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2010.12.15 (Wed)

木暮荘物語 三浦しをん

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、
安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。
現在の住人は四人。
一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、
ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。
二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、
3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。

その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、
かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。
一見平穏に見える木暮荘の日常。
しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。
それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、
ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。
(内容紹介)



おんぼろアパート木暮荘を取り巻く人たちの連作短編。
みんな何かしら問題を抱えていて、時に切なかったり、時に笑えたり。
ちょっとズレてるんだよなー。
死ぬ前にどうしてもセックスしたい老人とか、下階の女子大生を覗くサラリーマン
なんて気持ち悪いことこの上ないんだけど、そこはしをんさん。
なんだか応援したくなっちゃう憎めないキャラ。
光子の章だけすごく切なくて泣けてきました。

帯に「私たち、木暮荘に住みたくなりました」ってあるんだけど、
私は嫌だな(笑)
でも、いつまでもそこにあってほしいアパートではありました。
通りすがりにジョンの頭を撫でたいなぁ。


★★★★★



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07:27  |  三浦しをん

2010.08.05 (Thu)

三四郎はそれから門を出た 三浦しをん

それでも本から離れられない-。
人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。
『Gag Bank』『朝日新聞』等に掲載したものに書き下ろしを加える。
内容(「MARC」データベースより)



実は三浦しをんさんのエッセイ読むのは初めてです。
好きな作家さんのエッセイって、自分のイメージとかけ離れていると
結構ガックリきちゃうので、初めて読むときはドキドキします。

ジャンル問わずよくこんだけ読めるなーってくらい「本欲」が強い!
まさに活字中毒者。
本(や文章)に対する愛情がひしひしと伝わってきます。

もちろん書評もお役立ち感いっぱい。
日ごろ自分が読まないジャンルの本って、きっかけがないと手に取らないけど、
簡潔にわかりやすく面白く書いてあるので敷居が下がる。

爆笑どころもたくさん。
電車で隣に座った人が読んでる本と同じ本を読もう、っていう企画(?)
(第三章、第三回の『本の辻占』)が特に好き。
確かに電車に乗ってるときだけに関わらず、人の読んでる本って
気になっちゃいますよねー。私もやってみたい!

これで安心してしをんさんの他のエッセイも読めそうです(偉そう)。
大満足の1冊でした。

★★★★★






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20:19  |  三浦しをん

2010.06.14 (Mon)

天国旅行 三浦しをん

そこへ行けば、救われるのか。
富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、
命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、
一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。
内容(「BOOK」データベースより)



「心中」をテーマにした短編集。
もっと暗くてドロドロしてるのを想像してたけど、意外にそうでもなかった。
(とてつもなく暗いのを想像してたからかもしれないけど)
だからといって物足りないってこともなく。
それぞれのテイストが結構バラバラでそこが良かったと思います。

切ない気持ちになったり、でもそのあとで前に進めそうな前向きな気持ちになったり。
「死」と向き合うことって「生」を見つめなおすことなんだなーと思った。

これは図書館ではなく久しぶりの自腹本なんだけど、買って良かったー。

「初盆の客」が好きです。


★★★★★



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07:09  |  三浦しをん

2010.03.06 (Sat)

まほろ駅前番外地 三浦しをん

第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。
多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、
岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
(「BOOK」データベースより)



まほろ駅前多田便利軒
の続編。楽しみにしていました。
(予約し忘れててうっかり今頃になってしまったけど)


前作よりも結構日が経っているにも関わらず、
あっという間に多田と行天に「戻れる」。
懐かしの依頼人が主役になって戻ってくるっていうのもいい。
相変わらずの二人の雰囲気も健在でうれしい。
でも、ラストは行天の心の闇の部分も出てきたりして、
さらに続きが気になります。もちろん続くよね?

新たな恋の行方も!
また二人に会いたいです。

★★★★★



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07:45  |  三浦しをん

2010.01.16 (Sat)

風が強く吹いている 三浦しをん

箱根の山は蜃気楼ではない。
襷をつないで上っていける、俺たちなら。
才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。
奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。
たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。
長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!
超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。
(「BOOK」データベースより)



いつからだろう、箱根駅伝見て泣くようになったの…。
今年は残念ながら見れなかったんだけど、正月といえば箱根駅伝。
ハラハラして手に汗握り見る大学生は、いつもかっこいいです。


陸上素人がほとんどな10人が、無謀な箱根駅伝に挑む1年間。
途中何度も涙ぐみ、最後は声をあげて泣きながら読みました。

これは本当に読む価値あり。
これから毎年箱根駅伝を見るたびに思い出すだろう。
長さにひるんで今まで読んでなかったことが悔やまれる…。

熱い気持ちが何度もこみ上げてきて、最後一緒になって喜べる、
本当にいい物語でした。

自分を信じて、仲間を信じて得たものは、「強さ」。

★★★★★



※1/20追記。文庫はコチラ↓



映画も気になります。(4月発売みたい。)


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19:33  |  三浦しをん
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