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2011.03.10 (Thu)

妻の超然 絲山秋子

文学がなんであったとしても、化け物だったとしても、
おまえは超然とするほかないではないか。
「妻の超然」「下戸の超然」「作家の超然」を収録した異色の三部作。
内容(「BOOK」データベースより)




「超然」=物事にこだわらず、平然としているさま。


「妻の超然」の、”朝十時半の一人グーグル”が面白い。
浮気に超然はないのだ、も納得。
妻は超然としているつもりかもしれないけど、
実は全然超然となんかしてないところが
かわいらしくもあり、人間くさくもあって好き。

「下戸の超然」、これは下戸の人は大いに共感しそう!
広生みたいな低温な男の人って
なんか惹かれちゃうんだよなー。

「作家の超然」は私にはちょっと難しかった。
作者が自分に向けて言ってる感じなのかな。
「妻」「下戸」とはガラッと変わります。


私も超然としていたいけど・・・無理だな。


★★★★☆




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20:47  |  絲山秋子

2009.06.04 (Thu)

袋小路の男 絲山秋子

第30回川端康成文学賞受賞作


あなたに初めて会ったのは、ジャズバー「エグジット・ミュージック」。
それから12年。
恋人未満家族以上の関係。
二人は手さえつないでない。

そんな日向子と小田切の物語。

いやーすごいな。こんな関係ってあるんかい!って感じなんだけど、
あんまり違和感ないのが不思議。
すげなくされても、小田切への想いが一切変わらない日向子には、
清々しささえ感じました。
そこまで誰かをずーっと好きでいられるなんて奇跡みたいなものだけど、
つかず離れずの距離感が心地よかったです。
(私だったら無理だけど…)

他に、「アーリオオーリオ」収録。
こっちもすごく良かった。こんな素敵な叔父さんと文通したい。

★★★★★


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21:15  |  絲山秋子

2009.04.23 (Thu)

ダーティ・ワーク 絲山秋子

連作短編集。

●worried about you
●sympathy for the devil
●moonlight mile
●before they make me run
●miss you
●back to zero
●beast of burden

物語の中心は、スタジオミュージシャンをしているギタリストの熊井。
男っぽい性格の彼女は、ある一人の男がいつも心の中にいる。
一番初めにバンドを組んだベーシストのTT。

途中から、ちらほらと人物の関わり合いが見えてきて、
だんだんと面白くなってきた感じ。

●moonlight mileが一番良かったな。
なんとなく「沖で待つ」の私と太っちゃんのような関係に思えた。

中性的な女性描くのうまいな。
洋楽に詳しければ、もっとおもしろかったかも。

★★★★☆



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23:00  |  絲山秋子

2009.02.14 (Sat)

沖で待つ 絲山秋子

芥川賞受賞作。文庫が出ていたので買ってみました。

主人公の私と、同期の太っちゃんとの友情を描いた作品。

入社した住宅設備機器メーカーで、同じ福岡配属となった私と太っちゃん。
2人とも見知らぬ街への配属で不安を抱きつつ、そんな気持ちを分かち合って
2人は友情を築いていった。

その後、転勤で離れ離れとなり、何年か経ったのち、また2人は再会。
そのときに太っちゃんが私にある提案をする。
「おまえさ、秘密ある?」

お互いがもし死んだら、PCのHDDを破壊して、誰にも見られたくないものを
抹消しようというのだ。
そして太っちゃんは、家の地図・鍵・PCをあけるドライバーを送ってきた。

それを思ったよりもだいぶ早く使う事になってしまった。
太っちゃんが不慮の事故で亡くなったのだ。
誰にも気付かれぬように部屋に入り込み、HDDを破壊する私・・・。


男女でありながらも、私と太っちゃんの間には固い友情しかない。
それは、「仕事」を通してだからこその信頼関係なんだろうな。
そこに死があることは悲しいんだけど、二人の友情が羨ましくて、
太っちゃんが隠したがっていたものがかわいくて、切ないながらも癒されました。

ほか、●勤労感謝の日●みなみのしまのぶんたろう 収録。

★★★★★



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11:11  |  絲山秋子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.01.22 (Thu)

ニート 絲山秋子

5つの短編集。

「キミ」は私にとって何なんだろう?

キミはニートだ。働くことを拒否し、何もかもをめんどくさがっている。
そんなキミを作家である私が援助する。

話は3つめの短編「2+1」につながる。
援助したお金も使い果たしたキミは、またしてもライフラインを止められていた。
そこで私は友人とルームシェアしている自分の家に、キミを呼ぶことにした。
そこで始まった生活。援助されることにいつまでも慣れないキミ。

「どうでもいい」が全面に漂う話だった。

他に、
●ベル・エポック
●へたれ
●愛なんかいらねー

うーん、今回はあまり思うところがなかったな。
「へたれ」は良かったけど。

最後の「愛なんかいらねー」が読んでてウェっとなってしまった。
スチャダラ好きなんだけどなー。でもスカトロって・・・。

全体的に良さが分からなかった。残念。

★★☆☆☆


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22:08  |  絲山秋子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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