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2009.12.08 (Tue)

ねずみ石 大崎梢

サトとセイはともに中学1年生。
中学に入ってから友達になった二人はとても仲良しだ。
そのセイがサトが住む神支村のお祭りについて調べたいという。
神支村のお祭りは伝統ある祭りで、子供向けに行われるイベントに
「ねずみ石」を探すというものがある。

「子」と書かれた石を見つけると願いがかなう。
子供たちは毎年それを楽しみに、様々な願いをかけてその石を探す。

でもサトには4年前のお祭りの夜の記憶がない。
そして4年前のお祭りのその日、神社の近くに住むある母娘が殺された。
記憶を失ってしまった夜から朝方にかけて、サトは本当は何かを見たのだろうか。
そのとき事件を担当していた刑事が再び姿をあらわし、
4年前の事件の決着がつこうとしている。


のどかな村で起こった残虐な殺人事件。
子供が抱えるにはちょっとつらすぎる内容だったように思います。
ねずみ石の謂れなんかは良かったと思うんだけど。

修に対してジェラシーをむき出しにするセイの執着っぷりが
度を越えていて理解できず。
大崎さんはやっぱり書店シリーズがいいなぁ。

次回に期待!

★★☆☆☆



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12:42  |  大崎梢

2009.09.02 (Wed)

片耳うさぎ 大崎梢

奈都は小学校6年生。
お父さんの事業が失敗して、お父さんの実家であるこの町にやってきた。
嫌で嫌で仕方がない。
奈都が住んでいるのは、子供たちからお化け屋敷と称されている「蔵波屋敷」。
大きくて古くて、そして怖い。
おまけに奈都家族は居候同然。居心地が悪いったらありゃしない。
お父さんは残務処理で海外に行ってしまったし、お母さんはおばあちゃんのお見舞いで
今度の週末まで帰ってこない。
一人であの屋敷で過ごすなんて・・・。

そこに突然現れた女の子さゆり。クラスの隣の席の祐太がねえちゃんと呼ぶ中学生。
古いものが大好きで、以前から蔵波屋敷を探検したがっていたらしい。
お母さんが戻るまでの数日、奈都と一緒にいてくれるという。
諸手をあげて喜ぶ奈都だったが、さゆりの好奇心に押し切られ、
いつの間にやら屋敷探検をすることに。
蔵波に言い伝えられている「片耳うさぎ」の謎とは?


書店シリーズ以外で初めて読む大崎さんのミステリーです。
お化け屋敷と怖がられている古いお屋敷、屋根裏、片耳がちぎれたうさぎ。
蔵波家に馴染めていないと感じる奈都の心細さがすごく伝わりました。

謎に果敢に挑むさゆりとは対照的な奈都なんだけど、読んでいくうちに
大成長をしていって、むしろさゆりと立場逆転!

過去に人が死んでいたり、おじいちゃんの流血騒ぎだったりと結構物騒なんだけど、
ベースにはしっかりと優しさがあって、どこかのどかさも感じるミステリー。
面白かったです。

★★★★☆



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21:55  |  大崎梢

2009.08.30 (Sun)

平台がおまちかね 大崎梢

井辻智紀は中堅どころの出版社「明林書房」の営業。
学生時代は編集部でバイトをし、大学卒業が危ぶまれていたため就職活動に
専念できず、危ないところを正社員として拾ってもらった。
ライバル出版社の営業真柴に「ひつじくん」なんて呼ばれてしまうまだまだひよっこ。

書店から書店へと走り回る営業マンの業務日誌!

「平台がおまちかね」
売上データを見ていたら、新刊でもないのに異様に売り上げが伸びている1冊があった。
なぜその本が、その書店でだけ売れるのだろう。
早速ワタヌキ書店へと足をのばした智紀が目にしたのは、華々しく飾られたフェア台だった。
嬉しさを店主に伝えるが、なぜか店主は苦い顔。
「君には関係ない。帰ってくれないか。」
え?どうして?

「マドンナの憂鬱な棚」
ハセジマ書店の望月さんは僕たち営業のマドンナだ。
お客さん思いで、本が大好きで、僕たち営業にも気持ちよく接してくれる。
その望月さんがピンチ!
何者かが彼女のことを「つまらない女」と中傷したのだ。
マドンナを守る会が立ち上がる。

「贈呈式で会いましょう」
明林書房が主催する「宝力宝賞」の授賞式。
今年の大賞受賞者に伝言を頼んできたのは、一人の老紳士。
しかし、当の受賞者がいつまでたっても現れない!
無事に授賞式は行われるのか?

