小説じゃなく、こういうジャンルの本を手に取るときって、
「あーこのままじゃいけないな」と漠然と思っているときなんです。
読んだ本のリストを見てたりすると、そのとき何に興味があって、
何に悩んでたかとか、精神状態がよく分かります(笑)

★★★☆☆



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07:42  |  その他

2009.05.12 (Tue)

儚い羊たちの祝宴 米澤穂信

初読み作家さんです。

ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。中でも、「最後の一撃」と呼ばれる、ラストで鮮やかに真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至芸でもある。本書は、更にその上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的にこだわった連作集。古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ。


にしても、すごい紹介文!
読了後↑を見たので、読み始める前はそんなに多大なる期待はしていなかったんだけど。

●身内に不幸がありまして
●北の館の罪人
●山荘秘聞
●玉野五十鈴の誉れ
●儚い羊たちの晩餐

全体的に黒い!この黒さ好きです。
語りが敬語なので、その丁寧さに隠された黒さが際立ってます。

共通して登場するのは「バベルの会」。大学の読書サークル。
最後の”儚い羊たちの晩餐”で、その会の正体が・・・。

あーネタバレしてしまいそうなので、詳しく書けません。

★★★★★



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10:50  |  や行その他

2009.05.11 (Mon)

アンチエイジング 新堂冬樹

「若さを取り戻したい」
専業主婦の朝海は、”エクセレントビューティークリニック”の広告に魅せられる。

アンチエイジング~永遠の美~
あなたも、二十代の自分を取り戻してみませんか?

200万という大金を何とか工面してホルモン療法を受けたいと願う朝海は、
実家、友人を頼るが、もちろんそんな大金を貸してもらえない。
行き着いたところは、闇金融だった・・・。

そして夫もまた妻の知らないところでアンチエイジングの虜になっていた。


女性なら誰でも気になる”アンチエイジング”
いかにも現代風の題材はいいと思うんだけど・・・。
なんかめちゃくちゃすぎて全くついていけませんでした。
朝海、自分勝手すぎるでしょー。子供ほったらかしで。
芸能プロダクションの社長もなんだかなぁ、って感じだし。
夫も夫で、いきなり500万もの大金工面しようとするか?と、納得できないところも多く。

今年のワースト3に入りそう。

☆☆☆☆☆



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06:41  |  さ行その他

2009.05.10 (Sun)

再生の朝 乃南アサ

東京発萩行きの深夜高速バス。
バスの運転手である西倉は、その日なんとなく不穏な空気を感じていた。
台風が来ているからか?
それとも相棒の藤木がなぜだか珍しく塞ぎこんでいるからか?

台風が接近していることもあってか、その日の乗客は10人足らずだった。
定刻どおり東京を出発したバスは、萩を目指して高速道路をひた走る。
乗客は一人客が多い。
出張のため、帰省のため、一人旅のため・・・。
年齢も性別も目的も違う赤の他人が乗り合わせたそのバスは、
途中で若い女にハイジャックされてしまう。
女は既に一人の乗務員を殺していた。


たまたま同じバスに乗り合わせただけの他人同士。
できるだけ関わらないようにと思っていたところに、バスジャックと事故。
罵りあったり、助け合ったり、抱き合ったり。
人間の負の感情もリアルでした。
自分のことしか考えられないような人がいたり、自分の身体を投げ出してでも
助けようとしたり。

ラストの消防団員が語る湖の様子が印象的だった。

★★★★☆



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22:39  |  乃南アサ

2009.05.09 (Sat)

もうすぐ 橋本紡

産婦人科医の医療過誤で一人の妊婦が亡くなった。
ネット新聞の記者である由佳子は、この事件を機に妊娠と出産についての
取材を始める。

由佳子自身は結婚しているが子供はいない。
仕事・将来への不安を考えると、今のところ作る予定はない。
しかし、取材を続けていくうちに、30代で妊娠することの難しさ、
現代の出産事情を目の当たりにして、驚愕する。

