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2010.08.01 (Sun)

どんぐりのリボン 田辺聖子

五月と健太の恋の物語。
親友の結婚披露宴で知り合った健太は「女は家を守れ」という古い女性観の持ち主。
市役所の広報部でエネルギッシュに働く五月にはそんな健太が許せない…。
五月と健太の奇妙なほのぼのラブ・ストーリー。
内容(「BOOK」データベースより)



町の女と村の男。
そりの合わない二人が徐々に近づいていきます。
歯に衣着せぬ物言いの五月の人柄がなんとも田辺さんっぽい。

健太の住むすてきな村の災害シーンあたりでちょっと悲しくなるも、
村の若者たちの生気あふれる姿にこちらまで元気をもらえます。
苦境さえ楽しんで乗り越えていく生命力の強さ!
「やろやないけ」の精神。
お似合いの二人なのでした。


★★★★☆



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06:25  |  田辺聖子

2010.07.21 (Wed)

愛してよろしいですか? 田辺聖子

斉坂すみれ34歳。
会社の仕事はそつなくこなし、重宝がられているのに、
女もこの年齢で独身となると生きにくくなる。
愛想がよければ男狂いと言われ、ちょっと冷たくすればヒステリー、
質素にすれば色気がない―。
ある旅先で、ひとまわり年下の大学生・矢富ワタルと出会い、
不覚にも恋に落ちてしまった。
若い男の子の顔色に一喜一憂する女の甘やかな恋心を
笑いの渦に巻き込んで描く傑作恋愛小説。
内容(「BOOK」データベースより)



昭和54年初刊の再編集されたもの。
ハイ・ミスのすみれが若い男の子に恋をするお話なんだけど、
34歳での社会での風当たりの強さに、ちょっとだけ時代を感じました。
でも基本今でも全然色あせない新鮮さ。

若い子相手に本気になってどうする、と自分をセーブしているんだけど、
とにかくワタルといると心地いい。
そのうち相手の一言に一喜一憂したりなんかして、すっかり女の子に
なっていくすみれがかわいいです。

ワタルの飄々さと、すみれのやり取りが面白い。

いつの時代も恋する気持ちは変わらない!

★★★★☆



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20:32  |  田辺聖子

2010.01.11 (Mon)

言い寄る 田辺聖子

愛してないのに気があう剛。
初めての悦楽を教える大人の男、水野。
恋、仕事。欲しいものは手にいれた、31歳の乃里子。
でも、唯一心から愛した五郎にだけは、どうしても言い寄れない。
田辺聖子「最高傑作」三部作。30年の時を経て復刊第1弾。
(「BOOK」データベースより)



読み終わったあと30年の時を経て復刊第1弾。って見てビックリ。
男と女は時代はいつであれ基本変わらないってことなんですね。

3人の男が出てくるんだけど、個人的には水野が好きかなー。
「大人」すぎるけど、たまに言うセリフがなんとも深い。

女の子の泣くのは、ときどき部品の掃除をするようなもんでね。


拍手!
もし泣いてるときにこんなことを言われてしまったら、さらに泣いてしまいますよ!

逆に剛みたいな自信家の男ってやつは嫌です。
でも乃里子とは気があっちゃうんだけどね。

本当に大好きな人には言い寄れないっていうのも切ない。

女性のいろんな感情がぎゅっと詰まった1冊でした。面白かった。
田辺さんの文章ってドッシリとした安定感があって好きです。

★★★★★



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23:57  |  田辺聖子

2009.12.16 (Wed)

姥ざかり 田辺聖子

娘ざかり、女ざかりを過ぎてもオンナには、輝く季節が待っている
―何故シルバーシートは片隅にしかないのか、年寄りらしく生きよ、
気がねをせよとは何ごとぞ、わび、さび、枯淡の境男などマッピラゴメン、
若いもんに煙たがられようとも言いたい放題、やりたい放題、
姥よ、今こそ遠慮なく生きよう!
胸をはり、誰はばかることなく己が道を行く76歳歌子サンの姥ざかり。
内容(「BOOK」データベースより)



結婚ぎらい以来2冊目の田辺さん。
主人公は76歳の歌子さん。
海と山が見えるマンションに住み、シルクのパジャマを来て、
朝食はグレープフルーツに紅茶・トースト・目玉焼き。
一人暮らしは最高!

息子たちとの同居を断り、一人を満喫する歌子さんはかっこいい。
いくつもの習い事をこなしてとにかくアクティブ。
「おばあちゃん」じゃなくて、あくまでも「歌子さん」なんです。
これぞ理想の老後像。

テンポが良くてあっという間に読み終わってしまいました。
小気味良くてスカッと爽快。
元気をもらえます。ガッツが大事。

田辺さんハマりそう!

★★★★★



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20:28  |  田辺聖子

2009.11.14 (Sat)

結婚ぎらい 田辺聖子

倉田は別れた妻に、(ざま見さらせ)という気でいる。
結婚は「やさしいウソ」のつきあい―結婚してひと月で悟った真理だった。
三十半ばにして独り身に戻った倉田はミナミのバーで、
ルイ子とまゆみ、年下の女性二人から言い寄られ、
満更でもない様子だったが…(表題作)。男性が受け入れがたい
「きらい」な女性の振る舞いをユーモアたっぷりに描いた連作小説集。

(「BOOK」データベースより)


・オカルトぎらい
・結婚ぎらい
・人妻ぎらい
・家族ぎらい
・処女ぎらい
・魚ぎらい
・サムライぎらい
の7編。

男目線の結婚にまつわる7つの物語。
いやー面白かった!皮肉さがちょうどいい感じで、思わず笑ってしまいました。
単行本が出たのが1989年なので意外に古いんだけど、
全然古さがなくて、今の時代にも合っています。
(特にサムライぎらい)

男性が読んだら共感できすぎて、未婚の人は結婚するのが嫌になりそう。
女性が読むと身に覚えがあることが多すぎて、冷や汗かくかも?
旦那さんに優しくしなきゃなー。

「結婚ぎらい」の倉田の妻のように、こんだけ言いたいこと言ってりゃ
ストレスたまらんだろー。

オススメです。

★★★★★



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08:06  |  田辺聖子
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