2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.07.16 (Thu)

感傷コンパス 多島斗志之

昭和30年。
新任教師の明子は、山里にある分校に赴任した。
父親にもらったコンパス(方位磁石)を持って。

受け持つ生徒は4年生と5年生のわずか6人。
新米教師、かつ、地元の地理も言葉も分からない明子は、
子供に教えてもらうことも多かった。
子供たちは明子に慣れ親しんでいくが、一人だけなかなか親しくなれない生徒がいる。
朱根だ。
1時間目から学校に来たためしがない。すぐどこかに行ってしまう。
父親と二人暮しの朱根の家に家庭訪問に行くも、父親に冷たくあしらわれてしまう。

頑ななまでに心を開いてくれない朱根に、明子は近づくことができるだろうか。


多島さんは黒百合以来の2冊目です。
昭和30年という時代と、山里での光景が、静かに染み入ってきます。
同僚の女教師と仲良くなれなかったり、がさつで不躾な空木と出会ったり、
小さな事件もいくつかあるんだけど、やっぱりメインは子供。
朱根をはじめ、子供たちからいろんなことを教えてもらって、
明子自身が成長していく物語。
もうちょっとドラマ性があっても良かったかな、とも思うけど。

方言が和みます。

★★★★☆



ランキング参加してます。応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
18:00  |  多島斗志之

2009.01.28 (Wed)

黒百合 多島斗志之

舞台は1952年夏、六甲山。
主人公の進は夏休みを利用して、父の友人である浅木さんの別荘にやってきた。
浅木さんの息子、一彦とは同い年だ。

一彦に連れられて行ったヒョウタン池で、二人は香という少女に出会った。
気の強い香に、進も一彦もひと目で恋に落ちた。
大自然の中、3人は毎日のように遊んだ。

と、章は変わって、昭和10年。進の父と一彦の父は、ドイツにいた。
宝急電鉄の小芝翁の海外視察旅行の同行だ。
そのドイツで、日本人女性・相田真千子と出会う。
真千子はドイツで後から来る誰かを待っていたのだが、とうとうその人物は
現れなかった。




物語は進たちの話と、進たちの親の話が交互で進行していく。
進・一彦・香の青春物語、かと思って読み進めていると、いや、なんか違う。
ところどころにおや?というのはあるんだけど、ラストまでその謎は全く分からなかった。
読んだあとにやっと、タイトルが何で「黒百合」なのかが分かった。

で、もう一度最初から読んでみた。
再読系です。

でもちょっと無理矢理なところがあるかな。

★★★★☆



ランキング参加中です。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

19:00  |  多島斗志之  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。