どうして人は子供を産むのか。

深く考えさせられました。
私も由佳子と同様、30代の既婚子なし。
結婚5年目ともなると、やっぱり「子供は?」と言われることも多いし、
周りの同年代が子供を産むと、若干焦りも感じる。
だからといって、今は積極的になれない。
このモヤモヤした考えにパンチを喰らったみたいで衝撃でした。
30代の妊娠する確率の低さ、不妊治療の現実、お産難民・・・。
男と女の捉え方の違いも。

小説というよりドキュメンタリーのように感じました。
子供が欲しい人もそうでない人も、30代も20代も、男も女も、
現実を知るために読んで欲しい1冊。

美咲の出産シーンは、やっぱり涙してしまいました。
未経験だからこそなのかもしれないけど。

最近この手の話題にめっぽう弱いです。

★★★★★



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15:50  |  橋本紡

2009.05.08 (Fri)

幸せ最高ありがとうマジで! 本谷有希子

町の新聞屋に、謎の女が突然現れる。
「私は愛人だ」と主張し、そこにいる家族はパニック!
でも、女は実は愛人でもなんでもなかった。
ただの通りすがりの他人。

主人・後妻・娘・息子・住み込みの従業員(女)。
主人の本当の愛人は別にちゃんといた。

「病むなら病むで、元気に病めばいいじゃない!私、病んでるけど元気なのよ」

第53回岸田國士戯曲賞受賞。
小説じゃなくて戯曲です。
戯曲って読んだことがなかったので初体験だったのですが、
臨場感あって面白かった。

そして今回もかなりぶっ飛んでます。
登場人物全員が(笑)

あー舞台見てみたいなぁ。

ニキビボコボコ君!

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07:21  |  本谷有希子

2009.05.07 (Thu)

iPhone HACKS! 小山龍介

iPhoneを買ってからはや1ヶ月。
だいぶ慣れたとは思うけど、もっと色々使えるのかも、と思って
この本を手にしてみました。

帯には「手帳を捨てよ、町へ出よう!」
効率よく仕事をするために、iphoneの力を最大限に使うというのがテーマ。
■スケジュールハック
■コミュニケーションハック
■情報ハック
■発想ハック

バリバリのビジネスパーソンではない私でも、なかなか魅力的なアプリの
紹介があったりして、早速アプリを落としてみたり。
本物の(?)ビジネスパーソンなら、さらに役立てられそう。

明日から早速使えそうなノウハウが詰まってます。
私はとりあえず家計簿も含め、ライフログからかな・・・。

でもやっぱり手帳は捨てられないけど!
手帳大好き人間なので。


★★★★☆



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23:00  |  その他

2009.05.06 (Wed)

クロスファイア 宮部みゆき

装填された拳銃、青木淳子。

淳子は念力放火能力(パイロキネシス)を持っている。
ある日、その力を発散するために向かった廃工場で、
死体の処理をしようとする少年グループを見てしまう。
身の危険と激しい憤りを感じた淳子は、その場で少年たちを焼き尽くす。
しかし、首謀と思われる浅羽だけが一人逃げてしまった。

殺された青年が最後に口にした「ナツコ」という女性。
彼女を浅羽たちの手から助け出すために、淳子は動き出した。

一方、数年前に起きた河川敷での焼死事件と、廃工場での事件に
繋がりを感じている女刑事、石津は、紹介してもらった牧原刑事とともに
事件の真相を追う。


だいぶ前に映画を見たことがあって、そのときは大して面白くはないと
思ったんだけど、映画より小説のほうが全然面白かった。
超能力とかSFってやっぱり現実味がないから、感情移入なかなかしづらいし、
ちょっと人死にすぎでは・・・と思うくらい人が死んじゃうんだけど。

殺人は殺人なんだけど、凶悪犯を制裁するっていうところは読みながら
「いけ!!」と思ってしまう。
最後に救われる場面もあったりして、酷く悲しいだけじゃないのも〇。

でもまたここで失敗!
「燔祭」を先に読めば良かったのね。

★★★★☆




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23:00  |  宮部みゆき

2009.05.05 (Tue)

