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2011.01.07 (Fri)

月曜日の朝へ 朝比奈あすか

群像新人賞作家が描く「27歳」の現実  
これから私は何を得て、何を失うのだろう。
現実の重みに対峙する「27歳」の明日とは。
異なる人生を歩む同級生の一瞬のすれ違いを描く「クロスロード」併録
(内容紹介)



新年あけましておめでとうございます。

今年1発目は朝比奈さんです。


タイトルになっている「月曜日の朝へ」よりも、「クロスロード」のほうが好み。
単調な仕事のシーン、かつての自分を見ているような。
(私は単調な仕事が大好物だったので、主人公とはちょっと違うけど)

日常に埋もれていってしまうんじゃないかという不安と、
それを受け入れようとする諦めみたいなもの、
そんな心の動きがすごくリアルでした。

リアルだから読み終わった後はちょっと切ないような悲しいような
不思議な気持ち。


今年は去年よりはもうちょっと本が読めたらいいなーと思います。
今年もよろしくお願いします!


★★★★☆




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23:32  |  朝比奈あすか

2010.09.06 (Mon)

やわらかな棘 朝比奈あすか

弟が死んだその日から、私はものが食べられなくなった。
勤めている花屋の店主の井上さんは、いつも休憩時間にお菓子を出してくれる。
決して、私が手をつけないと知っているのに。
大好きな弟が自らの命を絶った夜、私は不倫相手からの電話を待っていた(「春待ち」)。
忘れられない4つの記憶を巡る連作群像劇。
内容(「BOOK」データベースより)



最近好きな朝比奈さんの最新刊。
連作短編になってます。

出てくる女性はみんな小さな棘を持っている。
苦しさ、もどかしさ、切なさがどれもリアルで読んでいて苦しいくらいなんだけど、
読み終わるとやっぱり読んで良かったと思える。

「春待ち」が一番好きです。
ラストのうな重のシーン、新たな一歩を踏み出すところ。
立ち止まっていた時間はもうおしまい。前へ進んでいこう。

今後もさらに期待!

★★★★★



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09:37  |  朝比奈あすか

2010.06.29 (Tue)

声を聴かせて 朝比奈あすか

娘が里帰り出産のために帰省した。
2人にはまるで決めごとのように、口にしないことがある。
自分たちがかつて失くしたひとつの命…。
我が子の匂い、肌ざわり、息づかいがリアルに甦る慟哭の表題作他1篇を収録。
(内容(「MARC」データベースより))



先日読んだ「彼女のしあわせ」が想像以上の良さだったのでまた朝比奈さん。
この本は読書メーターの「読友」さんにオススメしてもらった1冊。

以前読んだものより重めです。

表題作の「声を聴かせて」も、もう一編の「ちいさな甲羅」も母と子供の話なんだけど、、
どっちも切なくなるくらいリアル。
母としてのもどかしい感情とか、それを察している子供の目線とか。
母だって人間。もがきながら成長していくんだ、きっと。

人間の心の中にある黒い感情。
その人間臭さにドキっとさせられるんだけど、不快感なく心に染みてきます。
読んでるときはつらいけど、読んでよかったと思える本でした。


★★★★★



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16:00  |  朝比奈あすか

2010.06.23 (Wed)

彼女のしあわせ 朝比奈あすか

独身を選んだ長女。
育児に追われる次女。
不妊に悩む三女。
夫の言いなりだった人生に惑う母。
女たちはあやふやなものを背負いながら、悩み傷つき生きていく。
女の人生に“普通”はない。
今を生きる彼女たちの心の叫びを見つめ、哀しみを包み込む女の幸せを細やかな筆致で描く、
三姉妹と母親の物語。
(内容紹介)



憂鬱なハスビーン以来、2冊目の朝比奈さん。
正直特に期待してたわけじゃなかったんだけど、すごく良かった!
タイプの違う3姉妹。+母親。
悩みもそれぞれ。
だからこそあらゆる年代の人が読んでも共感できるかなーと思います。
私は月子が好きだなー、不器用なんだけどね。
男性陣ではダントツに亮一さんです。

悩みながらも前に進んでいくので、読後感も良い。
オススメの1冊です。


★★★★★



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19:00  |  朝比奈あすか

2009.01.25 (Sun)

憂鬱なハスビーン 朝比奈あすか

エリートコースをひた走ってきた凛子。
天下の東大を卒業し、一流企業でスピード出世。
弁護士の夫を持ち、物分りのいい姑がいて、高級マンションに住まう。
誰しもがうらやむような人生を送っている凛子。
でも凛子は満ち足りていなかった。自分でも分からない何かに飢えていた。

ハローワーク主催のセミナーで、かつて進学塾でトップを誇っていた
熊沢に再会する。神童と呼ばれた熊沢は変わり果てていた。
Has Been かつては何者かだった。今は何者でもない。

がむしゃらに走ってきた女性の、空虚な日々を描いている。
誰かに頼ったり甘えたりできず、戻れも進みもできないもどかしさが
うまく描かれている。
周りに期待されて、その期待にこたえるのが当たり前の人生、
さらに自分のプライドとも闘うのはキツイだろうなぁ。
ラスト、母親に身をゆだねる子供のシーンにじんわり。

頑張りすぎる女性に読んでほしい1冊。

★★★★☆


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20:55  |  朝比奈あすか  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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