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2009.10.21 (Wed)

パラダイス・サーティー(下) 乃南アサ

最近なんだか伸の様子が変だ。
仕事が忙しいのはわかるけど、それにしても態度がつれない。
もしかして結婚をほのめかしたのがまずかった?

一方菜摘は店の客である紘子に恋をしていた。
紘子の旦那はどう見ても堅気じゃなく、店でもいつも迷惑をかける。
紘子はそんな旦那に監視されていて、自由に行動すらできない。
菜摘はそんな彼女を自分の手で救い出したいと思いある行動に出るが、
そこで意外なものを発見してしまう。

「実業家」と名乗る伸の本当の仕事は?
菜摘は紘子を救い出せるのか?
そこには予想外の結末が待ち構えていた。


上巻に引き続きです。
夢見ていた伸との交際も順調だと思っていた栗子だったが、
そこには大きな大きな落とし穴!
その結末はこの話にしては結構衝撃でした。事がでかすぎるっていうか。

栗子の恋も、菜摘の恋も終焉を迎えることになるんだけど、
そこからは前向き。パラダイスな(パラダイスって…)30代を迎えるために
二人は一皮むけたのでした。

自分の不幸さを呪い、いつもウジウジしていた栗子の成長模様は爽快だったけど、
エピローグの鯨岡の話はいらなかったかも。
結局男を見る目がなかったってことなのか?

ともあれ30代の大台に乗ってしまえば、度胸もつくっていうことでしょうか。


★★★☆☆



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20:14  |  乃南アサ

2009.10.20 (Tue)

パラダイス・サーティー(上) 乃南アサ

大山栗子のその日は最悪な一日だった。
朝から痴漢にあうし、痴漢を撃退しようとしたら屈辱の一言を言われるし、
しかもそれを会社の同僚に見られていた。

30歳目前といえば、会社でもお局的存在。
上司から勧められた見合いは断られるし、もう散々だ。
それに加えて家族までが勝手気まますぎて、とうとう堪忍袋の緒が切れた栗子は
家を飛び出すことになった。

幼馴染の友人でレズビアンの友人、菜摘のもとに転がり込んだ栗子は
菜摘の紹介で一人の男性古窪伸に出会う。
一目見て体に衝撃が走った。一目惚れだった。
もしかして駆け込みで20代のうちに結婚できるかも!?
はやる気持ちを抑えつつ、栗子は必死に喰らいつく!


30歳を目前に控えた女性が主人公の話ってほんとに多いなー。
それだけ悩んだりする時期ってことなんだと思うけど。
崖っぷちの栗子はとにかく結婚したくてたまらない。子供もほしい。
自分より年下の女の子が寿退社をしていくのを指をくわえて見ている。
で、そんなときに現れた素敵すぎる男性。
なんとかものにしようとする栗子の執念は凄まじいものがあります…。

でも私は栗子の話よりは菜摘の話のほうが切なくて好き。
障害や偏見の多い同性愛者。その恋心のほうが切実。
苦しさが伝わってきてなんだか胸がつまってしまいました。

下巻に続く。

★★★☆☆



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19:51  |  乃南アサ

2009.08.09 (Sun)

ドラマチック・チルドレン 乃南アサ

またまた子供モノです。

富山県にある「ピースフルハウス・はぐれ雲」。
さまざまな事情を抱えた子供を預かり、共同生活することによって
子供たちが自立できるように支援する施設。

はぐれ雲を訪れる子供たちは後をたたない。
非行であれ、引きこもりであれ、川又夫妻は一人一人に真摯に向き合う。
そんな川又夫妻の苦悩と、子供たち・親たちの成長を見つめる作品。

乃南さんといえばミステリー。
だけど今作はほぼノンフィクションです。
子供たちが抱える心の問題の深さと、それを支える大人たちの姿勢。
川又夫妻が本当にすごい。
親ですらお手上げの子供たちを預かるのは想像を絶する大変さだろう。
子供もさまざまなら、親もさまざま。
子供と向き合うこともせずに、川又夫妻に託して知らん顔の親だっている。

子供たちの心の変遷が忠実に描かれていて、とても興味深い作品だった。
子供を変えるためには、親も変わらなければならない。

戦いはこれからも続くのです。

★★★★★



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07:01  |  乃南アサ

2009.06.28 (Sun)

微笑みがえし 乃南アサ

中学からの幼なじみ4人組。
その中の一人、昔からトラブルメーカーでいつも周りをひっかきまわしていた阿季子の
芸能界復帰が目前に迫っていた。
28歳になった今、4人はそれぞれの人生を歩んでいるが、今でも4人は仲良しだ。

春から朝のテレビ番組で司会をすることが決まっている阿季子のもとに
次々押し寄せるトラブル。
芸能界復帰を妬んだ何者かによる仕業なのか。
どこかで微笑んでいるのは誰か。


女の陰湿さを描くのがホントにうまい!
同じ女が読んでも鳥肌たちそうなくらいいやーな感じです。
阿季子がまたムカつくキャラ・・・。
そりゃ妬まれてもしょうがないでしょ、なんだけど、
ラストはやっぱり微笑むのは阿季子だったんだなーと。
したたかで図太い!

男性が読んだらひいてしまいそうです。
昼ドラっぽい。

★★★★☆


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23:15  |  乃南アサ

2009.06.14 (Sun)

6月19日の花嫁 乃南アサ

交通事故で記憶を失ってしまった千尋。
気がついたときには見知らぬ男の家で、何もかもを失っていた。
自分の名前も、過去の記憶も。

たった一つ思い出した6月19日という日付。
大事な日。
それは、自分の結婚式の日にちだった。
でも誰と結婚するはずだったのか、それすら思い出せなかった。
何とか記憶を手繰り寄せて過去を取り戻そうとする千尋だが、
待ち受けていたのは想像もできない過去ばかりで・・・。


千尋が何度か記憶を失っているので、読んでいてちょっと混乱。
読んでいるうちに本当の結婚相手は誰なのかがすぐ分かるんだけど、
それでも最後まで惹きつけられました。
ラストがまた次を匂わせるような終わり方で、なんとも憎い。
いかにもサスペンスって感じだけど、面白かったです。

最後が急ぎ足気味なので、もうちょっと長いほうがいいかな。

★★★★☆


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21:40  |  乃南アサ
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