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2011.03.25 (Fri)

アンダスタンド・メイビー 島本理生

「おまえは俺のこと、見つけられるって」少女は踏み込んだ、愛と破壊の世界へ。
デビュー10周年記念書き下ろし作品。
内容(「BOOK」データベースより)



重くて苦しくて切なくて。
でも後半になればなるほど読むスピードが加速。
黒江の危うさに読んでいるこちらまでビクビクしてしまう。
「あーついてっちゃダメ!」と
何度思ったことか…。

下巻は上巻での謎が一気に解ける感じ。
黒江の心に影を落とした出来事や、
それに向き合っていくことを決めた黒江の成長。
辛すぎる現実が待っていて読んでいて痛くて痛くて
苦しくなったけど、未来に希望が持てる最後で良かった。

数々のどうしようもない男たちと大人がいて、
どうして黒江はこんなに不幸なんだ、と思ったけど、
でも神様はちゃんといたんだ。

個人的には光太郎が一番好きでした。


★★★★★






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22:18  |  島本理生

2010.08.18 (Wed)

真綿荘の住人たち 島本理生

レトロな下宿「真綿荘」に集う人々の恋はどれもままならない。
超絶に性格の悪い美女に駆け落ちを迫られる大和君、
彼に片想い中だが先輩に告白されて揺れる鯨ちゃん、
女子高生の恋人の一途な愛情表現に戸惑う男嫌いでクールな椿。
そして、大家で小説家の綿貫さんは、17年前ただ一度自分を抱いた男・晴雨(せう)
を内縁の夫と呼ぶ――。
『ナラタージュ』の著者渾身の恋愛小説。
自分だけの至上の相手を貪欲に求める、熱い恋のあり方に心震える傑作です。
(内容紹介)



読み終わった後はちょっと切なくなるのは、いつもの島本さんらしさ。
静かでいてどこかに芯があって力強い。

たくさんの登場人物が出てくることもあってか、今までの作品に
プラスα奥行きがあったように思います。
今までで一番好きかも。

ラストの綿貫さんと晴雨さん、束縛というかたちで築く愛もあるんだな、と。

でもやっぱり天然キャラで憎めない大和君が一番好きかなー。
晴雨さんは私にはちょっと世界が違いすぎてとっつきにくかった。
これからオトナに成長していく大和君が微笑ましくもあり、
なんだか見守っていきたくなりました。

★★★★★



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18:08  |  島本理生

2010.07.16 (Fri)

あられもない祈り 島本理生

凄まじい緊迫感と密度に圧倒され息をのんだ。
島本さんの地平はどこまで広がるのだろう。
――山本文緒
火照った躰の内側から滲み出す愛の不毛と孤独は、私を虜にした。
――行定勲(映画監督)
この小説を読むこと自体、胸をえぐられる恋愛をするのと同等だ。
――西加奈子
早く読んでほしい。でないと、この物語はそれ自体が持つ熱に溶けてしまいそうだから。
――青山七恵
〈あなた〉と〈私〉……名前すら必要としない二人の、密室のような恋
――山本文緒・行定勲・西加奈子・青山七恵さん絶賛の至上の恋愛小説。
読売新聞、毎日新聞でも話題になった島本理生の新境地!
(内容紹介)



うーん、暗い。
DV、リストカット、不倫。
すごい閉塞感。

誰にも感情移入できないどころではなく、読んでる間も読んだ後もモヤモヤ。
描写は相変わらず美しいとは思うけど、
どうしても話自体が好きになれなかった。
直樹も嫌だし、お金をせびる母親も嫌悪感しか残らなかった。


なんとも残念。次に期待。

★☆☆☆☆



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16:00  |  島本理生

2010.03.30 (Tue)

大きな熊が来る前に、おやすみ。 島本理生

きっかけは本当につまらないことだった。
穏やかな暮らしを揺さぶった、彼の突然の暴力。それでも私は―。
互いが抱える暗闇に惹かれあい、かすかな希望を求める二人を描く表題作。
自分とは正反対の彼への憧れと、衝動的な憎しみを切り取る「クロコダイルの午睡」。
戸惑いつつ始まった瑞々しい恋の物語、「猫と君のとなり」。
恋愛によって知る孤独や不安、残酷さを繊細に掬い取る全三篇。
(「BOOK」データベースより)



童話のタイトルみたいだなーと思って読み始めたら、アッサリと裏切られました。
意外に重い話でちょっと驚きつつも、それでも島本さん独特の静けさのせいか
この手の話の割には不快感はなく。
ただ、負のスパイラルなんだなーって思ってしまいました。
なんか無性に悲しくなりました。


一番好きなのは最後の「猫と君のとなり」。
恋の始まる感じがドキドキです。
荻原君、いい!!
久しぶりにキュンとしてしまいました…。

3つとも短編なので、スキマ時間に読めるのもオススメ。

★★★★☆



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19:27  |  島本理生

2009.08.10 (Mon)

ナラタージュ 島本理生

今でも忘れられない人がいる。

大学生の泉は、高校時代の演劇部の顧問である葉山先生から突然連絡を
もらった。あの日以来1年ぶりに。
演劇部の後輩たちの公演する舞台を手伝ってほしいと言われ、
卒業以来初めて母校を訪れる。

再び時間を共にすることになった泉と葉山先生。
はじめはぎこちなかった二人も、いつの間にか昔のように戻っていった。
卒業式のあの日から泉の気持ちは変わっていない。
でもそれは抑えなければいけない気持ちなのだ。

演劇部を一緒に手伝うことになった小野との出会いもあり、
泉は自分の気持ちを押し込みながら、気づかないフリをする。
葉山先生への想いと決別し、泉は小野との交際を始める。



恋愛小説の王道。教師と生徒という関係も、二人の間にある障害も。
いかにも、なストーリーなんだけど、最後は本当に切なかった・・・。
前半より後半が断然いいです。
小野君の豹変っぷりが、比較的平坦な印象を持つこの作品のスパイスになってると
思います。人は恋愛すると醜くなってしまうものなのかも。

たまには王道の恋愛小説もいいなー。

★★★★☆



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14:40  |  島本理生
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