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2011.02.09 (Wed)

お別れの音 青山七恵

妊娠をきっかけに会社を辞めることになった、
ほとんど口をきいたことのない同僚が最後の日に告げた言葉。
会社の近くで働く靴職人の青年がなぜか気になってしまうわたしのとった行動。
記憶にない男性からのメールがわたしの心に起こす小さな波。
日常の中にあるさまざまな「お別れ」の瞬間を鮮やかに切り取った6篇。
史上最年少の川端康成文学賞作家によるちょっとせつない世界をお楽しみください。
(内容紹介)


ふと隣り合わせになった人たち。
小さな「別れの音」。
小さすぎて聞き逃してしまいそうな危うい音。

静かで平坦なんだけど、後からじわじわ染み入るような短編集でした。
この「静かさ」が最大の魅力。
しっかり堪能させていただきました。


「うちの娘」が好き。
「役立たず」の弥生がちょっと怖かったかな。


★★★★★




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21:37  |  青山七恵

2009.11.27 (Fri)

かけら 青山七恵

「かけら」
母が申し込んだ日帰りのさくらんぼ狩りツアーに、父親と二人で行くことになった。
家族全員で行く予定だったのだが、姪の鞠子ちゃんが熱を出してしまったのだ。
父と二人でバス旅行。
普段から口数の少ない父と、共通の話題なんてあるんだろうか。

「欅の部屋」
僕は結婚が決まってからかつての恋人、小麦のことを思い出してばかりいる。
4年間付き合って僕がフラれる形で終わってしまったんだけど、
僕と小麦はまだ同じマンションの別々のフロアに住んでいる。

「山猫」
私たちの新婚家庭に、夏休みいとこの栞が泊まりにくることになった。
東京の大学に進学を希望している栞が、大学見学に行きたいのだそうだ。
初めての来客に準備も万端。
なかなか打ち解けてくれない栞に、私は東京を案内する。


青山さんの文章って、心があったかくなります。
3編はどれも日常の出来事が描かれていて、そこに宿る感情も「ふだん使い」。
「山猫」が一番好きです。
年の離れたいとこに一生懸命がんばっちゃう私。
私とは一緒に登らなかった東京タワーに、旦那の秋人とは登った。
そこにあるちっちゃいジェラシーがかわいかったな。

かわいいといえば「かけら」のお父さんも好き。
あまり自己表現しないお父さん。
でもふとしたところにお父さんらしさがにじみ出てる。

★★★★★



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22:37  |  青山七恵

2008.11.15 (Sat)

ひとり日和 青山七恵

主人公千寿は、母親が中国へ行くことになり、遠い親戚にあたるおばあちゃんと
同居することになった。
千寿21歳、吟子さん71歳。年の離れた二人の同居生活を描く。
二人と、そのお互いの恋人、猫、駅。日常生活は淡々と進んでいく。

千寿は”吟子さんはもうつらいこともたくさん経験したから、ラクでいいな”とうらやむ。
若いってめんどくさい。出会いもあるし、別れもあるし、仕事もあるし、浮気もある。
イマイチやる気の感じられない千寿と、それを温かく(半分放置で)見守る吟子さんとの関係は
なかなかステキです。依存していない感じがスッキリです。

★★★☆☆



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08:50  |  青山七恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.11.08 (Sat)

窓の灯 青山七恵

大学を中退して途方にくれていたまりもは、ある日喫茶店「シヴェ」でミカド姉さんに拾われた。
お店の2Fの一部屋に住むまりもは、ある日向かい側のアパートに若い男が
引っ越してきたことに気づく。
それまで窓の外を意識せず過ごしていたまりもは、急にカーテンを閉めるようになったが、
向かいの部屋は薄いレースのカーテン一枚で無防備に暮らしている。
カーテンの向こう側が気になって仕方ない。

まりもは夜の街を散歩し、いろんな窓の向こう側を盗み見るようになる。

ミカド姉さんを愛すさまざまな男たち、そして突然現れた「先生」に心動かされるまりも。

窓の向こう側からまりもは何を感じ取ったのだろう。
不思議な魅力を持つミカド姉さんと正体不明の「先生」、静かだけどどこか
荒々しくも感じる物語。

軽めでさらりと読めるが、結構あとからじんわりとくる。

★★★☆☆



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19:43  |  青山七恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2008.10.19 (Sun)

やさしいため息 青山七恵

まどかは、会社に向かう電車の中で、4年も消息をたっていた弟、風太と再会した。
まどかの家に居候を始めた風太は、まどかのその日一日の出来事を1冊のノートに綴っていく。

今の会社に勤めて5年になるが、人付き合いの嫌いなまどかには友達がいない。
恋人とも3ヶ月前に別れてしまい、会社と家の往復だけの毎日。
でもそんな自分を風太に悟られたくなくて、聞かれるたびに小さな嘘をたくさん重ねていくまどか。

しかし、まどかの友達緑に出会ってから徐々に変わっていく。
日記にも本当のことが綴られるようになって・・・。

風太がつける日記の意味は?

タイトル通りのやさしい雰囲気で、とても読みやすい。
まどかと風太の個性の違いが面白い。

★★★★☆


22:35  |  青山七恵  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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