「絵本の神さま」
やっと訪ねることが出来たユキムラ書店は先月閉店していた。
絵本が充実してて町の人からも愛されていたその書店がなくなったことを
惜しむ声は多い。智紀も訪れるのを楽しみにしていたのに。
シャッターの前で立ちすくんでいると、声をかけてきたのは蕎麦屋の店主。
最近東京から来たと思われる人が同じように店の前にたたずんでいたらしい。

「ときめきのポップスター」
訪問先の某大型書店で開かれる「ポップ販促コンテスト」。
各社の営業がポップを作り売り上げを競い合う。
ご褒美は次の1ヶ月の平台独占だ!
しかし、不思議な現象が起こった。本の配置が次々に変わるのだ。


大崎梢さんの新シリーズ。
配達あかずきんは書店員が主人公だったけど、今回は出版社の営業。
いろんな書店が出てくるので、成風堂シリーズとはまた違った魅力。
本が1冊できるまでに、いろんな人の、いろんな想いがあるんだなー。
智紀と真柴の掛け合いも面白いし、智紀の成長ぶりも良い。
また楽しみなシリーズが増えました。

1冊1冊、大切に読みたいです。

★★★★★



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21:43  |  大崎梢

2009.08.24 (Mon)

サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ 大崎梢

駅ビルにある書店成風堂にビッグニュース到来!
あの人気ミステリー作家の影平紀真のサイン会を開くというのだ。
通常大型書店でしか開かれない人気作家のサイン会に成風堂の面々は大騒ぎ。
ただし、成風堂で開くには条件があった。

レッドリーフと名乗るファンを特定してほしい。

はじめは熱狂的なファンだと思われていたその人物は、実は巧妙な嫌がらせを
するストーカーだった。
男か女かも、もちろん年齢も何も分からない「レッドリーフ」とは誰なのか。
無事にサイン会を成功させることはできるのか。


成風堂シリーズ第三弾。すっかりハマってしまいましたー。
今回は連作短編。やっぱりこの形のほうが好きだな。
他に
「取り寄せトラップ」
「君と語る永遠」
「バイト金森くんの告白」
「ヤギさんの忘れもの」

やっぱりタイトルにもなっている「サイン会はいかが?」が一番良かった。
本のタイトルを使った巧妙なメッセージがワクワクして楽しかった。
あとは「ヤギさんの忘れもの」はまた一味違ってじんわりと。

今回は本屋さんの仕事の大変さがよく伝わってきました。
このシリーズを読んでから、本屋さんに行った時に見るところが変わったな(笑)
まだまだ続きそうで楽しみです。

★★★★★



21:38  |  大崎梢

2009.08.21 (Fri)

晩夏に捧ぐ 大崎梢

先日読んだ配達あかずきんの成風堂書店シリーズ第二弾です。

杏子のもとに届いた1通の手紙。
差出人は以前成風堂で働いていた同僚、美保だった。
美保が現在働いている故郷の老舗書店「まるう堂」で幽霊事件が勃発。
とうとう美保本人も幽霊と遭遇してしまい、いまやまるう堂存続の危機とまで言われている。
本屋で起こる事件を解決する名探偵として杏子と多絵に早急に来てほしいというのだ。

幽霊事件は27年前に起こった殺人事件が端を発しているらしい。
渋る杏子だが多絵は目を輝かせている。これは行くしかない・・・。
根っからの書店フリークの杏子は、老舗書店の見学もできると士気を奮い立たせ
2人は一路長野へと向かう。

27年前に起こった弟子による作家惨殺事件。
幽霊はその犯人とされていた小松秋郎であるというまことしやかな噂。
もうとっくに時効を迎えた事件が再び動き出す。


今回は長編です。
前作よりはミステリー色が強いかな。
最後の最後まで犯人の予想がつかなくて面白かったです。
意外にサラリと終わっちゃったけど、秋郎の隠された心の闇が深くて気になりました。

それに加えて、まるう堂の描写が細かいのも嬉しい!
本屋好きのポイントをついてますねー。
杏子のマニアックぶりも良かったです。

ただ「出張編」というだけあって豪華だったけど、成風堂で解決される事件のほうが
親しみがあって私は好きです。
短編のほうが好み。

★★★★☆



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17:27  |  大崎梢
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