まいにちできること 廣瀬裕子

簡単にできるエコライフ、50個の提案。

誰にでもできること。ちょっとだけ気をつけること。
エコ!エコ!って声高に叫ばれると身構えちゃうし、
私一人がやったところで変わるわけないし、って思っちゃうんだけど、
小さなことでも必ず繋がっていくんだよなー。

逆に気をつけてなくても、エコに繋がっていることもあるかも。
エコバッグしかり(かわいいエコバッグには目がない)、
マイボトルしかり(自分で入れたお茶のほうがおいしい)。
ま、エコバッグをたくさん買ってしまうところは全然エコじゃないんだけど・・・。

エコは、丁寧に暮らすってことなのかもしれない。
普段実はあんまり環境のことを考えたりはしてないんだけど、
こういう本を読んで、自分の身の回りのことを考えるのも、
たまには必要なことだ。
自分が続けられそうなことを、心地いいと思えることを、
一つでも増やせればいいと思う。強制されても続かないし。


誰にでも理解できるやさしい文章なので、子供にも良さそう。

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23:00  |  その他

2009.05.04 (Mon)

セレモニー黒真珠 宮木あや子

地元密着型の葬儀屋「セレモニー黒真珠」
そこに勤める3人。
元はブライダルの仕事をしていた笹島。
昔から葬儀屋になるのが夢で、いい大学を出て新卒で入ってきた木崎。
元風俗嬢で派遣されてきた妹尾。

連作短編です。

舞台が葬儀なので暗い感じになるのかと思ったんだけど、そんなこともなく、
でもふざけすぎでもなくて、すごく面白かった。
3人のキャラがいいんだよなー。
男前すぎる笹島も、坊ちゃんの木崎も、色々経験しすぎてきた妹尾も。

抱えてるものは全然違うんだけど、3人とも葬儀屋の仕事が好きで、
誇りをもってやっている。プロ!でもところどころ笑えるところもアリで。

笹島みたいな上司だったら、すごくいいだろうなー。
妹尾がうらやましくなりました。

好きだなーこの感じ。

装丁もツボ。

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23:00  |  宮木あや子

2009.05.03 (Sun)

ジャージの二人 長嶋有

更新がすっかり滞っていました・・・。4日分まとめてUPしました。

僕は数年ぶりに北軽井沢にある別荘に父と共に向かった。
別荘といってもかなりのオンボロだけど。

夏に働くのなんてバカだという父はカメラマンで、僕は小説家志望の無職。
妻は他に男がいる。一世一代の恋をしている。
黒い気持ちを持て余して、逃避のためのひと夏を過ごす。

古着のジャージを取り出して、父と息子は着る。
ジャージには学校名がついている。「和小学校」。
読み方でひとしきり盛り上がる親子。かわいい。

父も息子も口数は少ないんだけど、そこがまたいい。
大人の男二人が山荘にこもって、小学校の古着ジャージを着る。
ちょっとシュールで良かった。
これって映画化されてるんだ。ふーむ。

買い物メモがかわいかったな。
ジャイアントなんたら カプリコ。

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23:00  |  な行その他

2009.05.02 (Sat)

猫の形をした幸福 小手鞠るい

彩乃と未知男は、電撃結婚ならぬ瞬間結婚をした。
お互いにバツイチ。慌しく結婚した二人は、未知男の住むアメリカで
一緒に暮らすことになった。

猫は飼う前から名前が決められていた。マキシモ。

二人の足りないものを埋めてくれる小さな生き物。愛すべきマキシモ。
マキシモと暮らした20年弱の物語。

はじめからマキシモの死が意識して描かれているのかなという印象があって、
覚悟して読んでいたんだけど、分かっていても最後は泣けました。
動物モノはダメっす・・・。
でもこれ犬と猫では全然違うんだろうな。
私は犬派なので猫のことはあんまりわかんないんだけど、
これ猫飼ってる人だったらもっと感情移入しちゃいそう。

なんていうか、素直に綺麗な物語です。汚れなきって感じで。
たまにはこういうのもいいな。

★★★★☆



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23:00  |  小手鞠るい
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