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2011.01.25 (Tue)

ねむり 村上春樹

覚醒する新世界。
目覚めつづける女の不定形な日常を描いた短編『眠り』が、
21年ぶりの“ヴァージョンアップ”を経ていま再生する
―ドイツ語版イラストレーション、日本版のためのあとがきを収録した、
村上世界の新しい「かたち」。
内容(「BOOK」データベースより)



装丁の美しさが目をひく1冊。
挿絵も物語とマッチしていてとても良かった。

多分以前にも読んだことがあるはずなんだけど、
内容をほとんど覚えていなかったなぁ。

覚醒し続ける女。
現実なんてたやすいものだ。
日中は妻として母として生活し、夜は自分だけのものになった。
その先には何があるのだろう。


ラストのひたひたと迫る恐怖が夢に出てきそう。
この物語自体が夢か現実なのかわからなくなってくる。
不思議と不気味のミックス。


★★★★★




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22:54  |  村上春樹

2011.01.19 (Wed)

往復書簡 湊かなえ

あれは本当に事故だったのだと、私に納得させてください。
高校卒業以来十年ぶりに放送部の同級生が集まった地元での結婚式。
女子四人のうち一人だけ欠けた千秋は、行方不明だという。
そこには五年前の「事故」が影を落としていた。
真実を知りたい悦子は、式の後日、事故現場にいたという
あずみと静香に手紙を送る―(「十年後の卒業文集」)。
書簡形式の連作ミステリ。
内容(「BOOK」データベースより)



手紙のやり取りで話が形成されているのが新鮮。
「手紙」の特性を生かしていて面白い。

往復書簡の回数が増えていくごとに、徐々に真実に近づいていくわけだけど、
最後にゾッとする感じや、文章で感じる独特の嫌らしさが
いかにも湊さんっぽい。

読んでいる最中も、読み終わったあとも、
決していい気分にはならないのに、
どうしてもまた読みたくなっちゃうんだよなー。
これぞ湊マジック?

次は長編読みたい。


★★★★☆




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12:50  |  湊かなえ

2010.12.15 (Wed)

木暮荘物語 三浦しをん

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、
安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。
現在の住人は四人。
一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、
ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。
二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、
3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。

その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、
かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。
一見平穏に見える木暮荘の日常。
しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。
それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、
ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。
(内容紹介)



おんぼろアパート木暮荘を取り巻く人たちの連作短編。
みんな何かしら問題を抱えていて、時に切なかったり、時に笑えたり。
ちょっとズレてるんだよなー。
死ぬ前にどうしてもセックスしたい老人とか、下階の女子大生を覗くサラリーマン
なんて気持ち悪いことこの上ないんだけど、そこはしをんさん。
なんだか応援したくなっちゃう憎めないキャラ。
光子の章だけすごく切なくて泣けてきました。

帯に「私たち、木暮荘に住みたくなりました」ってあるんだけど、
私は嫌だな(笑)
でも、いつまでもそこにあってほしいアパートではありました。
通りすがりにジョンの頭を撫でたいなぁ。


★★★★★



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07:27  |  三浦しをん

2010.12.11 (Sat)

田舎の紳士服店のモデルの妻 宮下奈都

田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。
じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語。
内容(「BOOK」データベースより)



夫がうつ病になり、夫の田舎に移り住むことになった梨々子。
それまでの東京での生活から一変、「何もない」田舎での地味な生活。
恋焦がれて結婚した夫は変わってしまい、子供たちとのコミュニケーションに悩む。
でも少しずつ少しずつ変わっていく。


宮下さんの新刊ということでとっても楽しみにしてました。

東京から田舎に行くことになったときにもらった1冊の日記帳。
その10年日記に書かれる梨々子の気持ち。
夫のうつ病、成長していく子供たち、地元の人たちとの距離。
梨々子自身も少しずつ変化していく。
焦燥感や不安や憤り、細かい心の動きが繊細でした。
ありきたりなようで、ありきたりな家族なんていない。
「普通」ってなんだ?
今私が梨々子と同じ専業主婦で子育て中だからか、思いっきり感情移入。
夫婦のあり方、家族のあり方を考えさせられました。

ドロドロした感情もあんまり生々しくないのは宮下さんだからかな。

私も今年からつけ始めた5年日記。
5年目の欄にはどんなことを書くんだろう。
どんな家族になっているんだろう。


★★★★☆



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07:32  |  ま行その他

2010.08.05 (Thu)

三四郎はそれから門を出た 三浦しをん

それでも本から離れられない-。
人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。
『Gag Bank』『朝日新聞』等に掲載したものに書き下ろしを加える。
内容(「MARC」データベースより)



実は三浦しをんさんのエッセイ読むのは初めてです。
好きな作家さんのエッセイって、自分のイメージとかけ離れていると
結構ガックリきちゃうので、初めて読むときはドキドキします。

ジャンル問わずよくこんだけ読めるなーってくらい「本欲」が強い!
まさに活字中毒者。
本(や文章)に対する愛情がひしひしと伝わってきます。

もちろん書評もお役立ち感いっぱい。
日ごろ自分が読まないジャンルの本って、きっかけがないと手に取らないけど、
簡潔にわかりやすく面白く書いてあるので敷居が下がる。

爆笑どころもたくさん。
電車で隣に座った人が読んでる本と同じ本を読もう、っていう企画(?)
(第三章、第三回の『本の辻占』)が特に好き。
確かに電車に乗ってるときだけに関わらず、人の読んでる本って
気になっちゃいますよねー。私もやってみたい!

これで安心してしをんさんの他のエッセイも読めそうです(偉そう)。
大満足の1冊でした。

★★★★★






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20:19  |  三浦しをん
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