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2009.11.29 (Sun)

ドリーマーズ 柴崎友香

「ハイポジション」
「クラップ・ユア・ハンズ!」
「夢見がち」
「束の間」
「寝ても覚めても」
「ドリーマーズ」
の6編収録。

夢がテーマになってる短編集。
将来の夢、じゃなくて、眠るときに見る夢。

今までの作品とはちょっと違って、現実なんだか夢なんだかわからなくなるところが
あって、ほわほわと漂う感じ。
私もよく夢を見るほうで、起きてから夢って気づくのに時間がかかるんだけど、
この話たちはそんな気分を思い起こさせるような心もとなさ。

ちなみに「ドリーマーズ」のエレベーターの夢と、
夢の中で支度を全部してて、実は夢で現実ではまだ寝ていた、みたいなのを
よく見ます。あれ起きたときガックリくる…。

柴崎さんの描く男女関係ってどうしてこうサッパリしてるんだろう。
男女の友情って大アリですよ、って感じです。

★★★★☆



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17:14  |  柴崎友香

2009.11.23 (Mon)

青空感傷ツアー 柴崎友香

ひょんなことから美人の友人、音生と二人旅をすることになった芽衣。
芽衣は3年間勤めた会社を退職したばかりで、今のところ時間もお金もある。
ちなみに音生は失恋したばかりだ。

初めて会ったときからあまりのかわいさに目が釘付けになった。
今でもついつい見惚れてしまう。
そんな音生とトルコ→徳島→石垣島へと無計画な女二人旅。

ワガママで気性が激しくて、でもすっごいかわいい女の子。
振り回されて、ケンカして、でもやっぱり一人にはしておけない。


音生のワガママっぷりに閉口。
思いついたら即行動の音生とは対照的な芽衣にも、若干イライラ。
でも嫌だと思っていてもついていってしまう気持ちはわかるんです。
かわいい子ってそれだけで絶対的権力を持ってしまうんだよ、と私は思う。
だってかわいいと許せちゃうじゃないですか。
美しいものずっと見てたいし。
芽衣の行動にイライラしちゃうのも、自分を見ているようだからかも。
正恵さんの言葉が刺さる刺さる・・・。

にしても、音生(ねお)って名前もかわいすぎ!
麗寅(うるとら)もすごいけど。

★★★★☆



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17:21  |  柴崎友香

2009.11.19 (Thu)

きょうのできごと 柴崎友香

ごく平凡な20代の男女5人のある一日を描いた5つの連作短編。

「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」
「ハニー・フラッシュ」
「オオワニカワアカガメ」
「十年後の動物園」
「途中で」

大学院に進学した正道の引っ越し祝いに集まった仲間たち。
おいしい料理とお酒、他愛ないおしゃべり。
何気ない普通の一日。

見事に何もドラマが起こらない。だらだら日常のたれ流し。
でもつまらなくはない。それがすごいですね。
面白いっていうのとは違う。
でもまた読みたくなっちゃう不思議な魅力。

ちょっと懐かしくて、あのときの友達は今何してるかなーなんて思い出してます。

★★★★☆



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19:00  |  柴崎友香

2009.11.09 (Mon)

フルタイムライフ 柴崎友香

大学卒業2週間前になってやっと就職が決まった。
美大を出たけど何をやっていいのか分からないまま、春子は新人OLになった。
入った会社はなんとも「昭和的」。コピーからお茶くみまで何でもやる。
こんなにたくさんのおじさんをいっぺんに見るのは初めてだ。

慣れてくると仕事はラクだった。
忙しい時期は必死にやらないと間に合わないけど、暇なときはゆっくりおやつを
食べる時間もあってのんびりしている。
先輩にもかわいがってもらって、仕事もやっとこなせるようになってきた。

でも着々と時間は進んでいる。
周りの環境も変わってきて、気になる正吉との関係も…。


新人OL春子の10ヶ月を描いた作品。
私は制服着てお茶くみ、とか上司がおじさんばっかり、って環境に今まで身を置いた
ことがないんだけど、ずっと事務職だったのでイメージがわきやすかった。
シュレッダー黙々とやるのとか好きだなー。袋変えるのは嫌だけど。
電話出るのって最初は緊張するんだよね、なんで組織改変ばっかりやるんだろ、
なんて共感できる部分が多かったです。

春子の友達は服飾やデザイン関係で、事務職のOLがいない。
だからこそ新鮮。

悩みながらも、春子のOL生活はまだまだ続いていくのでしょう。


★★★★☆



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17:50  |  柴崎友香

2009.11.05 (Thu)

星のしるし 柴崎友香

正月に祖父が死んだ。
といっても、年に1回会うか会わないかでそんなに付き合いがなかったので、
正直実感がわかない。

果絵は営業事務をしている普通のOL。
恋人もいるし、仕事はそれは嫌なこともあるけど辞めたいほどではない。
このままでいいのかな、という漠然とした不安はあるけど、
さし当たって困るような悩み事はない。
悩みがないというのが悩み?

友達の皆子や会社の先輩は占いにハマっている。
会社の先輩に勧められてカウンセリングを受けに行った果絵は、
その後すっかり身体が軽くなってビックリするが、1回1万円以上も払って
また行こうとまでは今のところ思っていない。
信じてないわけじゃないけど、頼るまではいかない。


20代後半の普通のOL果絵とその恋人・友達・家族を描いた作品。
悩みがないのが悩みなんて、幸せそうに見えるけど、
この漠然とした不安みたいなのがすごく共感できた。
なんとなくこのままでいいのかな、って思う瞬間って結構あります。

占いに対する女子の考え方も面白かった。
私は言われると悪いことでも信じてしまうほうなので、悩んでるときのほうが
逆に占いページとかも見ないかも。怖いから。

カツオ好きだなー。得体の知れない男の子。
最後いなくなっちゃったけど、またフラリと戻ってきてそう。

★★★★★



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16:19  |  柴崎友香
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