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2011.01.19 (Wed)

往復書簡 湊かなえ

あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。
女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。
そこには五年前の「事故」が影を落としていた。
真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたという
あずみと静香に手紙を送る―(「十年後の卒業文集」)。
書簡形式の連作ミステリ。
内容(「BOOK」データベースより)



手紙のやり取りで話が形成されているのが新鮮。
「手紙」の特性を生かしていて面白い。

往復書簡の回数が増えていくごとに、徐々に真実に近づいていくわけだけど、
最後にゾッとする感じや、文章で感じる独特の嫌らしさが
いかにも湊さんっぽい。

読んでいる最中も、読み終わったあとも、
決していい気分にはならないのに、
どうしてもまた読みたくなっちゃうんだよなー。
これぞ湊マジック?

次は長編読みたい。


★★★★☆




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12:50  |  湊かなえ

2010.06.02 (Wed)

Nのために 湊かなえ

「N」と出会う時、悲劇は起こる―。
大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。
台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。
努力家の安藤と、小説家志望の西崎。
それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。
すべては「N」のために―。
タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。
そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。
『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。
内容(「BOOK」データベースより)



告白、今週末に映画公開ですね。見たい。


今回の「Nのために」は、今までの作品に比べてなんていうかパンチがない気が。
独特のいやーな感じが薄い。
のが原因かはわからないけど、なかなか読み進まなかったです。
今までの3作は、引き込まれて一気読みだったんだけどなー。

西崎の書いた「灼熱バード」のほうが読みたい。

よくわからずに終わってしまったのも残念。
好き嫌いは別にして、あの嫌な感じが薄いのは寂しいです。
次回作に期待!


★★☆☆☆



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19:57  |  湊かなえ

2009.09.14 (Mon)

贖罪 湊かなえ

取り柄は空気がきれいなこと。
その小さな町で少女殺害事件が起きた。
目撃者は一緒に遊んでいた4人の少女たち。
でも、犯人は捕まらない。4人の誰もが犯人の顔を覚えていないというのだから・・・。

殺された少女エミリの母親は、4人の少女たちにある言葉を投げつける。

「わたしはあんたたちを絶対に許さない。時効までに犯人を見つけなさい。
それができないのなら、わたしが納得できるような償いをしなさい。
そのどちらもできなかった場合、わたしはあんたたちに復讐するわ」


その言葉におびえた少女たちは、それぞれどんな償いをしたのか---。


告白少女、に続く湊さんの3作目。
「告白」に近い印象を受けました。
4人の少女と、エミリの母親が語っていく連作短編のかたち。
物語の世界に引っ張り込むスピードはやっぱり早いです。
なんか気持ち悪いのに、読むのをやめられなくてページを繰ってしまう・・・。

人間の底意地の悪さとか、身勝手さとかの負の感情が生々しいほどリアルなんですよね。
だから不快になるのかもしれない。
でも、自分にも少なからずそういう部分があるから読むのをやめられないのかな。

いやーな気持ちだけが残るのに、また次出たら読んじゃうと思います。
中毒?

★★★★☆




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23:57  |  湊かなえ

2009.01.27 (Tue)

少女 湊かなえ

人が死ぬところを見てみたい。

高校2年生の由紀と敦子、二人の少女。
夏休み前のある日、転校生の紫織に「親友が自殺したところを見た」と
告白された。紫織は恍惚とした表情をしている。
「私も人が死ぬところを見てみたい」と思った二人は、それぞれ
病院・老人ホームで夏休みを過ごす。

あることをきっかけに関係に変化を見せていた由紀と敦子。

お互いに話すことなく、独自に「死の瞬間」に立ち会いたいと思い行動するのだが、
由紀のターゲットである少年の父親が敦子と一緒に老人ホームで仕事をしていたり、
由紀の憎む祖母がその老人ホームに入居していたりと結びついている。

そして最後にすべてが一つの線でつながる。


「告白」もすごかったけど、この作品も衝撃だった。
冒頭、自殺した女子高生の遺書で始まるところといい、
話のところどころに潜んでいる物語の伏線といい、読ませるな~といった感じ。
予想を何度も覆されます。
良い意味で、ホントひどい。クセになりそうです。
とりあえず2009年ベスト5は間違いなしでしょう。

じっとり嫌な汗をかく感じが好きな人は読むべし。

★★★★★



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20:39  |  湊かなえ  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2008.11.02 (Sun)

告白 湊かなえ

「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
本の帯を見て、いじめによる自殺の話なのかな?と思ったけど違いました。

シングルマザーの女性教師森口の娘愛美が、ある日学校のプールで遺体で見つかった。
終業式のホームルームで森口はこの事件について、犯人がこのクラスに
いると告白し始める。

物語は、①聖職者②殉教者③慈愛者④求道者⑤信奉者⑥伝道者という順番で
続いていく。それぞれの立場の人間が、それぞれの告白によって
真実が明らかになっていく・・・。
衝撃の事実が次々明らかになって、読むスピードがどんどん上がりました。

①聖職者が一番怖いかな。不気味な語り口というか、白々しいというか。
こんな先生だったらやだな、って感じです。

読後のサッパリ感はもちろんゼロ。でも面白いです。


★★★★★



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21:02  |  湊かなえ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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