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2010.12.22 (Wed)

砂漠の悪魔 近藤史恵

大学生の広太は小さな悪意から親友を死なせてしまう。
平凡な大学生活から一転、極寒の北京で日本人留学生の鵜野と出会い、
広大な中国西部を旅することに…。
終着地のウイグル自治区で、広太は生きる意味を見いだせるのか。
内容(「BOOK」データベースより)



読みやすいのと、続きが気になるのとで一気に読みました。
でも、これだけ登場人物の誰にも感情移入できない作品は珍しい。
広太にいたっては、嫌悪感しかなかった。

でも中国の広大な大地を西へ西へと移動していくロードノベルとしては面白い。
そこには違った世界が広がっていて、圧倒されます。


ラストは唐突過ぎてビックリしてたら終わっちゃった。
「悪魔」が想像していたものとは全く違っていて。
でもやっぱり私には自業自得としか思えませんでした。

嫌いではないんだけど、なんかモヤモヤするなー。

★★☆☆☆



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23:16  |  近藤史恵

2010.07.28 (Wed)

薔薇を拒む 近藤史恵

施設で育った内気な少年・博人は、進学への援助を得るため、
同い年の樋野と陸の孤島にある屋敷で働き始めた。
整った容姿の樋野には壮絶な過去が。
博人は令嬢の小夜に恋心を抱くが、陰惨な事件で穏やかだった生活は一変する。
それは悪意が渦巻く屋敷で始まる、悲劇の序章に過ぎなかった―。
内容(「BOOK」データベースより)



山の中の洋館。閉じられた世界。
一人の美少女と、過去を持つ美少年二人。
それだけで雰囲気満点です。

二人が屋敷で働くことになった理由。
殺人事件が起こることによって徐々に明らかになってくる謎。
静かで美しいんだけど、ラストは切ないです。


弱いんですよね、この雰囲気に。
洋館・屋敷ってだけでドキドキしてしまいます。
もちろん、犯人も意外な人物でストーリーも楽しめました。

★★★★★



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21:44  |  近藤史恵

2009.12.15 (Tue)

アンハッピードッグズ 近藤史恵

その日岳が連れて帰ってきたのは、一組の夫妻だった。

岳と真緒はパリで暮らしている。
真緒は3ヶ月前にパリに来たばかりだ。
岳の愛犬「弁慶」の世話をするため?
知り合ってから20年。お互い別の人と付き合ったこともあるけど、
今はこうして2人(+1匹)でいる。腐れ縁の恋人同士。

岳が連れて帰ってきたのは、都築夫妻。
新婚旅行でパリを訪れた夫妻は、空港で荷物を盗られ
ホテルのチェックインも不手際でとれておらず、途方にくれていたところを
岳に助けてもらったらしい。
2人だけの暮らしに突然入ってきた他人。
少しずつ調和が乱れていく。


近藤さんといえばミステリーのイメージが強かったんだけど、
これは大人の恋愛小説。
なんか嫌な予感をしながら読んでいたらやっぱり都築夫妻が・・・で、
睦美さんやってくれたな、って感じだったんだけど、
ラストは意外な展開でそれまでの嫌な気分から一変、いい読後感でした。

最初に人を好きになったときから、わたしは失う予感におびえている。

誰かを好きになることは、その誰かを失う可能性も背負うってこと。
大人です。

そして弁慶がいい活躍!
賢者はベンチで思索するふたつめの月のように
犬が活躍してくれる話ってなんだか嬉しくなります。

★★★★★



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18:00  |  近藤史恵

2009.12.01 (Tue)

ガーデン 近藤史恵

火夜と真波はまったく違うのに似ていた。
そしてある日、火夜は消えてしまった。
消えた後に届いた小さな箱の中には、火夜がよくつけていたのと同じ
マニキュアが塗られた小指が入っていた。

真波は同じマンションに住む探偵の今泉のもとへ駆け込む。
火夜に何か大変なことが起こっている。
彼女を見つけ出してほしい。
妖しげな魅力を持つ謎の少女の謎の失踪に、残されたものたちは翻弄する。


先日読んだねむりねずみの今泉文吾シリーズです。
出版は「ねむりねずみ」のほうが先だけど、こちらのほうが先に書かれたものみたい。

全体的に濃密で妖艶。
花や緑がにおいたつような描写で、息苦しい。
登場人物にそれぞれ秘密があって、最後まで読むスピードを落としません。
ラストはなんだかすごく切なくなったけど、これはこれでアリなのかなーと。

今泉と山本くんの関係の秘密が、すごく意外でビックリでした。

★★★★★



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21:21  |  近藤史恵

2009.11.22 (Sun)

ねむりねずみ 近藤史恵

優さんが言葉を失った。
一つ一つ言葉が消えていく。
舞台だけのために生きている人なのに。

一方その2ヶ月前に劇場で起きた殺人事件。
死んでいたのは小川半四郎の婚約者だった。
大部屋役者の瀬川小菊は、大学時代の友人今泉文吾とその謎を追いかける。
観客が見守る中での殺人事件。
なのに目撃証言がほとんどない。
二人は真相に近づけるのか。


タイムリーな歌舞伎界が舞台のお話。
歌舞伎って一度は観たいと思いながらも、観たことありません。
無知な私でも楽しめるのかな、と若干不安だったのですが、
意外に面白かったです。
シリーズものみたいなので楽しみ。
二つの出来事から一つの真相に近づいていく近藤さんの描き方が好き。

歌舞伎好きの人はもっと興味深く楽しめるんだろうな。
生まれついての歌舞伎役者の悲哀が出ていて良かったです。

★★★★☆



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23:06  |  近藤史恵
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