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2009.12.25 (Fri)

魔術はささやく 宮部みゆき

ある日一人の女が屋上から飛び降りた。
その後に、電車に飛び込んでしまった女性。
タクシーの前に身を投げ出した女性。
でも誰もその因果関係を知らない。


日下守は母親の死後、身寄りのない守は伯母の家に引き取られていた。
父親は公金横領の末、失踪。今では生きているのかどうかもわからない。

タクシーの運転手をしている伯父が、ある夜女性を撥ねてしまった。
女性は即死。伯父は女性が信号を無視して飛び出してきたと主張したが、
目撃者もいなかったことから、伯父はしばらく拘留されることに。

きっかけは一本の電話。
「菅野洋子を殺してくれてありがとう」
伯父を救いたい一心で事件のことを調べ始めた守は、
そこに隠された事実へとたどり着く。


久しぶりに宮部さんを読みました。
トリックも面白かったし、何より一気に読ませる力がすごい。
サスペンスなんだけど人間ドラマもちゃんとある。
伯母さん一家も、あねごも、岩本先生も良かった。

トリックは非現実的ではありながら、もしかしてと思わせるもので、
これが実現可能だったら怖い。
完全犯罪が増えちゃいますねー。

面白かった!

★★★★★



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21:26  |  宮部みゆき

2009.06.07 (Sun)

火車 宮部みゆき

怪我をして休職中の刑事、本間の元に亡き妻の親戚である和也が訪ねてきた。
和也の婚約者である関根彰子が突然行方をくらましてしまったという。
銀行に勤める和也が彰子にクレジットカードを作ることをすすめたことが
きっかけで、彰子がかつて自己破産していたことが分かったのだ。

家財道具一式を残して逃げるように消えてしまった彰子を探しに、
本間は彰子の勤めていた会社や、自己破産した際にお世話になった
法律事務所などを訪ねるが、そのうちに和也が婚約していたという関根彰子は
本当の関根彰子ではなく、誰かが戸籍もろとも乗っ取ったということが
分かってきた。

なぜ他人になりすまさなきゃいけないのか。
本当の関根彰子はどこへ行ってしまったのか。


クレジットカードで身を滅ぼす女。特に浪費家だったりブランド物を
買い漁っていたわけではない。ただ幸せになりたかっただけなのに。
このままじゃずっと幸せになれないと、自分を捨てて他人になる決意。
並大抵じゃない努力をして、いつも何かから逃げ続ける。
怖かったけど悲しい物語でした。

人間は痕跡をつけずに生きてゆくことはできない。


この言葉が印象的。
喬子に幸せになって欲しいな・・・。

★★★★★


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19:08  |  宮部みゆき

2009.05.06 (Wed)

クロスファイア 宮部みゆき

装填された拳銃、青木淳子。

淳子は念力放火能力(パイロキネシス)を持っている。
ある日、その力を発散するために向かった廃工場で、
死体の処理をしようとする少年グループを見てしまう。
身の危険と激しい憤りを感じた淳子は、その場で少年たちを焼き尽くす。
しかし、首謀と思われる浅羽だけが一人逃げてしまった。

殺された青年が最後に口にした「ナツコ」という女性。
彼女を浅羽たちの手から助け出すために、淳子は動き出した。

一方、数年前に起きた河川敷での焼死事件と、廃工場での事件に
繋がりを感じている女刑事、石津は、紹介してもらった牧原刑事とともに
事件の真相を追う。


だいぶ前に映画を見たことがあって、そのときは大して面白くはないと
思ったんだけど、映画より小説のほうが全然面白かった。
超能力とかSFってやっぱり現実味がないから、感情移入なかなかしづらいし、
ちょっと人死にすぎでは・・・と思うくらい人が死んじゃうんだけど。

殺人は殺人なんだけど、凶悪犯を制裁するっていうところは読みながら
「いけ!!」と思ってしまう。
最後に救われる場面もあったりして、酷く悲しいだけじゃないのも〇。

でもまたここで失敗!
「燔祭」を先に読めば良かったのね。

★★★★☆




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23:00  |  宮部みゆき

2009.02.10 (Tue)

誰か 宮部みゆき

義父であり、今多コンツェルンの会長でもある今多義親のお抱え運転手梶田が
自転車に轢かれて死亡した。
犯人はまだ捕まっていない。

主人公の杉村三郎は、義父にあることを頼まれた。
梶田の娘、聡美と梨子が、生前の梶田についての本を書きたいので、
編集者である三郎に手伝ってほしいというものだった。
本を出版することによって、犯人を一日でも早く捕まえたいのだ。

しかし、妹梨子は本を出版することに執念さえ抱いているのに対し、
姉聡美は何とか本を書くことをやめさせたいと思っている。
本を書くことによって暴かれたくない過去があるようだ。
とにかく聡美は何かに怯えていた。

取材のために梶田の人生をさかのぼっていった三郎は、
ある事件にたどり着く。


宮部みゆき、初読みでした。
長編だったけど飽きずに、サクサクと読めました。
ミステリーではない?静かに淡々と進んでいきます。
描写がすごく細かいなーという印象。
大財閥の娘である菜穂子と結婚した三郎が、たまに感じる
違和感(財力の面で)とか、三郎が自分の母親から言われたひどい言葉とか、
もっと深堀りされるのかなーと勝手に思いながら読んでしまいました。

他にも読んでみよう。

★★★★☆



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23:58  |  宮部みゆき  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)
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